散歩の足取りも軽く

アールが軽やかな足取りで歩くのは、久しぶりです。

元気なく咳も気になって獣医に連れて行ったのは、昨年のクリスマス過ぎでした。血液検査で肝臓がひどく悪く白血球も少なすぎ、レントゲンでは肝臓だけでなく肺にも影がありました。癌検査装置の整った専門医を紹介されました。確実に治してやれるかどうか分からないのに、検査で消耗してしまうことを恐れました。病院や検査を強要するより、 痛いところをそっと撫ぜて 一緒にいる時間を大切にしたいと思いました。

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アールはEarl

白くて、大きくておっとりしているので伯爵(Earl)?!

7歳のグレートピレニーズの男の子です。

暑いのは大の苦手、この夏を乗り切れるか心配しました。でも、何とか暑さの峠を乗り越えてくれました。食欲も出てきたようです。

犬のセ−ターを編む

はじまりは、ちょっと寒がりなチワワに手編みセーターがほしいという、高校来の友だちからの電話でした。うちの子・アールは グレート・ピレニーズ、チワワのサイズは見当もつきません。見本のセーターを借りて作ったものの、大き過ぎました。

着やすいセーターが作りたくて、首周り 胴回り 足の太さ 前足の間隔など、細かく採寸してもらいました。採寸どおりに作っても着心地のいいものにはなりませんでした。試しに アールのセーターも編んでみました。肩の骨組みや前足のつき方を確かめて、これならば……と思ったのに、窮屈なところがまだありました。毛が深く、カラーはライオンの鬣のように厚いアールでは、首から肩のラインが見えなかったのです。

やっと 形もできました。ひと針ひと針、手間をかけるのですから、毛糸も吟味しておしゃれなセーターにしたいと思っています。