赤い襟付きベスト

赤くて派手な襟付きベストが欲しい、とのご注文に沿って、丈も長めのゆったりサイズにしました。ボタンは襟や前立ての赤に合わせて、あらかじめ7個用意してありました。

正月早々、編みあがったベストにボタンをつけたところ、前立てを7等分してボタンホールを開けたら、ボタンホールは8個。小学生で勉強した植木算の失敗です。同じボタンを買い足して、やっと完成できたので、そそくさとお届けしました。

でも、写真を撮るのをすっかり忘れていました。

二つ重なった失敗、なかったことにして忘れてしまいたいけれど、戒めに記録しておくことにします。

冬の日差しの中、猛暑の夏には花をつけるのを一休みしていた夏の花が、けなげに花をつけています。屋根には真っ白に霜が降りる時季なのに、まだ蕾もあって、いつまで咲き続けるのでしょう。

芍薬とデルフィニューム

IMG_1578緑の季節になって、庭の花も咲きそろってきました。

今年は、シャクヤクにたくさん蕾が付きました。次に開く蕾のために先に咲いた花を切りました。室内で見ると、花の豪華さにあらためて感心しました。

IMG_1575昨年植えたデルフィニュームは、秋の終わりまで咲き続けたので、今年はもう育たないのではないかと思っていました。ところが、去年の株から5本の芽が出て、きれいに花をつけてくれました。白からディープパープルまでいろいろな色がある中で、家にはこのブルーインプが一番合うようで、よく咲いてくれています。

秋の色

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朝の散歩に行くいつもの公園も、日々秋の色が深まっています。

サクラ、ポプラ、アカシヤ、イチョウとそれぞれに色づき、散っていく中で目を惹かれたのは落羽松(メタセコイア?)の金茶色です。

朝日に光っていると、つい見とれてしまいます。

でも、毛糸にはなさそうな色・・・編みこみ模様には使いにくいかも。

デルフィニューム

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朝のテレビでは東京の雪の様子がさかんに伝えられています。

でも、庭にはデルフィニュームが咲き、まだ蕾も持っているんです。

毎春、華やかに咲いてくれるので、この時期に苗を求めることにしています。

冬の寒さに苗が消えてしまう年もあるのですが、春には大きく育って豪華な花を楽しませてくれます。

夏の暑さは苦手らしく、枯れてしまう株もあったのですが、秋にまた花をつけてくれました。

こんなにいつまでも咲いていたら力尽きてしまって、もう一春咲いてくれるか心配しています。

 

海老根欄

IMG_1325芍薬や実生の南天の茂る庭の隅に、今年もエビネランが咲きました。
母が武蔵府中の家から移り住むときに持ってきたのですから、ここに根付いて20年になります。
とくに手入れもしないまま20年間ここに生きつづけて、春ごとに花を咲かせてくれています。

ジョジョくんの恋物語

IMG_0899山茶花が咲いてメジロたちが訪れ始める前から、垣根で「ジョッジョッ」とよく聞こえる声がしていました。よく見ると、メジロより色が濃くてすこし大きい小鳥、ウグイスかな、ウグイスの地鳴き?

毎朝のように聞こえる「ジョッジョッ」、ジョウビタキかモズかもしれない。庭にウグイスが棲みついているなんてことあるかしら?見極められないジョジョくんでした。

数週間前、たどたどしいウグイスの初鳴きで目が覚めました。ジョジョくんは、やっぱりウグイスでした。

ホーホケキョとは程遠く、なかなか上達しないジョジョくんでしたが、今朝急に、みごとにさえずり続けています。

そっとのぞくと、いつも垣根の陰を縫って飛びうつるジョジョくんが垣根の天辺にいます。そして枝を動かすもう一羽の姿。まもなく2羽そろって道を横切り、家と家の間を縫って飛んでいきました。

観梅の散歩

IMG_08602週続けての大雪だったようですが、こちらは雪のない週末で、梅林まで往復一万歩の散歩を楽しみました。
IMG_0855風は冷たくて、時折電線がなる音が耳をかすめましたが、身軽に歩きたいのでコートは着ずに、フェアアイルニットのカーディガンに帽子と手袋とマフラーで出かけました。
IMG_0857フェアアイルニットのカーディガンは風も通さず、歩いているうちに暑くなってマフラーを解いたのですが、家に帰り着くころには、汗ばんでいました。

グリーンカーテン

IMG_0252今年は、白いサンパラソルと薄紅色のサンパラソルを植えました。
IMG_0253サンパラソルの葉は大きいけれどまばらですが、ルコウソウの細かい葉は優しく陽射しをさえぎってくれます。
窓から外を見るジジの目の前には、サンパラソルの二つの鉢があります。
IMG_0257鉢の周りの草の間を走るカナヘビが見え隠し、ときにはカエルも跳ね、羽化したセミは急に鳴きだします。
外を見ているジジは、のんびりしていて和みます。
でも、網戸には大きな穴がありました。
カーテンの穴も、拡大しています。
朝は、部屋のドアをカリカリ引っかきます。
「ドアを引っかけば開けてもらえる」ことになるのはイヤなので、無視していたいのですが、ドアを壊されても困るので、結局開けてしまいます。
不機嫌な朝は、ジジに負ける自分が腹立たしくて、ドアを開けるなり、ジジに怒鳴ってしまいました。
怒るのも、暑いのに。
ジジは気まま。

千葉公園の蓮

20130627073753千葉公園に大賀ハスが咲くと聞いて、午後の散歩のついでに見に行ったのは一年前でした。
「化石の種から発芽した」と小学生のとき教科書で学んだ憶えがあり、発芽の由来が有名でも花はたいしたことないのだろうと思っていました。予想に反する花の風情に、花が咲きそろうという早朝、もう一度訪れたいと思っていました。
20130628082354朝の蓮池には、カメラをかまえる人がたくさんいました。
ご自慢のカメラを競うかのような団塊世代に見えます。
公園内の石碑などから、この公園は昔、軍事教練の場所だったのではないかと思います。大きな樹が多く、木陰は日常のあわただしさを忘れさせてくれます。
千葉公園横の競輪場の駐車場も、午前10時までは蓮を見に来る人のために解放されているそうです。
20130628082316千葉に滞在した3日間、毎朝ハスを見てきました。
携帯だけでなく、カメラを持ってくればよかった、と思いました。

初夏の陽射し

IMG_4371行きつ戻りつしていた春は、気だるい暖かさに浸るまもなく去ってしまって、いきなり初夏の陽射しにさらされている気分です。
毎年、ハナムグリの大群に襲われて無残に枯れてしまうジャスミンですが、今年は防虫剤撒布の効果もあって、家の中まで香りに包まれました。

IMG_4359陽射しをさえぎる樹木がないので、用水路沿いの散歩は暑くて日中は敬遠したくなる頃です。
緑の草の中の矢車草は、初夏の日差しの中で青く目を引きました。
用水路は水が豊かで、日だまりに重なるように固まっているカメは足音に警戒してあわてて水中にもぐり、水が泥でにごります。
IMG_4369用水路は、植物も豊かです。アシ、ガマ、セリ、名も知らぬさまざまな水草・・・黄色い花はショウブの仲間でしょうか。
賑やかに鳴き交わしているカエルの姿も捉えました。IMG_4354

IMG_4365秋には、オレンジ色の実が目立つ柿ですが、花を見るのは初めてでした。