眼鏡入れ(?)

ロベリアもヴィオラも、なぜかブルー系の花を集めてしまいます。
20cmしかないのに何かに使いたいと思ったこのチロリアンテープもブルーの花でした。
いつも持ち歩く眼鏡ケースは、よく開閉するためバネが痛んできたのか、ギシギシ音を立てるようになったので、眼鏡入れが欲しいと思いました。

眼鏡を保護するようにテープの周りはしっかりと細編みにしました。裏には、レンズが痛まないようにデジタルカメラが包まれていた布を使いました。でも、やっぱり眼鏡は硬いケースに入れたほうが安心なような気もします。
裏地布のせいでカメラケースになってしまいそうです。

おばあちゃんの巾着袋

モクレンの花なのか洋梨のデザインなのか、オレンジ色と朱色の刺繍が鮮やかな幅広のチロリアンテープは巾着袋にして母に届けました。
いつもポケットに折り紙やティッシュをいっぱい詰め込んでいた母に小物入れを届けたら、薄紫の小花模様が気に入ったのか、いつも手首にかけて持ち歩いていました。細い手提げ紐がとうとう切れてしまったので、代替わりの巾着袋です。
目立つように、紐と縁飾りもはっきりした色にしてみました。

アンティークのチロリアンテープ

友人から譲り受けたチロリアンテープは、とても豪華で、短い切れ端まで大切に保存されていました。
色合いも刺繍も繊細で、鈎針を刺すのがためらわれるようなテープもたくさんあります。
黒い薄地に地味な配色の刺繍をほどこしたテープは、黒い糸をそっと編み入れて携帯ケースにしました。


ピンクの濃淡のバラの刺繍が細やかなテープは、ちょっと長さが足りなかったのですが、巾着袋にしてみました。ありあわせのおにぎりでも、こんな巾着に入れたらオシャレなランチ気分になりそうです。
そっと扱いたくなる繊細なアンティークのテープ、しっかりした裏地がついたら素敵なバッグになりそうです。

携帯ケース

友人から、チロリアンテープをたくさん譲り受けました。
どんな風に何を作ろうか、楽しく迷っています。
手はじめに、細めのテープの端切れで携帯ケースを作ってみました。
幅の広いテープにも、鮮やかな彩のもの、シックな色合いの物などさまざまあります。編みつなぐ糸の色によって雰囲気も変るでしょう。大きな物を手がける前に小物を試作してみたいと思って作りました。

虫の声

息づまるような蝉の音に辟易しておりましたのに、いつの間にか草の中で鳴く虫の声が勝るようになりました。
気ぜわしく過ごしているさまを映すように、庭にも花が乏しくなっています。
お隣さんが撒かれる水をいただけるところにあるロベリアは、かろうじて命をつないでいます。
元気なインパチェンスは、昨年の花から落ちた種から育っています。小石の間から芽を出したニチニチソウの脇のバジルも、トマト料理を美味しくしてくれました。
たくさん実をつけて秋の訪れを告げているムラサキシキブに元気をもらいました。