マーガレット・スチュアートさんのGrouse cardigan

久しぶりに『毛糸だま』を開いて、Marie Wallinさんとは雰囲気の違う作品を編みたくなりました。

1970年代の編まれたものを、『毛糸だま』でリメイクされていました。私はパピーの毛糸は使わないで、ジェミーソンズのシェットランドヤーンだけで編みました。前立てを別に編んでとじ付けるのは気が進まなくて、オープンファスナーを使いました。

使っている毛糸は5色ですが、組み合わせ方が変えられて多様な色合いになっていると思います。

『SHETLAND』の「MUCKLE ROE」をスカートに

Marie Wallinさんの『SHETLAND』からの5作目です。

「MUCKLE ROE」は、シェットランド本島の西から橋でつながる島の名だそうです。Marie Wallinさんは、ゆったりしたセーターにしているアースカラーのシンプルなデザインをギャザースカートにしてみました。

編み込み模様とメリヤス編みでは私のゲージは2割くらい違うので、模様の終わる段で目数を調整し、ウエストまで分散減らし目をして、ウエストは3㎝幅のゴムをいれました。スカート丈は膝の少し下までにしてみました。

 

『SHETLAND』の「UNST」をアレンジ

Marie Wallinさんの『SHETLAND』に掲載している「UNST」は、短めの丈の体にフィットするカーディガンですが、ヘンリーネックのたっぷり目のセーターにしてみました。

編んでみると、意外な配色の細かい模様ながらシンプルな目数の繰り返しで編みやすい、と思ったらダイナミックな模様もあり、飽きずに楽しみました。11色の毛糸を使っていますが、Marie Wallinさんの配色の妙に感心します。きっと、Shetlandの風土に培われた作品なのでしょうね。フェアアイルニットの魅力は尽きません。

『SHETLAND』の「WHALSAY」

『SHETLAND』の案内をいただいて、一番印象的でこれを編むためにこの本がほしいと思ったのが、このセーターです。

私にとって着心地が良い形、腰丈の袖なしにして着ています。

大切な友だちに、一枚編みたいから好きなのデザインを選んでほしい、と言ったらこの「WHALSAY」に決めてくれたので、とてもうれしく思いました。

今回は、本に示されている「S」サイズのセーターの説明の通りに編みました。かのこ編だけはゲージを取って比例計算した目数にしました。

4枚目の「MOUSA」

『SHETLAND』の中から最初に選んだこの「MOUSA」を気に入って、同じものを欲しいと言ってくださった方が多かったのは、とてもうれしいことでした。

4枚目になると、英語で書かれている本の説明も飲み込みやすくなってきました。編み方の説明は丁寧に一針ずつ説かれているのです。作図を見ながら形をイメージして編んできた私とは違って、シェットランドに根付いている編み物の歴史は深く積み重ねられていて、数え歌を口ずさみながら編み続けられていたのではないかと想像されてしまいます。本の説明を理解できても、やはり私は作図してから編む方が抵抗なく編めます。

身頃は4号輪編針で、袖ぐりをMarie Wallinさんの5目のエクストラ・ステッチのスティークスにして、テープは使いませんでした。

二枚目のYELLと帽子

「YELL」の2枚目は、小柄な方に着ていただくので本に示されているよりも小さく仕上げました。

今回は『SHETLAND』に説明されている、5目のエクストラ スティッチのスティークスで編んでみました。スティークスを覆うテープは、三宮のユザワヤの毛糸売り場で教えてくれた洋裁で使われているテープを使いました。羽織る形のカーディガンなので、スティークスをテープで覆って仕上げましたが、私は、毛糸だけで仕上げるスティークスのほうが好きです。

着てくださる方のご希望で、セットの帽子も編んでみました。オシャレな装いになりそうです。

「MOUSA」の2枚目

『SHETLAND』から選んで編んだ1枚目の「MOUSA」はなかなかの手ごたえでしたが、編みあがったものをを見てくださった方々には好評で、同じものを何枚か編むことになりました。

手を動かして編んでみると、目で見て頭で考えるだけよりも よく分かるように思います。ひと模様の目数に応じてサイズを調整したり、自分なりの応用が自由にできるようになります。

ただ、『SHETLAND』の肩や襟ぐりの減らし目の説明には、まだ混乱してしまうので、ニットの形は手持ちの本を参考にして自分なりに作図することにしています。模様は、見やすいように5㎜方眼紙に書き直しています。

