温暖なこの地も、風が吹き荒れる年明けで夜分には湿った雪がびしょびしょと降り積もっておりました。
風が止んだ朝、スズメの大合唱で目が覚めました。コゲラもきて、オリーブの木をコツコツしていたのに違いないのですが、窓に触れただけで逃げてしまうでしょうから、そっと聞き耳を立てるだけで我慢しました。それにしても、ピィーッピィーッというヒヨドリの鋭い鳴き声は、いかにも食いしん坊に聞こえます。山茶花の蜜は甘いのでしょうか。「メジロさんようこそ。ヒヨドリなんかに負けないで!」と声を掛けたくなります。
白い山茶花の根元は、アールが木陰の冷たい地面を楽しむスポットでした。(ゴミや小虫が尻尾につくのはイヤだったのですが。)白い山茶花は、なんとなく「アールの木」。今年も大きな花をつけてくれています。