クリは17年間 私たちと生きてくれました。
クリは、兄弟全員毛色が違う 土着の雑種です。クリーム色なので「クリ」と呼ばれていたのが そのまま名前になりました。家族会議で決めた名前よりも「クリ」のほうがクリらしかったのでしょう。クリは、狐に「飼いならされてはいけないんだ」と囁かれたことがあったのかもしれません。若い頃は よく脱走しました。クリを見つけたら、パン(ちくわや煮干ではなく)を見せると追ってくるので そこを捕まえていました。犬小屋の中の敷き藁を引っ張り出して、雪の上に丸くなって鼻を尻尾に埋めて寝るので、雪にくぼみができました。
ときには自転車で引かれて走り回った故郷を離れたのは、クリが4歳になるときでした。可愛がってくださった お向かいのおじさんに別れを告げて、小樽から敦賀までのフェリーの旅を経験しました。
クリにも生まれた土地を離れた苦労をさせてしまいました。でも、フィラリアにもパルボにも負けずに天寿を全うしてくれました。


オスカーは、アールがうちに来る半年前に亡くなった アメリカンコッカー・スパニエルの男の子です。コッカースパニエルにしてはおっとりしている方だったと思うのですが、散歩に出たらいつもクリ小父さんに守られていた 内弁慶でした。4年余りでなくなったのですが、いろいろな武勇伝を残しました。
アールは 今 食欲も充分。最近の餌は寒のサバとブリのカマがメインです。野菜を食べやすくするために 冷凍のラムの細切れ肉少々と一緒に炒めて 加えているのですが、ラムだけ残すようになりました。
昨日の朝 初めて出会ったピレ君は、8歳で家から5分ほどのところに住んでいました。アールも もうすぐ8歳なのですから、8年近くご近所にいながら 知らずにいたのです。じつは もっとたくさんピレさんがいるのかもしれませんね。
毛糸の小物の中で 一番ポピュラーなのが帽子ですが、顔や髪型と同じように 自分のこだわりがはっきりあるのが帽子です。顔に髪がかかるのがいやな私は、帽子もぴったり頭にフィットするものが好きでが、たっぷりした帽子を目深に被るのが 今どきのモードのようですね。自由に自分にあった被り方ができるように工夫したのが 冬の華シリーズの帽子です。
糸を買ったけれど 急な事情で編めなくなった、と譲り受けた毛糸です。年上で個性豊かな方が選んだ糸はシルク混じりの地味な色、思いっきり手の込んだ模様編みにしました。襟を工夫してボリュームを補いました。私の会心作です。見た人の記憶に残らないような地味なセーターですが、スカーフやベスト、派手なアクセサリー、と着こなせるので、出番が多いセーターです。かけた手間を思うと洗濯機には放り込めなくて、手洗いを続けて20年間。いまだに現役です。「もういいわ」と愛着が薄れて手入れの手間を省くときが セーターの寿命なのでしょうね。