子猫のときからつけていた赤い首輪がジジらしく似合っていたのですが、留め金が外れやすくなったので、新しくしました。
新しい首輪の鈴は軽やかによく鳴ります。
「ジジ、新しい首輪いいね。」
「よくなる鈴だね~」
ほめられると、鈴の鳴らし方も上手になったみたい。
家猫ジジは人の日常生活にとけ込んで暮らしています。
朝の洗面が終わるのを待つのは、お風呂のふたの上が一番。残り湯のぬくもりが気持ちいいのです。
人間のトイレの前の立派な猫専用トイレ、留守番用ケイジの中と寝室の中にも新しくトイレを用意してもらいました。
寝室のドアが開いていたら、こそっと新しいトイレを使ってくるのですが、ドアが閉まっていると、専用トイレの前で「ニャー、ニャーォゥ」とまず鳴いて、人の注意を喚起します。「いいから、ちゃんとしておいで」と声をかけると、家の中を一回りして、もう一度「ニャーァ、ニャーォ」。立派なトイレまで見に行っても、ジジはもう一度家の中を一回り。さんざんアピールしてから、用を足すのです。
買ってきたトイレ用マットがレジ袋に入ったままおいてあったら、また「ニャーォ」。今度は、「袋を空にしてくれないと、ボク入れない」ですって。
すこし大きめのレジ袋は、ちょうどいい大きさのようです。
山茶花が咲いてメジロたちが訪れ始める前から、垣根で「ジョッジョッ」とよく聞こえる声がしていました。よく見ると、メジロより色が濃くてすこし大きい小鳥、ウグイスかな、ウグイスの地鳴き?
毎朝のように聞こえる「ジョッジョッ」、ジョウビタキかモズかもしれない。庭にウグイスが棲みついているなんてことあるかしら?見極められないジョジョくんでした。
数週間前、たどたどしいウグイスの初鳴きで目が覚めました。ジョジョくんは、やっぱりウグイスでした。
ホーホケキョとは程遠く、なかなか上達しないジョジョくんでしたが、今朝急に、みごとにさえずり続けています。
そっとのぞくと、いつも垣根の陰を縫って飛びうつるジョジョくんが垣根の天辺にいます。そして枝を動かすもう一羽の姿。まもなく2羽そろって道を横切り、家と家の間を縫って飛んでいきました。