お泊り会

みいちゃんとしょうまくんが 順番に一人ずつ「お泊り」することになりました。

みいちゃんは、今までに何度か 一人でお泊りしているので慣れたものです。 ときどき間違えて「ママ」 と呼びかけても、深刻なホームシックではないんです。
みいちゃんの「お泊り」のとき、ママと帰るしょうまくんと「明日は しょうまね。」とゆびきりしました。 初めてのお泊りが 待ちきれなかったのです。 しょうまくんのお泊りの日には、一人にならなくては「お泊り」が始まらないから、ママとみいちゃんには早くお家に帰ってとお願いしました。

パパが仕事帰りに ちょっと覗きにきたのは、みいちゃんのときの一緒です。(パパらしい!パパ、ちょっと見直しました。)

さんざん遊んで あくびも出るのに、眠れないしょうまくん。 しょうまくんがいないと眠れないといっていたママのことが心配だったのね。 電話で「ママも眠れる?」と聞いたら、安心して朝までぐっすり眠りました。

アールは、みいちゃんがお泊りしたときには、みいちゃんが寝ている部屋を覗いて 確かめていたのに、 しょうまくんのことは「しらぬふり」。 ライバルのしょうまくんの不安に みんなが優しくするのには 「しらんふり」するしかなかったのかも。

今日は ここまで。

このところ 車に乗せて公園に行っても、何のためにわざわざ来たのかしら・・・・・・と思うほど歩かなかったアールですが、今朝は用水路橋をひとつ渡ってバーベキューサイトまで歩きました。

甲状腺機能の検査で、「少ない」と言われたホルモンの薬を飲みはじめました。すっかり少なくなっている被毛も これですこし増え、活気を取り戻してくれるといいのですが。

病状の分析

元気のないアールは、被毛も薄くなってきています。 内分泌系をチェックする血液検査を受けました。 お盆をはさんで、ようやく検査結果が出ました。 甲状腺に問題があるようです。 さらに詳しく調べるには、アールを半日病院に預けなくてはならないそうです。

先日は、モニターに映し出されたニキビダニを見て、「退治したい」と熱くなりました。 「ステロイド剤は使わないように」と注意されたので、かゆみ止めの含まれている皮膚薬は使うのをやめました。 そのため、数日のうちに全身に湿疹が広がり、餌も食べず水も飲まなくなってしまいました。ニキビダニが いくら憎らしくても、 アレルギー対策の薬を止めるわけにはいかないようです。

アレルギーもニキビダニも持っているアール、症状を分析してつきとめたからといって的確に対処できるとは限らないのですから、甲状腺も これ以上調べるのはやめようと思います。 お腹を擦れば気持ちよさそうにするのですから、今の状態に合わせた薬を飲ませながら、撫ぜて擦って、仲良く付き合っていこうと思います。

誕生日プレゼント

みいちゃんへのバースデープレゼント、迷った末 本を贈ることにしました。 久しぶりの本屋さん、売り場が変わって児童書の棚が狭くなったかしら。 でも、やっぱり いろいろありました。

私が初めて読んだ 文字が詰まった長い本、『黒馬物語』。 ずっと乗馬に憧れていたのは、ブラック・ビューティー、貴方のせいだったのかもしれません。 ハードカバーのきれいな本になっていました。 みいちゃんには読みにくいかもしれないけれど、私のノスタルジィーで選びました。

もう一冊は『長靴下のピッピ』。 ママが「ケラケラ笑いながら読んでいる」というので、「ピッピはどんな風に寝るの?」と聞いてみました。 もしかしたら、昨夜は パパも枕に足を置いて寝たかもしれません。(ウフッ)

しょうま君には、恒くんが返してくれた『エルマーのぼうけん』のカバーを繕って、包んでシ−ルを付けて「つづきが あと2冊あるからね」と渡しました。

翌日やってきた しょうまくん、本の続きが読みたいと言ってくれました。 「ぼくの お誕生日じゃないのに くれた本」のつづき、と丁寧にゆっくりしゃべる しょうまくん、 おっとりと和やかで 傍にいるだけで癒されます。 なんだか アールとよく似ています。

元気がない!?

肝臓の検査値が思わしくなく、痩せてきたので肝臓の癌ではないかと思って受けたCT検査では、肝臓もその他の内臓も「きれい」といわれました。 ついでに切除した腫瘍も悪いものではなく、ホルモンに関係するものなので、去勢したことで原因から除去できました。

疑わしいところはクリアされたものの、「元気がなく、体重が減った」のはなぜなのかは分からないままです。 一年半前に 肝臓が悪かったことから現在の状態まで、体重の増減や皮膚病の状態を整理してみました。 肝臓のトラブルは去年の春には一応収束して、秋から 別の状況が進行していたのかもしれません。 皮膚病の薬の効き方も すこし変化していました。

治りにくい鼻のまわりの皮膚病を調べたら、なんと毛根にダニがいたのです。 モニターに映し出された元気にうごめくダニの憎らしいこと!!

ノミとダニの予防は欠かさなかったのですが、予防薬が効かない 厄介なダニなのだそうです。体調不良につけこんで 活躍し始めるダニだそうです。 元気のないアールを食い物にしているダニなんて 許せません!!

「元気のないアールに、そっと静かに付き合っていこう」 と思っていたのですが、アールに元気がないのをいいことに ダニが活躍しているなんて言語道断。 アールに元気がない原因を調べて、ダニを封じ込める元気を取り戻さずにはいられなくなりました。

夏休み

恒くんがママと来て、夏休みは本番です。みいちゃんとしょうまくんも恒くんと遊ぶためにやってきました。ママのお友達も「ワンワンが大好き」な子供たち3人と遊びに来て、いつもは静かな家の中が大賑わいです。

手術の傷跡がまだ治りきっていないアールは、少し離れて 子供たちの明るい声に和んでゆったりと休んでいました。

元気な恒くんの活気に満たされ、つい動きすぎて疲れてしまっているのを知ってか、アールは皮膚病の薬を塗ってもらうのも省略して 夜は早々にケージで寝ていました。

ちょっと元気がないアールに優しくしてくれたことのお礼を言ったら、恒くんは別れがたそうに涙ぐんで帰っていきました。