ジェミーソンズのシェットランドヤーンを使って編んだフェアアイルニットです。
前立て、襟ぐり、袖口、すべてスティークスを作って輪編みにし、切り開きました。
友人の希望にそって試し編みを繰り返しました。
最後に友人が選んだのは、配色や模様の大きさをひとつずつ変えて試し続けているサンプル全体をそのまま使うことでした。
私は、一つ一つの模様について、背景の明るさを変えてみたり、「木」は赤よりもに緑の方がいいのではないか、などと考えながら編み続けただけのものだったのに、友人は、その全体がいいというのです。
「えっ」という驚きにつきました。
でも、言葉通りに編んでみると、なるほどと納得できます。
私にとって、フェアアイルニットの世界が広がる一枚でした。
フェアアイルニットの試し編み
海老根欄
フェアアイルニットの襟付きベスト
ジジ用猫ハウス
日向で毛づくろい
陽のあたる窓際の椅子は、ジジのお気に入りの場所です。
ジジ専用「爪とぎ」があるにもかかわらず、クッションの布に爪がひっかかる感触が好きなようで、叱られるのは分かっているのにカリカリと引っかいて、まるでジジ用の椅子のような有様。
日向でジジは入念に毛づくろい、今日はしっぽが気になるよう。
柔軟なしなやかさがうらやましい・・・
しっぽで調子をとりながら、コトリの声に耳を傾けていました。
ジジの座布団
編もうと思っていたフェアアイルの毛糸がそろわず、手元に編むものがなくなると落ち着かなくなってしまいます。
そんな時、毛糸で編んだ猫ハウスがあるのを見て、余っているカウチンヤーンを使ったら、ジジ好みのハウスができそうだと思いつきました。
段ボール箱から見つけ出したのは、白とグレー。黒もたくさんあったはず・・・と思いつつ、といりあえず編み始めました。
そういえば、黒のカウチンヤーンは、ジジに見つかって、くしゃくしゃにされて、解きようもなくて処分してしまっていたのを思い出しました。
ジジが黒いカウチンヤーンをだめにしてしまったせいで、毛糸が足りなくて十分なサイズのハウスにはなりませんでした。
編み上がったハウスの入り口に、ジジは頭を突っ込むのですが、自力では中に入り込めません。
勢いをつけて入り口めがけて突進したら、ハウスと一緒に滑ってしまいます。
ハウスをつぶすと、しっかり硬いトレイになって、ジジの座布団になっています。
近頃のジジ
ジジは、寒い朝には暖房の音を聞き分けるのか、部屋が暖まる頃を見計らって降りてきます。
しばらくするとトイレタイム。
ケージの中の暖かいトイレは、小型で猫砂は濡れると固まるタイプです。
ガサゴソ掘って、ニャー。「今からするよ。」
台所まで来て、ニャー。「終わったよ。」
きれいに掃除されているところで用を足したいという、こだわりがあるんです。
猫砂が足りないと、しつこく掘って、トイレをひっくり返してしまったり、寝床のフリースを引っ張り出してトイレにかぶせたり、なんだか潔癖なのです。
人の動きをよく見ていて、絶妙のタイミングで餌をねだります。
窓の陽射しを満喫したら、午後はコタツの中で静かにしています。
気ままながら、一日の流れをよく心得ているようです。
トルソーを求めました。
フェアアイル・ニットのトップス
ジェミーソンズの毛糸で編んだフェアアイルニットはとても暖かくて軽いので、コート代わりにしたいと思っていました。
計画したのは、秋。
色やパターンを変えて、いろいろ試し編みをし、毛糸の必要量を計算して注文したのは11月上旬でした。
運悪く、ほしい色が欠品で、2ヶ月近く待ちました。
待っている間に、試し編みのサンプルを眺めながら、ちょっと変更してみたくなったりもしました。
年明けに、やっと毛糸が届きました。
輪編みにするために、一回りで個々の模様が端数なく収まる目数で、丁度いいサイズになるように計算しました。
編み終えて、前中心を切り開くのはちょっと勇気が要ります。
オープンファスナーを縫い付けて仕上がりです。