セミの豪雨

img_2127蝉時雨、とよく言いますが、時雨といえるような風流な声ではなくて「もうやめて!」といいたくなるほど、シャシャシャシャシュワーッと絶え間なく聞こえています。
今朝は、疲れているので寝ていたかったのに、明るくなるのを待っていたかのように、眠りの中に侵入してきました。きっと、すぐそばの壁に止まっていたのです。
蝉の勢いに巻き込まれてしまいそうです。
もともと周囲に合わせてしまう性質なのですが、このごろはなんだか自分がずれているように感じて疲れます。偏屈になってきたかなぁ。

インパチェンス

img_2148久しぶりの雨です。27℃がこんなに涼しかったかしら・・・と思うほど、暑さが続きましたね。
「1日2~3時間程度日が当たれば、初夏から秋まで花が咲きますから、日当たりのあまりよくない場所に植える素材として重宝されています」と説明のあるインパチェンスは、斑入りの葉がさわやかだたのに長い間に野生化してしまったツルギキョウ(ツルニチニチソウ)を抜いた後に植えました。img_2154梅雨の間も、日が照るときも、元気に育ち続けて壁際を埋め尽くしてくれています。別名をアフリカホウセンカと呼ぶようですが、ホウセンカのように、熟れた果実にそっと触れると、パッとはじけて種が飛び散ります。
八重咲きのインパチェンスフィエスタの花は、ミニバラのようです。

夏のロベリア

img_2158-1連日の暑さに、空き地の草は茶色く枯れてきました。
ロベリアも、日中の暑さに疲れ果てたかのように、夕方には萎れてしまいます。夜の間に、たっぷり水を吸い、朝にはすがすがしく復活してくれます。朝にも十分水をやっているのですが、一日中日が当たる場所でもないのに、日差しが強すぎるのか昼過ぎには乾いてしまいます。img_21402

img_21373同じロベリアですが、「プリンセスブルー」と名づけられているこちらは、葉や花が繁茂していないせいか、一日中さわやかに咲いてくれています。

蚊の襲撃

img_2144目の前をブーンと横切ったので、ピシャリとたたいて「捕れた!」と快感。意気揚々と外に出て、ギラギラと照りつける前に撮った写真です。
「ドレスアップ」と名づけられている、八重咲きのペチュニアです。苗についていた写真が、とても豪華に見えたので求めました。
刈り込む時期が分からなかったのと、しぼんだ花と、これから開く花とを見分けにくいからか、思ったほどの華やかさはないように思います。

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しゃがみこんで写真を撮っていたら、蚊に逆襲されました。長袖長ズボンで、手と顔には、たっぷり虫除けを塗っていました。刺されたのは服の上から、足、腿、腕、肩と、あっという間に十箇所近くです。蚊の子孫繁栄に協力してしまったかと思うと悔しい限りです。それにしても、虫除けの効果は恐いほどです。

「借りぐらしのアリエッティ」

夏休みになったので、小さい同伴者を二人誘って、「借りぐらしのアリエッティ」を見てきました。
緑豊かな背景描写に和み、懐かしいストーリーを心ゆくまで楽しみました。
娘が小学生の頃この本を読んで、家にも「カリクラシ」が住んでいるに違いない、と戯れていました。
整理整頓の整った家ではないので、細かいものをよく見失い、スプーンが減ったな、と思ったら「カリクラシがスコップにしているんじゃない?」という調子でした。無くなったものが、カリクラシにとってどんな道具になるのか考えるのもゲームの一つのようでした。
アニメーション映画を可愛い同伴者と楽しんだだけでなく、懐かしいタイムトリップでした。

セミの抜け殻

img_2125朝から、地から湧き出るようなセミの声に満たされています。息詰まる暑さのBGMというところでしょうか。家で生まれたセミも混じっているのでしょう。
何年も家の地中で過ごして、今朝飛び立ったセミの抜け殻です。割れ目から白い糸状のものが出ているのを見るのは初めてです。
次男は、家から出たら最後、なかなか帰ってこない子でした。夏休みのラジオ体操の後、家族が朝食を済ませてしまった頃やっと帰ってくると、おみやげは土から出てきたばかりのセミの幼虫でした。子どもたちはモズとよんでいて、捕ってきたモズはライラックの木によじ登らせていました。毎日、何匹ものセミがモズの木から飛び立ち、生まれたばかりのやわらかいセミを狙っているカラスに捕まって、はかない命の断末魔の声が聞こえていました。

梅干し

img_2117三日間、よく晴れ暑い日が続きました。
昨夜は、夜干しして「三日三晩の土用干し」を終えました。
優しい色に染まった梅は、ほわっと柔らかで、耳の下がきゅんとするのですが、でもなんとなく甘い香りが広がっています。img_2116
紫蘇に染めただけでなく、干すにつれて赤みが濃くなりました。でも、一緒につけて干しているのに色づき具合は一つ一つ違います。梅の実の熟れかげんの違いなのかもしれませんが、色づきだけでなく硬さもしぼみかげんも、一つ一つの梅それぞれです。
何のおまじないなのか知りませんが、仕上げに晩酌の焼酎をおすそ分けして、たっぷり噴霧して壷に収めました。

花手毬

img_2113梅雨の間も衰えずに咲き続けていました。
クマツヅラ科バーベナ属なのだそうです。バーベナ(ビジョザクラ)には種類が多いようです。タピアンを良く植えていましたし、道端でよく見かけるヤナギハナガサもバーベナの仲間です。
手入れをしているつもりなのに、枯れてしまう花もあります。丈夫だと思っていたナデシコが消えてしまいました。ヨトウムシをちゃんと退治してあげなかったからか、とちょっと後悔しています。img_2111-1
好きな花なのに、家にはなかなか根付かないのが宿根ロベリアです。今年も白い花の鉢が枯れてしまいました。花屋さんは「翌年もよう咲くのに、あんたんとこはなんでやろなぁ。」というのですが、表の花壇に植えるといつの間にか消えてしまっていたので、今年は鉢植えにしたのですが元気なのは5鉢のうちの4鉢です。
表の花壇にロベリアの天敵でも潜んでいるのでしょうか。イベリスやシクラメンは良く育って長持ちしているのに、ロベリアだけでなくスカビオサもすぐ消えてしまいました。

まぁるいキノコ

朝からよく晴れて、光と影のコントラストのまぶしい朝でした。
たっぷり降った雨に流されたのか、用水路の中に生えていたミズガラシは跡形もなく、流れに負けずに立ち上がっているのはガマのような大きな草でした。
トンボを見つけ、土手の上にはススキが光っていて、季節が変わったのを感じました。
img_2109今日ならきっと乾くと、冬のカーペットをざぶざぶ水で洗い、風呂場も気が済むまで掃除しました。
紫蘇に染めた梅も、盆ざるに並べて「土用干し」です。
一息つく前に、室内の鉢にも水をやっていたら、ポトスの鉢に小さくて丸い白いキノコが生えているのを見つけました。

マンデビラ

img_2098梅雨明けを待つように、一番初めの花が開きました。
花屋さんでは、ずっと前から「サンパラソル」の名でした。
『花の事典』には、マンデビラの名で、「淡いピンクの漏斗状の花が房状につき、次第に濃いピンクに変化する’ローズジャイアント’や白花の’サマードレス’の名で出回るボリビエンス種などがあり、旧属名のディプラデニアでも流通します。」と書かれています。いろいろな名前を持っている花のようです。
毎年苗を求めてましたが、寒い季節は室内に置いて管理するように書かれています。秋には、葉が茶色になっていたのですが、冬越えさせられるか試してみたいです。