アールの花見

桜が咲いてから 涼しい日が続いたので、今年の花は長持ちしましたね。人出も一段落した頃かと 日が落ちるのを待って公園に行きました。少し風が出て 桜吹雪。花を背景にワンショット撮らせてくれたら、「もう帰ろう」と アールはUターン。歩く時間より 車に乗っている時間の方が長いのではないかと思うような散歩です。池の傍に座って 春の夕べの風に当たって リフレッシュしました。

春の街

中学時代からの友だちと会って ゆめちゃんとアールの話をするつもりの日だったのですが、ゆめちゃんのお母さんは体調を崩してしまったので、一人で街を歩いてきました。

手芸店では キャスケット帽子のブリムの芯を手に入れました。 毛糸売り場では、ほしかった糸がちゃんと手に入りました。生地の売り場でみつけたジュートクロスは、ショップの写真の背景にしてみたい趣です。やっぱりほしかったな。

うららシリーズの春のマフラーをショップに展示するときにあわせる 白いTシャツを探して歩きました。ちょっといいな、と思うと「エーッ」と言いたいような値段ですね。

パルちゃん

初めてパルちゃんを見かけたときには、アースカラーのダウンジャケットを ステキに着こなしていました。ときどき公園で会うパルちゃん、寒い日には つなぎのセーターを温かそうに着せてもらっていました。

暖かくなっても服を着るというパルちゃんに、春のセーターを作らせてもらいました。純綿の糸を使って 「シルクのあこがれ」と同じデザインで編みました。 予想通り、渋い色が茶色のパルちゃんに よく似合いました。足が長くてほっそり見えるパルちゃんですが、肩と胸はしっかりしていることも分かりました。

昨日、日曜日に パルちゃんとお花見に行って、MOKOのセーターを着たパルちゃんが 可愛いと評判になったという うれしいメールをいただきました。ありがとう!!

パルちゃんの着心地も参考にして、えりもとに花のモチーフをあしらった 純綿のセーターをMサイズをメインにして作ろうと思っています。作りたいセーターがたくさんあって、頭の中はいっぱいです。一枚一枚編み上げて ショップに出しますので、どうぞよろしく。

犬服のモデル

犬服を作り始めたのは、友だちのチワワさん用に ちょうどいいセーターを編むことからでした。何枚か編んでみて試着してもらったのですが、着せてみながら作るわけには行かないので、チワワサイズのマネキン君を見つけたときには 大喜びしました。

でも、マネキン君の体型は 友だちのチワワさんとは違っていました。つくづく眺めると、マネキン君の首は前にずれていて 胸が小さいようです。

アールのセーターも前足から首までの長さが充分あるほうが 着崩れしませんでした。柴犬、プードル、体型はずいぶん違うのですが、胸から肩の辺りが窮屈だと 着にくそうに見えます。

最近は、マネキン君の体型から調整して編んでいます。でも 編みあがったセーターを写真に撮るには マネキン君に着せるので、マネキン君の体には合っていないセーターの写真になってしまいます。セーターの写真モデルを考え直す必要がありそうです。

アールの仲好し

春休みなので つねくんが遊びに来ていました。歩行器で突進してくる つねくんに 前足を轢かれる痛さに耐えていたのは アールが一歳の頃でした。アールにとって つねくんは、今も 守らなくてはならない たいせつな子どもに違いありません。つねくんも アールが好きで、朝は まずアールに挨拶することから始まりました。二人は 仲のよい幼なじみ というところです。

ブルー「うらら」の帽子

夕方の散歩のとき、空が黄色くかすんでいました。黄砂で、のども鼻も むずむずしました。

アールも 汚れた涙を流し 毛も なんだか黒っぽくなってしまいました。 帽子の写真モデルには 真っ白アールでなくては。シャンプーしたいのですが、温かい春の雨で 皮膚の調子がちょっと悪く 洗えません。

アールの帽子と同じ モチーフつなぎのシリーズ「うらら」のショップ公開は もう少し遅れそうです。

帽子の値段

アールの帽子を作るときには、手間や経費は考えずに ただ「きれいな帽子にしたい」とだけ 考えていました。

配色を変えて 同じデザインの帽子を作って ショップに出すには、値段をつけなくてはなりません。糸の色を変えるたびに 糸端の始末をしながら モチーフを仕上げるのは、かなり手間のかかる作業です。帽子作りにかかる時間を計算すると、ブランド物の高級帽子の値段にしても「私の手間賃って そんなもの?」と言いたくなります。