白くて大きいアールの花、と思って植えたカサブランカは、年毎に球根が増えるとともに、一つ一つの球根は小さくなっていきました。
昨年の秋には、小さく割れて数えられないほどでした。全部集めて植えたのですが、発芽したのは2本で、病菌がついて葉が茶色く縮れ始めました。薬を散布しても一本は育たずに枯れてしまいました。
4代目のカサブランカにも、つぼみが6個付きました。そのうちの3つの花が開いています。
4代目で、アールのカサブランカの花は最後になるかもしれません。
この球根から、次の世代が再生してくれるといいのですが。
また、来年
カサブランカの花盛り
台風の接近
27個目の蕾
カサブランカの香りでいっぱい
アールのカサブランカ
カサブランカの芽
あけましておめでとうございます。
温暖なこの地も、風が吹き荒れる年明けで夜分には湿った雪がびしょびしょと降り積もっておりました。
風が止んだ朝、スズメの大合唱で目が覚めました。コゲラもきて、オリーブの木をコツコツしていたのに違いないのですが、窓に触れただけで逃げてしまうでしょうから、そっと聞き耳を立てるだけで我慢しました。それにしても、ピィーッピィーッというヒヨドリの鋭い鳴き声は、いかにも食いしん坊に聞こえます。山茶花の蜜は甘いのでしょうか。「メジロさんようこそ。ヒヨドリなんかに負けないで!」と声を掛けたくなります。
白い山茶花の根元は、アールが木陰の冷たい地面を楽しむスポットでした。(ゴミや小虫が尻尾につくのはイヤだったのですが。)白い山茶花は、なんとなく「アールの木」。今年も大きな花をつけてくれています。