ヤマモモ

20100704064620昨日の雨に打たれたのか、ヤマモモの実がいっぱい落ちていました。
まだ、足取りもおぼつかないコスズメのご馳走になりそうです。
20100701065058ヤマモモは常緑樹で、「千葉県南部、福井県より南の地域の山に生え、庭や公園などにも植えられます。高さは25mほどになります。葉は細長いへらのような形です。雄株と雌株があり、花は春咲きますが目立ちません。夏にイボイボのある果実ができ、食べられます。」と説明されています。
20100704064806ヤマモモのそばの切り株にキノコが生えていました。
10日ほど前、初めて見つけたときは子どもの指ほどの大きさでしたが、今は育って7~8cmの傘になっています。マンネンタケという名だそうです。漢方で珍重される霊芝のことらしいと友だちが教えてくれました。
日なたに出てきて、すぐ消えてしまうキノコもあれば、並んで輪になって生えるキノコや、灰色の粉をふくキノコもみつけました。
雨上がりには、のこのこ出ているキノコを見つけるのも面白いです。

キンギョソウ

img_2041今年二度目の花です。
初めの花のほうが、一本の茎につく花の数が多かったのですが、刈り込むと茎が枝分かれして、一株とは思えないほど花がつきました。
切るとすぐ枯れてしまうので、雨の中に置いたままです。
img_2037ミス・マープルは、「きんぎょ草はレモン色のものがいい」と言っていました。たしかに、黄色い花は多いけれどキンギョソウのようなレモン色の花は他にはないかもしれません。
来年は、「レモン色のきんぎょ草」も咲かせたいと思います。

ネジバナ

20100701065750今朝の散歩で見つけました。
毎年見るのですが、いつ頃咲くか思い出せぬまま、花の時期を待っていました。
野草の本には、「花が、茎にねじれながら並んで付くので、この名があります。草原や芝生の中などに生え、高さは10~30cmになります。花は、小さいながら、よく見るとカトレアの花に似ていて、ランの仲間と納得できます。」と説明されています。(別名、モジズリ)
20100701070159携帯のカメラでは接写のピントを合わせきれなくて、花の形までは写せませんでした。花がねじれてつくことで、茎のバランスをとることができるようです。
一本だけ、白いネジバナをみつけました。本には、白い花もあるとは書かれていないのですが、たしかにネジバナです。他はみな同じようにピンクのなかが白いのに、この一本だけ、外側も白でした。
ネジバナは、一目でこの花とわかる名です。名前を聞いたことがあれば、「きっとこの花に違いない」と思うほどの名です。
201006250655512名まえって、面白いし、名前に振り回されてしまったりもします。
この前「カルトン」と教えてもらった花は、アーティチョーク(チョウセンアザミ)でした。カールトンとも呼ばれるようですが、手元の本にはその名はありませんでした。名まえに頼らずに、写真を見くらべて探せば分かったはずです。アーティチョークと分かっていたら、蕾を試食したのに、と残念です。