流行のファー帽子

毛並みに沿ってするりと滑る ファー・ヤーン。 上等な毛皮は 細いビンの口をするっと落ちるそうですね、ベルベットのファー・ヤーンもするする滑ります。 ベルベットの毛足の長い糸で編んだ帽子は、アフロヘアーのようなボリュームになりました。

私が もうちょっと若くて、もっと背が高かったら、颯爽と被って歩きたいこの帽子、*MOKO*ショップ、シリーズ「エトセトラ」で販売しています。

カウチンセーター考

最近のテレビに カウチン風セーターがよく出ますね。 月9のドラマで香取慎吾の「お花屋さん」も着ていました。

ホームページの表紙にカウチンセーターのペアルックの写真を使っている*MOKO*としては、カウチンセーターの流行は大歓迎です。 でも、いまどきのカウチン風セーターは、*MOKO*が作る トラディショナル・カウチンとはちょっと趣が違うような・・・・・・

昔ながらのカナディアンカウチンの大胆な図柄に比べると、最近のカウチン風セーターは、細い糸で編まれ模様も細かくなっています。暖房の行き届いた現代生活の中で、モノトーンのカナディアンカウチンのパターンをデザインに生かしたのが いまどきのカウチン風セーターなのでしょうね。

流行に合わせたほうがいいのでしょうか。

厳しい自然の中で生まれた 生活の知恵と祈りに培われてきたものを 簡単には切り捨てられないような気がします。 よりの甘い太い糸できつく編んだ 重いけれど冷たい風からしっかり守ってくれるカウチンセーターは、今でもオシャレなコートになると思うのです。

「ケープ・デ・オシャレ」

今シ−ズンの私ファッション、ショートケープとジャンパースカートのペアはとても気に入っています。 自分用には茶系で編んだのですが、紺と白で作ってみたかったのです。 予想通りの ケープの出来ばえに満足しています。でも、ジャンパースカートは 毛糸もたくさん必要ですし 編むのに時間もかかるので、サイズに迷ったまま まだ編めません。

茶家 さん

夙川の川べりで ゆっくりお茶を飲んで ほっこりできるお家に出会いました。

焼きたてのたいやきをふうふうと食べる楽しさは、こころをほぐし言葉が解けて素朴なおしゃべりが続きます。 手間を惜しまず、美味しくお茶をいただくことが大切にされているお家でした。

大きな松を背景に川面を被う桜がきれいな夙川ですが、茶家さんは苦楽園口に近く、明るく整備された川岸では、水の中の石を渡って遊んだり 犬との散歩を楽しんでいました。 犬連れの人は 縁側でお茶をいただける心遣いがうれしいです。

茶家さんに、*MOKO*のカウチンセーターのサンプルを置いていただきました。  お茶を飲みながら お手にとってみてください。

*MOKO*ショップ、リニューアルしました。

懸案だった *MOKO*ショップのリニューアルが完了しました。 「ログイン」とか「ユーザー登録」とかなじみにくい言葉は なるべく使わないで、街で買い物する感覚に近づけてほしかったのです。

新しく 編み込み模様のショートケープ、「ケープ デ オシャレ」シリーズの販売を始めました。 カウチンセーターのサイズも充実させました。 どうぞよろしく。

白い毛皮でお散歩

アールは 午後の暖かい時間に 一番活動しやすいようです。 柔らかい冬の日差しの中、セーターを脱いで散歩することが多くなりました。 伸びたばかりの毛は 子犬のようにやわらかく、 白くて大きいアールは犬種不明の不思議な犬に見えるかもしれません。

カウチンセーターは 散歩中によく目立ちました。 児童館の前を通るとき 子どもたちにセーターの説明をしたら、次に通ったとき 憶えていた女の子が、「このセーター 小母さんが編んだんだよ」と友達に話してくれました。  ゆっくり足を進めるアールに 「愛されているのね」と 不意に声をかけられ、 面映い思いをしたこともあります。

今年の私ファッション

丸ヨークのセーターには、いかにも手編みらしい優しさがありまです。 小さい女の子のように 可愛くなれそうな優しさです。  編むのは好きなのですが、今さら着にくく思っていました。

そんな丸ヨークを 今流行のショートケープに取り入れて、 短いジャンパースカートと合わせました。  肩がとても温かいです。 レギンスに重ねるので 腰周りもぬくぬく。 立ち仕事にも手仕事にも 動きやすく実用的でした。

今、犬にも おそろいのファッションで編んでいます。

ワンちゃんには 可愛い赤、飼い主さんには スマートな紺色、そんなペアルックでお散歩してくださったらいいな、と思っています。 ぼつぼつと編んでいきますね。

アールのカウチンセーター

朝夕の散歩には、カウチンセーターを着せています。 アールのカウチンセーターの重さは約1.2㎏あり、ずっしりと頼りがいがあります。

アールに 毎日セーターを着せるようになって、犬に毛糸編みのセーターを着せる経験を重ねました。 伸び始めたばかりの 短いアールのくせ毛でも、柔らかいセーターは、体の動きにつれて 毛並みに沿って少しずつずれます。  直毛のワンちゃんは、山スキーのシールのように セーターがすべるのかもしれません。 セーターの下に一枚 Tシャツを着せると、着崩れしなくなります。

でも カウチンセーターは、アールにじかに着せても 毛並みに流されることはありません。

流行のレギンス

かつては ふわふわの毛で 品よく覆われていたアールの後姿も、今はむき出しになっています。 セーターの着丈が短いと 寒々しく哀れです。

ズボン、パンツというよりも、レギンスと呼んだほうが今っぽいのですよね。 水色のセーターに合わせてレギンスを作りました。

水色の毛糸が足りなくなったのですが、同じ毛糸(ダイヤエポカの水色)がお店になく 注文もできないというので、途中で色を変えました。 ダイヤエポカの色合いが好きだったのですが、毛糸やさんの店頭の色ぞろえも少なくなってしまっています。

セーターでお散歩

冷やりとした朝、カウチン・セーターを着せて散歩してきました。

去年 このセーターを編んだときには、 毛がフサフサして 寒いのが好きなアールには 厚手のセーターは不要だろうと思っていました。 写真を撮るためにセーターを着せるのにも、「暑くて気の毒・・・・・・」と思ったものでした。

すっかり毛が抜けて 寒そうに震えるアール、カウチン・セーター 堂々の出番でした。