アメリカン・コッカー・スパイエル

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オスカーを飼い始めたのは、最後まで家にいた子どもが下宿したのがきっかけでした。
室内で犬と一緒に暮らしすのは初めてだったので、思いがけぬイタズラに驚かされることもしばしばありました。でも、在宅でしていた私の仕事の妨げになるようなことは、一切しませんでした。編み物と同じように、前かがみで取り組んでいても、雰囲気の違いを読み取っていたのでしょう。やはり、賢い子だったと思います。
初めて室内で飼う犬がコッカースパニエルだったのは、娘時代に飼っていたクリスチーヌも、アメリカン・コッカー・スパニエルだったからかもしれません。
クリスチ-ヌは、室内で飼いたかったのに、どうしても許してもらえませんでした。戸をすこし開けておくと、鼻面を入れてきました。そのうち、だんだん頭、体、と入ってきて、でも、片足だけは敷居に引っ掛けて「まだ、外にいる」つもりでした。でも、立ち上がってみると部屋の中にいるので、あわてて飛び出していきました。
雷が大嫌いで、雷のときには、細い敷居に上がって、身体をぴったりガラスにつけて「キュ~ン」とないていました。それでも、室内にいれてあげられなくて、訴えるように見ていたクリスチーヌの目を思い出します。

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