実りの季節

「暑さ寒さも彼岸まで」とは言っても今年は信じられない、と思っていたのですが、雨上がりの空気も冷たく感じられ散歩の足を伸ばしてみました。
カタツムリは、ナメクジの親戚と思うと「でんでんむし虫カタツムリ・・・」と歌う気分にはなれないのですが、葉陰の白い渦巻きがきれいでした。

かなり大きくなっているオレンジパンプキン、子どもたちが小さかった頃、ジャック・オー・ランタンを作った残りをパンプキンパイにしたのを思い出します。

ノブドウの実は、このままアクセサリーにしたいような素敵な色合いです。

英語でインクベリーとも呼ばれるというヨウシュヤマゴボウ(アメリカヤマゴボウ)は全体に毒があるそうですが、鳥たちは食べているようです。この実を食べたムクドリの群が家の前の電線に止まると、空から青インクが降ることになってしまいます。

フェアアイルニットのケープのセット

毛糸は、まだ暑苦しいと感じてしまいますが、フェアアイルニットのケープと、レッグウォーマー、アームウォーマーのセットを編みました。
夏の間、すこし休んでいたので、久しぶりに毛糸を手にとるとほっとします。編み物の中でも、フェアアイルの編み込みが一番楽しくて好きです。
『風工房のフェアアイルニット』に載っているカーディガンの図柄を参考にしたケープです。
肩のラインに合わるために、トゥリーの図案を使いました。前立ての部分で模様が崩れないように、目数や模様の配置を工夫しました。
模様が大きいので、レッグウォーマーやアームウォーマーのサイズに合わせた模様の数や配置に苦心しました。
フェアアイルニットに慣れてきて、模様の単位に合わせて目数を調整できるようになってきましたが、模様や配色のデザインまで工夫して楽しむのは、まだ遠い先のことのように思います。

シギもカワセミも・・・

今朝は、東の空に雲がかかって日差しが和らいでいたのでので、久しぶりに畑の中を散歩しました。
刈田の稲の株から、もう緑の新芽が伸びていました。
田の畔にも道ばたにも、ニラの花が咲いていました。こんなにたくさんニラが生えていたのかと驚くほどです。
用水路の水は静かにすんでいて、菱やきれいな水草の傍を泳ぐ小魚がよく見えます。
シギを見つけたのですが、川上に飛んでいってしまいました。それを追うようにもう一羽、川下から飛んできたのですが、やはり写すことはできませんでした。
カワセミの鮮やかなブルーを捉えて、叢まで目で追っていたのですが、そこから飛び立つ姿は見ていないのに、見つけられませんでした。
ニホンカワウソの絶滅や知床のヒグマがやせ細っているというニュースにいいしれぬ怖れを覚えますが、今、ここにこの水場があるのを見て、ただほっとしました。

元気なロベリア

いつまでも暑いのに、日が暮れるとエアコンが効きすぎたり、寝苦しかったのに明け方には布団がほしくなったり、体調を整えるのに四苦八苦しています。
庭の植物も、「水だけは欠かさずに」と思うだけで、日差しの中で手入れをする気にはとてもなれません。
雑草も伸びていると思ったら、ロベリアが2本混ざっていました。
鉢で大切に育てても、なかなか冬を越せないのに、種が流れて敷石の間から芽を出していました。こんな隙間でどこまで育つのでしょうか。