4年目のカサブランカ

IMG_0215白くて大きいアールの花、と思って植えたカサブランカは、年毎に球根が増えるとともに、一つ一つの球根は小さくなっていきました。
昨年の秋には、小さく割れて数えられないほどでした。全部集めて植えたのですが、発芽したのは2本で、病菌がついて葉が茶色く縮れ始めました。薬を散布しても一本は育たずに枯れてしまいました。
4代目のカサブランカにも、つぼみが6個付きました。そのうちの3つの花が開いています。
4代目で、アールのカサブランカの花は最後になるかもしれません。
この球根から、次の世代が再生してくれるといいのですが。

また、来年

今朝、固くて青かった最後の蕾が、三日ぶりに開きました。
花が開いているのは一週間くらいなのでしょうか、つぎつぎに萎れています。壷に活けるには、このくらいのボリュームがちょうどいいのかもしれません。
花器が足りなくて、心当たりもないのに家中探したら、ひょんなところから壷が出てきました。4トントラックに入りきらない荷物を持ってきた母の物、片付けたのは私だったはずなのに、すっかり忘れていました。
いろいろなことが、風化していくみたいです。
アールのカサブランカ、来年もまた咲きますように。

カサブランカの花盛り

44個の蕾のうち、今28個開いています。
6本のカサブランカを全部切りました。
部屋に入れるのを待っていたかのように、つぎつぎに開花しています。
まるで、アールが「この部屋が好きなんだ。」と微笑んでいるようです。

台風の接近

コンパクトで強い台風が近畿を直撃するという予報が出て、友だちとの外出も中止しました。
3年目のカサブランカは、3個に分かれた球根から、4つの芽が伸びました。一番大きかった球根から出た芽は病菌がついたのか成長が思わしくありません。でも、しっかり蕾を持っています。
初めの年には大きく育って驚いたアールのカサブランカですが、だんだん小さくなってきたように思います。
2年目のカサブランカは、一つの球根から芽が2つ出ました。
6本のカサブランカに台風対策の添え木をしました。

27個目の蕾

アールのカサブランカの最後の蕾が開きました。
蕾がふくらみきって花弁に隙間ができる瞬間、ふっと強く香ります。
台所に立っていても、開花の瞬間が分かります。
アールのカサブランカは、ほんとうに私の夏休みの間に咲いてくれました。
初めに開いた花は、どんどんしぼんでいって、すこし寂しくなってきています。
香りにひたってくつろいだ夏休みでした。

カサブランカの香りでいっぱい

これは、昨秋新しく買い足したカサブランカです。アールのカサブランカよりも一週間早く開花しはじめました。
今朝、最後のつぼみが開いて、8つの花が全部咲きそろいました。
バランスよく花がついていて、豪華です。
アールのカサブランカも切って剣山に挿し水盤に活けてみました。つぎつぎに蕾が開き、部屋に香りがあふれています。

アールのカサブランカ

アールのカサブランカが咲きました。
大きく育った球根から、3つ芽が出て、うまく育つか心配したのですが、大きく伸びました。先週、まだ青かった蕾が、私が帰ってくるのを待っていてくれたかのように、昨日2輪開き、今朝は4つ咲いています。
きっと、わたしが家にいる10日の間に、27個の花を順番に咲かせてくれることでしょう。
留守の間も水遣りを続けてくれて、ありがとう。

カサブランカの芽

去年大きく育ったカサブランカは、秋には根も大きくなっていました。
ヴィオラの鉢の真ん中に植えておいたら、一つの固まりだった根から、大きな芽が三つも出てきました。三つとも去年育ったものと遜色のない大きさです。このまま三本並んで大きなカサブランカが伸びたら、葉が重なり合ったり互いに邪魔しあわないか、ちょっと心配ですが、今さらどうすることもできそうにありません。
「アールのカサブランカ」と思っているので、立派に育ち続けてくれるのはうれしいです。

あけましておめでとうございます。

温暖なこの地も、風が吹き荒れる年明けで夜分には湿った雪がびしょびしょと降り積もっておりました。
風が止んだ朝、スズメの大合唱で目が覚めました。コゲラもきて、オリーブの木をコツコツしていたのに違いないのですが、窓に触れただけで逃げてしまうでしょうから、そっと聞き耳を立てるだけで我慢しました。それにしても、ピィーッピィーッというヒヨドリの鋭い鳴き声は、いかにも食いしん坊に聞こえます。山茶花の蜜は甘いのでしょうか。「メジロさんようこそ。ヒヨドリなんかに負けないで!」と声を掛けたくなります。
白い山茶花の根元は、アールが木陰の冷たい地面を楽しむスポットでした。(ゴミや小虫が尻尾につくのはイヤだったのですが。)白い山茶花は、なんとなく「アールの木」。今年も大きな花をつけてくれています。

秋の散歩

柔らかな日差しに誘われて、散歩に出ました。
アールを車に乗せて連れて行っていた公園まで、歩いていきました。
アールの写真を撮ったときのように、ジョウビタキやシジュウカラが鳴いていました。
公園のベンチでお茶を飲んでおにぎりを食べたのは初めてでした。