散歩中に、よくツグミを見かけるようになりました。 毎年、5月の末くらいまで、畑や公園で見ることができます。 大陸から渡ってくるというだけあって、敏捷で精悍な感じです。
鳥を見つけて写真を撮ろうと立ち止まると、5mくらい離れて、アールは待っていてくれます。 結構辛抱強く待ってくれるのには感心します。 でも、タイムリミットがあるようで、突然ズカズカと近づき、あとちょっと、というところでシャッターチャンスを逃してしまうこともあります。
散歩中に、よくツグミを見かけるようになりました。 毎年、5月の末くらいまで、畑や公園で見ることができます。 大陸から渡ってくるというだけあって、敏捷で精悍な感じです。
鳥を見つけて写真を撮ろうと立ち止まると、5mくらい離れて、アールは待っていてくれます。 結構辛抱強く待ってくれるのには感心します。 でも、タイムリミットがあるようで、突然ズカズカと近づき、あとちょっと、というところでシャッターチャンスを逃してしまうこともあります。
ツィー ツィー と、シジュウカラのよく通る声が聞こえるので、周りの木々の梢を見上げて、鳥の姿を探しながら歩いていました。
とつぜん、アールがドタッとひっくり返って、転んでいました。 4本も足があるのに、転んでしまったのです。 アールを見ずに、上ばかり見て歩いているから注意を引こうとして転ぶほど、器用な子ではないので、 ほんとに躓いてしまったのだと思います。 ゆるい下り坂でしたが、大きな石があったわけでもなく、なぜ転んでしまったのか分かりません。 でも、見事にもんどりうって転んで、鼻の頭をすりむいていました。 可笑しいのが半分、心配なのが半分。 擦りむいたのは鼻の頭だけで、足腰に異常はなくすぐに立ち上がりました。 擦りむいた鼻の頭は血がにじんで目立ちます。 すれ違う人が「どうしたの?」と声をかけてくださるたびに、ドジな顛末を説明しなくてはなりませんでした。
朝からの雨は止みそうになく、午後の散歩はお休みです。 「行かなくてもいいの?」ときいても、アールは長々と寝そべったまま。 怠けているから、夕方のえさは少な目よ。
冷たい雨なのに、メジロのおしゃべりはにぎやかで、ヒヨドリの声には張りがあります。 春の気配なのか、小鳥たちが忙しそうです。
このまえ梅園に行ったときも、ジョウビタキが忙しそうに 梅の小枝から枯れ草の地面に舞い降りては また小枝に 舞い戻っていました。
風のない穏やかな朝、アールとゆっくり歩いてきました。
スズメ、メジロ、セキレイ、ジョウビタキ、モズ 家の周りでも小鳥たちが戯れていました。 そろそろパートナーを探す頃なのでしょうか。
赤い実が残っている千両の木をみつけたヒヨドリが集まって最後の実まで食べつくす勢いでした。
畑には、ツグミ、ケリ、スズメ、アオサギ。 土が温められれば ごちそうの虫たちも捕まえやすいのでしょうか。
やさしい日差しに みんなほっとしているように見えました。
ひと回りしたアールは、庭でお昼寝です。
今年は、神戸(といってもここは西の端ですが)にもよく雪が降ります。 寒い朝は、アールは毛布を被ったままで なかなか起きてきません。 無理に起こしても、冷たい風の刺激で のどを変に鳴らすので、 「お日様と仲良し」の のんきな毎日です。
それでも、午後の散歩は気まぐれに思わぬ遠出になることもあります。 「散歩は飼い主に従わせる」のが正しい飼い方なのでしょうが、犬の体調に合わせた、出たとこ勝負の気まぐれ散歩の毎日です。
アールが元気な頃には、双眼鏡を持って 公園のため池の鳥たち観ていたのですが、このところしばらく 水鳥たちに会いに行っていません。
アールに甲状腺の薬を処方して、腹痛も治してくださった獣医さんに 2ヶ月ぶりに会いに行きました。 ふわふわになったアールに、「まるで別人!」と驚き、喜んでくださいました。真皮炎が一番ひどかった背中には まだ かさぶたが残っていて、血が滲むこともあるのですが、新しい毛がぎっしり生えてきました。
朝から降っていた雨が止んだので散歩に出たら、植木の手入れをしていた小父さんに「白熊だな」と声をかけられました。 「白熊」と呼ばれるのも 久しぶりです。
雨上がりには、みんななんだか明るくなるのですね。 小鳥たちも忙しそうでした。 黒い翼に白い斑点がくっきりと浮き立つ ジョウビタキのオレンジ色を枯れ草色の公園で何度も見かけたのですが、カメラを向けるたびに ツツッと2〜3m飛び去り、私には写せませんでした。
日が差していると思ったら、急に暗くなって時雨れる気まぐれなお天気が続いています。 池の水も冷たそう。 でも、水鳥たちでにぎわっています。 カイツブリ、コガモ、ヒドリガモ、マガモ、ばたばた重そうでなかなか飛び立てない鵜、名前のせいかずるそうに見えるサギたち。
静かに、あまりにも無防備にたたずんでいたので見過ごしそうになったのは、ゴイサギの幼鳥でした。
今日は、アールの9歳の誕生日です。 真皮炎で全部毛が抜けたあと、子犬のような毛が伸びてきているので、「生まれ変わって若返ったのね」と思いたいのですが、やっぱり9歳です。
寒中の雨は冷え冷えと身に沁みるらしく、散歩に行こうと誘っても、ホットカーペットの上で長々と伸びたまま動かない日が多くあります。
誕生日の今日は、公園に連れて行ってあげましょう。 池の傍は風当たりが強いのですが、今日は穏やかそうです。 公園のノガモに会うのも久しぶりです。
メスがふつうのマガモより色が薄いこのペア、2羽だけ他の群れから離れて、いつもとても仲がいいのです。
寒い朝はアールはなかなか起きません。 やっと起きて、朝の餌を食べて、用を足しに庭に出たら、2羽の可愛いお客さまがさっと逃げました。 すぐに戻ってきて電線に止まって、のっそりアールがいなくなるのを待っています。 寒い朝も、雨の止み間にも、チチッとさえずる声が聞こえると、山茶花が揺れています。 晴れている日には 小さな影が活発に動き回っています。 朝夕訪ねてくれるメジロはいつも2羽、仲がいいね。
でも 今朝は2組のメジロが鉢合わせ。 しばらく鋭い鳴き声を交わしたあと、飛び去った一組を見送ってボケの枯れ枝に止まって勝利宣言。 君たちは、アールが庭にいても気にしないで山茶花の蜜を吸い続けていたお馴染みさん、それとも新しいお客さま? 山茶花はしばらく咲き続けます。 2羽のメジロの睦まじいさえずりもしばらく楽しめそうです。
屋根の霜は真っ白で、散歩には寒すぎたのかアールは角で用を足して そのままUターンしてしまいました。
こんな日は、午後の散歩にたっぷり時間をかけましょう。
昨日公園に行ったら、落羽松の梢のツグミも池に浮かぶノガモも 長閑にまどろんでいるかのようでした。
3週間前には こぼれそうなほどだったサンシュユの赤い実、美味しかったのでしょうね。