ジジの好きな昼寝スポットの一つが、椅子にかかった黒いダウンの上です。真っ黒で、目の前にいるのに分からず、家中探し回ってしまいます。ジジは、人が探し回るのを面白がっているのではないかな、という気がしてきます。
ジジは、家の子になった当初、食卓のものを食べたがって困ったので、「食事中、おとなしく待てたらごほうびをあげる」ことにしました。ごほうびは、ササミの素焼きです。煮干や鰹節のだしがらも、ごほうびにしていました。
ササミは、ジジのために買ってきて、そぎ切りにして素焼きにしているのですが、最近あまり喜ばなくなっていました。
煮干のだしをとった日、食事の準備ができたと見るや否や、ジジは「グヮーン」と言って一目散にボスを呼びに行きました。そろそろ食事も終りそうになると、椅子の背の上にでそわそわ。
やっと、ジジのごほうびがもらえました。
ジジは、だしがらの煮干が大好き、鰹節はもっと好きです。
カメラの世代交代
新しい機械や道具には、なかなか馴染めません。
ブログを始めてしばらくは、写真を撮るのにも、いつも人手を借りていました。こわごわながら、少しずつ操作を教えてもらい、最近では動画のアップまで自分でできるようになっていました。ところが、やっと慣れたカメラが壊れてしまいました。
壊れたからと言って気軽に買い換えられる物ではないので、戸惑い、思案しました。
でも、ジジの表情や動きは記録しておきたいと思いました。
なるべく、今までのカメラと同じように扱えるカメラを選びました。
同系統で、何代かバージョンアップされている新しいカメラは、機能も性能も進歩していました。
雨の日の室内でも、黒いジジをちゃんと写せました。
夏に向けて、少しずつ部屋の模様替えをしています。簾の向こうに入ってみたいのだけれど、この部屋は立ち入り禁止らしいので、お利巧にしてみせているジジです。
ドアの下をすり抜けたアルミ玉は、ちゃんと取ってきます。
ジジ、そろそろ10ヶ月
ジジは、すっかり慣れて、家の主のように、勝手気ままに暮らしています。
唯一つの不満は、鋭い歯で噛み付くことです。
まず狙われるのが手。
手を隠すと、まぶたが狙われるので油断なりません。やわらかい所を狙って噛むので、とても痛いし、すぐ傷ついて血が出ます。
ジジ、なぜ噛むの?
遊んでほしいとき、上手にトイレを使えたと褒めてほしいなど、注意を引きたいとき・・・
ただ、遊んでほしいだけでなく、「ボクが隠したアルミ玉、みつけてごらん!」というような要求だったりするので、何をしてほしいのか、なかなか分かりません。
ちゃんと話してくれるといいのに、と思うのは、「マーマ」とか「ゴヮーン」とか「アーョ」(ママ、ごはん、おはよー)とか、言葉っぽい鳴き声を使い分けるからなのかもしれません。
寝姿は平和で、とても可愛く思います。
初夏の陽射し
行きつ戻りつしていた春は、気だるい暖かさに浸るまもなく去ってしまって、いきなり初夏の陽射しにさらされている気分です。
毎年、ハナムグリの大群に襲われて無残に枯れてしまうジャスミンですが、今年は防虫剤撒布の効果もあって、家の中まで香りに包まれました。
陽射しをさえぎる樹木がないので、用水路沿いの散歩は暑くて日中は敬遠したくなる頃です。
緑の草の中の矢車草は、初夏の日差しの中で青く目を引きました。
用水路は水が豊かで、日だまりに重なるように固まっているカメは足音に警戒してあわてて水中にもぐり、水が泥でにごります。
用水路は、植物も豊かです。アシ、ガマ、セリ、名も知らぬさまざまな水草・・・黄色い花はショウブの仲間でしょうか。
賑やかに鳴き交わしているカエルの姿も捉えました。
秋には、オレンジ色の実が目立つ柿ですが、花を見るのは初めてでした。
袋の猫
「袋の鼠」というと、中の鼠は捕らわれて逃げ場がない窮地の状態ですが、ジジは、相変わらず袋が好きです。
ジジのトイレを掃除しようとゴミ袋を用意すると、まず、ジジが袋に入って大騒ぎ、ゴミを入れたら手早く始末しなくてはなりません。
プレゼント包装のこの不織布の袋は、大きさもちょうどよくて、袋の中のジジはすっかりくつろいで、呼んでも出てこないし、口を閉めても平気です。
そろそろ、大好きなササミをおねだりしに来る頃なのですが、それも忘れているみたいです。
冷凍庫からササミを取り出して、電子レンジで解凍してみましょう。