 

 

『SHETLAND』の「WHALSAY」のアレンジ

『SHETLAND』からの三作目です。

「WHALSAY」はシェットランド本島の東に位置する島の名のようです。

2色だけの編み込みの落ち着いた雰囲気が着やすいニットになりそうなので、「MOUSA」の形で編むことにしました。

2色だけならば、糸を変える手間がなく手軽に編めそう、と思ったのですが、意外に手間取りました。

ジェミーソンズのスピンドリフトの231番(蕨色)と233番(ミズゴケ色)は両方とも同じ黄色と緑が混ぜられていて、2色の混ざり具合は自然に増減しているので、短い部分を見ただけでは、どちらが231番でどちらが233番なのか、識別しにくいのです。編み込み模様は一目間違えると模様が狂ってしまうのですが、色の違いがはっきりしていれば模様の狂いにすぐ気づきます。けれど色がそっくりなので間違えたかな、と思って編み直そうとしても、どこまで解けばいいのか見極められず、何段も解いて編み直さなくてはなりませんでした。

模様編みを終え、ヨークは「ひとめかのこ」(moss)に切り替えます。ちなみに、模様編み部分のメリヤス編みはstocking stich(st st)です。かのこ編に変えるとき、本では針を一段階細くするように指示されていたので、4号針から3号針に変えました。ところが、5㎝くらい編んでみて、ヨークが広がり過ぎてしまうのに気づき、2号針に変えて編み直しました。緩くなりそうなので、テンションをきつめにして編み上げたのですが、やはりヨークが広がってしまいました。試着して鏡の前で悩んだ末、もう一度解きました。1号針でかのこ編のゲージを取ってみても、2号針できつめに編んだものより縮まないので、ヨークに切り替えるところで目数を調整しました。

『SHETLAND』に指示されてる編み針「3・1/4mm」は日本の4号針とほぼ同じで「2・3/4mm」は3号針に相当しています。

 

『SHETLAND』の「YELL」

Marie Wallinさんのフェアアイルニットの本から選んだ2作目です。

Yellは、シェットランド諸島のUnstとフェリーでつながる美しい島で、たくさんの羊と古い農場の遺跡のある島の名だそうです。

素敵でユニークな雰囲気のこの作品をすぐに編みたいと思いました。

いつも、こんな雰囲気の装いをしている友だちに、編んだら着てほしいとたのみました。編むことが大好きな上、編みあがったものを着てもらえることが嬉しい、という贅沢な編み物フェチなのです。

デザインがユニークなだけでなく、編み方もユニークで、とても楽しく編みました。

Marie Wallinさんのスティークスは私が知っていたのとは違うやり方でした。試してみて、なるほどと感心したのですが、最後に薄いウールのテープで覆って仕上げるようで、そのようなテープは持っていないので、従来通りのスティークスにしました。

『SHETLAND』より「MOUSA」

Marie Wallinさんのフェアアイルニットの本を入手しました。

表紙に選ばれているのが、この「MOUSA」。

Mousaとは、シェットランド諸島に属す無人島の名前のようです。

ゆったりと肩から腰まで包むスタイルが着やすそうなので編んでみようと思いました。

裾はスリットになっているので、スリット部分の縁編はどうなっているのかなぁ、と思いつつ英文の編み方説明に挑戦しました。

日本の編み物の本のように編み図記号は使われないのは知っていましたが、省略された表記が多いのに戸惑いました。例えば、表編みはK裏編みはP編み目はstという具合です。そして、編み図がないので編み方が丁寧に説明されています。一つの記号で示されるのに慣れているので、3行にわたって説明されている3目一度は、難解で苦戦しました。でも、3目一度を使って直角に縁編を作ってしまうことが分かって、「目からうろこ」の気分でした。そして、Marie Wallinさんの美しく編み上げる工夫に感心しました。

肩の引き返し編みや襟ぐりの説明も日本の編み図に慣れた感覚では戸惑いました。前後の身頃を別に編んでから綴じ合わせるように説明されているのに、輪編にしたこともあって、何度も編みなおすことになりました。

ちょっとハードルが高かったのですが、挑戦できたのが楽しく、この本を制覇したいと意欲を燃やしています。