ホトケノザ

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「れんげ畑かしら」と思ったのですが、よく見るとホトケノザでした。全体の色も、レンゲよりすこし暗い感じです。
今日も、いろいろな鳥たちを見ましたが、「婚活成立」の印象です。
ジョウビタキのカップルは、生垣の間を追いつ追われつ睦ましげでした。
カワラヒワのペアも、畑の畝から畝へと仲良く飛び移りながら、啼き交わしていました。
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道端の水仙

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運動公園に行くときは、ちょっと遠回りでもこの細い道を歩きます。
雨が降る前だったからか、スイセンが強く香っていました。
敷地内でもない道端に並んで咲いているスイセンに、地についた、つつましい豊かさを感じます。辺りの景色全体が和むようです。
帰途には思わず二束、花を買ってしまいました。
一週間前の花もまだ元気なので、スイセン、フリージャー、キンギョソウと家の中は花いっぱいになりました。

白いムスカリ

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青いムスカリとは、長いお付き合いです。
鈴なりの青い花が可愛いく、葉はよく茂り、小さい球根からも育って花が咲き、元気に増え続けてくれます。
「白いムスカリも可愛いよ。」と勧められ、青一色のままでもいいのだけれど、と思いながら少し植えてみました。
青いムスカリの葉が長く伸びているのに、並べて植えたはずの白いムスカリは芽も出ていないかのようでした。
ハコベやナズナが急に伸びてきたので雑草を抜いていたら、白い花が見えました。青いムスカリとは葉の形がまるで違うので、もう少しで抜いてしまうところでした。

木瓜

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木瓜の花が咲き始めました。
母は寛容とは言いがたい人でした。
「頭がいい」というのが価値の高い賛辞で、「ボケている」と言うときには、蔑むひびきがありました。
ボケることを嫌い、俳句も文章教室もコーラスもパッチワークも、「ボケ防止」と励んでいました。
それなのに、認知症が進行していきました。
受け入れがたく、苦しかったのでしょう、対応する側も困らされました。
それ以来、この花も「ボケ」とよびにくくて、きれいに咲いても歓迎の度合いも低調です。
木瓜は、中国原産で、漢名「もっか」から転じた呼び名だそうです。
木瓜のことは、モッカと呼ぶことにしようかな。

草いじり

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葉牡丹のとうが立ってきたので、寄せ植えにしていた鉢から取り、ミニシクラメンや春蘭もそれぞれ植え替えました。
ロベリアにはまだ早いだろうけれど、花屋さんに行ってみました。お客さんは少なかったので、消えたユリのこと、植えそびれたデルフォニュームのことなど、のんびりおしゃべりをしてきました。
これから咲いて、切花にもできるというキンギョソウの苗とプリムラの苗を勧められました。葉の色もすこし褐色がかっているこのプリムラは、見慣れている桜草とはすこし違って、花の時期が長く宿根で、こぼれ種から増えるというのです。

くぎ煮

2月末から3月初めが、いかなごの時季です。
昼過ぎには、いかなごを炊く特有の匂いがただよってきます。
スーパーでは、入荷時刻が表示されて、1kgずつパックされて店頭に並べられるのを行列を作って待ちます。30分もない待ち時間ですが、見ず知らずのもの同士の情報交換の場で、人により炊き方は面白いほどさまざまです。
レジでは、いかなごを入れた籠に前後はさまれた人が、友だちらしいレジの人に、いかなごを炊かない言い訳をしていました。
運良く、前日より300円安くなった日に買うことができました。日を追って、いかなごは大きくなり、値段も下がるのですが、今年は急なこの寒さのせいか、また、400円も値上がりしていました。
去年は、不漁で価格が2倍になったので、くぎ煮は作りませんでした。暖冬の影響だったようです。
限られたこの時期だけに獲れるイカナゴ、気候(海水温?)にとても敏感に左右されるようです。旬だからこそ、手ごろに美味しくいただけるのだと痛感します。
いつまでも、この季節の風物詩を味わい続けたいと願います。

モモちゃん

モモちゃんに初めて会ったのは、15年位前です。
まだ子犬だったオスカーは、原っぱでモモちゃんと走り回ってオナモミだらけになりました。興奮していつまでも走り続けているオスカーを誘導して連れ戻してくれたのがモモちゃんでした。以来、モモちゃんとオスカーは仲良しで、散歩で家の前を通ると、いつもフェンス越しに親しく挨拶していました。
オスカーが亡くなり、私が連れていたのがアールだったのが心外だったのか、大きすぎる奴は気に入らなかったのか、アールには素気ないモモちゃんでした。
3匹の仲間と一緒に飼われていたモモちゃんですが、今は一匹だけになり、緑内障で目も見えません。鳴き声も細く、キャンと頼りなげです。
「モモちゃん、いい子ね。」「元気にがんばってね。」
いっぱいエールを送ってきました。
犬に話しかける、変なおばさんでした。

ヴィオラ

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なんとなく、薄紫色の花を集めてしまいます。
鉢いっぱいに、この色の花が咲いてくれるだけで十分なのですが、耳にはさんだ寄せ植えにしてみようと、アネモネの球根と一緒に植えてみました。
ちょっと欲張りすぎたようで、今さかりのはずのヴィオラは、アネモネの葉で押されて窮屈そうです。枯れた花柄を掃除しながら、根元に空気を入れてあげたかったのですが、手がかじかんで折ってしまいました。

クリスマスローズ

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長い間、葉の下に隠れていたつぼみが、いつの間にか伸びていました。
「やっと咲いたのね」
派手な名前とは対照的なもの静かな花です。
こぼれ種から育てても、いろいろな花が咲くと聞いたので、楽しみに4株育てています。
3月になってから咲いているのに、なぜ「クリスマス」ローズなのかしら。
「まぁいいか」
このごろ、なんだか「まぁいいか」が増えています。

チューリップ

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楽しみにしていたチューリップが、もう咲きました。
でも、こんな姿です。
昨日の朝は一個だったピンク色が今朝は二個になっていて、葉の影には大きなつぼみがいくつもあります。
たしかに、早咲きで背丈の低い種類を選んだのですが、こんな形に咲くとは思っていませんでした。
茎がまるでないのは、やっぱり、ちょっと変ですよね。
もう一つのプランターのチューリップには、春らしく可愛く咲いてほしいものです。