ロングベスト?チュニック?

服の呼び名は流行もあるらしく、なかなか難しいです。

久しぶりに自分のために編みました。注文している毛糸が揃うまで、手元に用意しておいた毛糸です。自分で着ているフェアアイルは、初めて見る本の表記に迷ったり、本に表示されているゲージと合わなかったりして、何度も編みなおしたものばかりでした。

この編地は、数年前に入手したMarie Wallinさんの『SHETLAND』に掲載されているカーディガンを参考にしました。手を温めるためのポケットをつけてみました。

シェットランドヤーンのフェアアイルベスト

20年以上前に、ジェミーソンズのシェットランドヤーンで編んだ、私の初めてのフェアアイルです。カラフルな毛糸の組み合わせが楽しくて、また、少ししか使わない毛糸が余るのがもったいなくて、同じものを3枚編んで友だちに配りました。

カラフルな毛糸を編むフェアアイルニットの楽しさにはまり、毛糸屋さんに並ぶ毛糸すべての色を買って、編んでいたこともあります。手近に求められる日本の毛糸は、とてもきれいなのですが、何度か洗ううちに少しずつ縮んでしまいました。

でも、このイギリスから取り寄せた毛糸で編んだベストは、20年以上、毎シーズン洗っても変わらず着続けています。

希望の色が揃うまで時間がかかっても、円安の影響を受けても、やっぱり本場のシェットランドヤーンで編み続けようと思います。ささやかな編み物を通して世界情勢や日本経済とのつながりを感じられるのも、ちょっと嬉しかったりしています。

薄紫のチュニック

丸ヨークのチュニックを編んでみました。

丸ヨークにすると、袖付けのために輪編みにスティークスを入れて切り開きません。ただ、胸回りから肩回りにするために目数を変えるのですが、ちょうどいいサイズに編み上げるためには、ちゃんと計算しなくてはなりません。

古い写真を見て模様を数えたり、連立一次方程式を立ててみたりしました。納得できる形になったので、毛糸を補充して丸ヨークのセーターも編んでみようと思います。

 

薄紫のベスト

この薄紫色の編地が気に入っているので、フェアアイルニットの定番、Vネックのベストを編みました。

編み手の都合なのですが、8目と10目の模様があると、全体を40目の倍数にして、増減なく模様を続けたくなります。心持ち幅の広めのベストになりました。

薄紫のショートベスト

ショートベストを着こなしてくださる方は多くないのですが、いろいろな着方でおしゃれのアクセントになると思い、もう一枚編みました。

色や模様を工夫しながらサンプル編みを繰り返しすのですが、一着編み上げてみると、一工夫くわえたくなることもあります。今回は縁編みを少し変えてみました。全体の雰囲気がよくなったと思います。

薄紫色のチュニック

紫色のフェアアイルを編みたいと思っていた時、私のフェアアイルを愛用してくれている古い友人が気に入ってくれたのは、薄紫色のチュニックだった、と教えてくれました。

もう忘れてしまっていた作品を見直して、配色を少し変えて、また編んでみました。

これは、ちょっと袖が欲しい、という友人のために編みました。

いいな、と思うので、ベストやセーターにもしてみたいと思っています。

 

紫色のショートベスト

紫いろの3枚目は、ショートベストにしてみました。

涼しい風が吹き始めるころ、ちょっとオシャレなアクセントになりそうです。

次は、薄紫色で編むことになって、以前に編んだ物を見直したりしました。色合いを少し変えて、編んでみようと思い、注文した毛糸が、届くのを待っているところです。

紫のセーター

蒸し暑い毎日ですが、相変わらず編み針を持っています。

毛糸の物を身に着ける気にはならないのですが、ベストと同じ編地でセーターを編みました。

形が変わると雰囲気も変わるような気がします。ショートベストも編んでみたくなりました。

紫いろのベスト

紫色のフェアアイルを編みたいと思いました。

模様や毛糸の色をいろいろ試してみました。紫色を使いこなすのは、なかなか難しくて模様や色の取り合わせを変えて、試してみました。

3着分くらい編むための毛糸の量を計算して、注文してから毛糸が揃うまでに一月以上、ロンドンのお店から航空宅急便で発送されてから手元に届くまで4週間かかりました。毛糸を入手するのが、これ以上難しくならないように祈っています。

白と水色のショートベスト

3枚目のショートベストを編みました。

そろそろフェアアイルの季節は過ぎますが、先のベストと一緒にiichiに出品したいと思っています。涼しげな色合いですので、夏の間も暑苦しくなさそうに思います。