前開きベスト

9月に編んだメンズベストと同じく、アシュトンの模様をブルーにアレンジしてレディース・ベストを編みました。

ちょっと明るくしたくて、グレーの毛糸を少し薄めの色にしてみました。ほんの少し変えただけなのに、バランスよくまとまって全体の印象も変わり、会心の作と言えそうです。

毛糸を一色、ほんの少し変えるだけで全体が変わる、フェアアイルニットの面白さを再発見しました。

6色のジェミーソンズ・スピンドリフトを4号針で編みました。

 

 

毛糸を待つ

フェアアイルニットを編むシェットランドヤーンは、ロンドンにあるお店から買っています。

注文した毛糸が お店でそろわないときは、シェットランドから船で送られてくるのを待ちます。天候が悪ければ船便は届きませんし、時には羊の毛刈りを待たなくてはならないこともあります。

編み始める前に毛糸を揃えておかなくてはならないのですが、編むことに夢中になると、次の用意がおろそかになりがちです。

これから編みたいデザインを決めたら、必要な毛糸の色と量を計算し、手元にある色を調べて、不足分を注文します。注文した色が全部は揃わなくても、手元にある毛糸で編み始めることもよくあります。

今回、手持ちの毛糸を使い切った色があるのに、まだ追加が届きません。あと一週間待たなくてはならないようです。とても待ち遠しいです。

 

 

値下げしました。

昨秋からiichiに出品していたレッグウォーマーとティーコージーを値下げしました。

一着のニットを編み上げるには、3~4週間かかります。

これからも、一枚ずつ出品していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

 

スマホバッグ

スマホは、ポケットに入れて歩くには重すぎるので、スマホバッグを作りました。

たくさんいただいたチロリアンテープの中から好みの柄を選び、エミーグランデを編んで、肩掛け紐を作りました。

久しぶりに手にしたエミーグランデ、チロリアンテープに合わせてラメ入りの糸を使ったのですが、同じ糸を買い足したいと思ったのに、見つかりませんでした。手芸材料が乏しくなっていくようで、寂しいです。

こぎん風模様のチュニック

襟は大きめにくって、胸回りのサイズを合わせて、着丈は60㎝に、という希望にそって編みました。

こぎん風の編地は、幅の増減が難しいので、脇にマチを入れて編むことにしています。マチを入れるときにはラグラン袖にして輪編みにしているのですが、襟ぐりを大きくしてラグラン袖にするのは難しく、袖の形を作るのに苦労しました。

 

手作り通販サイトに追加しました。

編むことが好きで、毛糸が好き。

大切に集めた毛糸をせっせと編んだレッグウォーマー、「どうしよう」と思って始めた通販サイトです。

編みたくて編んで、身近な人に着てもらって、でも、「もうたくさん」と思われているかもしれません。それでも、編むことをやめる気持ちはありません。通販サイトを通じて、着てくださる方が見つかったら、とてもうれしいと思います。

サイトに出品するとき、一番困るのが価格です。時間をかけて編むのですから、かけた手間を換算すると高額になってしまいます。

好きで編んでいるのですから、自由に毛糸を手に入れたり、編みたいものに出会うチャンスが自由に得られれば充分と思えます。でも、価格は品物の価値を示すことにもなるはず、と思うと、迷ってしまいます。

春先に編んだチュニックを2枚、サイトに追加しました。

iichiの手編み工房MOKOショップへ

 

手作り通販のサイトで販売を始めました。

夏の間に編みためたレッグウォーマーを販売することにしました。

100色の毛糸のうち、使いやすい色、好みの色は減って、苦手な色や自己主張の強すぎる色が多く残ります。それを何とか使いこなすのも、また楽しさの一つ。でも、そろそろ限界が近いようです。

100色の毛糸を満喫したレッグウォーマーだけでなく、フェアアイルのベストやワンピースも 追加していくつもりです。

どうぞよろしくお願いいたします。

販売ページはこちらをクリックしてください

 

 

オークニー諸島を彷彿させるデザインでゆったりフィット

この編地は、Marie Wallinさんが「オークニー諸島を彷彿させるデザイン」として数年前に発表され、『SHETLAND』に「UNST」と名付けたカーディガンとして掲載されています。

細かいけれど編みやすく、懐かしい雰囲気の編地を短い袖をつけたゆったりフィットにしてみました。

ジェミーソンズのシェットランドヤーンを4号針で編みました。

『SHETLAND』の「UNST」をアレンジ

Marie Wallinさんの『SHETLAND』に掲載している「UNST」は、短めの丈の体にフィットするカーディガンですが、ヘンリーネックのたっぷり目のセーターにしてみました。

編んでみると、意外な配色の細かい模様ながらシンプルな目数の繰り返しで編みやすい、と思ったらダイナミックな模様もあり、飽きずに楽しみました。11色の毛糸を使っていますが、Marie Wallinさんの配色の妙に感心します。きっと、Shetlandの風土に培われた作品なのでしょうね。フェアアイルニットの魅力は尽きません。

『SHETLAND』の「YELL」

Marie Wallinさんのフェアアイルニットの本から選んだ2作目です。

Yellは、シェットランド諸島のUnstとフェリーでつながる美しい島で、たくさんの羊と古い農場の遺跡のある島の名だそうです。

素敵でユニークな雰囲気のこの作品をすぐに編みたいと思いました。

いつも、こんな雰囲気の装いをしている友だちに、編んだら着てほしいとたのみました。編むことが大好きな上、編みあがったものを着てもらえることが嬉しい、という贅沢な編み物フェチなのです。

デザインがユニークなだけでなく、編み方もユニークで、とても楽しく編みました。

Marie Wallinさんのスティークスは私が知っていたのとは違うやり方でした。試してみて、なるほどと感心したのですが、最後に薄いウールのテープで覆って仕上げるようで、そのようなテープは持っていないので、従来通りのスティークスにしました。