フェアアイルニットのロングコート

IMG_1372-001コートは落ち着いた色合いの方が着やすい、という友人の希望にそって、ダークグレーを地色に選びました。

こげ茶色とベージュのほか、エンジ色は2色、紺は3色、紫は4色使っています。

ジェミーソンズの毛糸を3号針で輪編みにし、前立てはスティークスを切り開いてファスナーを縫い付けました。

袖ぐりは十分大きくして、脇下まで編んだ身頃と袖をまとめて、ラグラン袖の減らし目をしました。

着丈は十分長くして、軽くて暖かいコートになったと思います。

 

フェアアイルニット作品集

新しく「フェアアイルニット作品集」のページを設けました。

毛糸を編むのが大好きで、いつも、手元には編むものがあります。

その中でもフェアアイルニットを編む楽しさは格別で、本の通りに編むことから始め、自分なりに工夫するようになりました。

まだまだ未熟ですが、私なりに工夫した作品の写真を集めたページを作ってみました。

掲載したい写真はたくさんあるので、すこしずつ手を加えていきたいと思っています。

 

 

 

帆船の模様のベスト

IMG_1360昨年3月に編んだセーターの配色を変えてみました。
2012年春の『毛糸だま』に載っている風工房さんデザインのピンクの半袖カーディガンからアイディアをいただいて、ピンクの花を帆船に変えたものです。昨年はナチュラルなグリーン系の毛糸を使ったのですが、配色を変えると、また、違った雰囲気になりました。
ジェミーソンズの毛糸は、いつもは4号針で編むのですが、今回は3号針にしてゲージを調節しました。
輪編みにするとき、一回りに模様がきれいに収まらない段では、前後で数目増減して目数調整して、模様が途切れないようにしてみました。
衿と袖ぐりは、スティークスを切り開きました。

チュニック丈のワンピース

IMG_1352-001ジェミーソンズの毛糸で編んだフェアアイルニットです。
ナチュラルな羊の毛色を活かしたいと思っていたら、温かそうなアースカラーになりました。
私にとって着心地のいいフェアアイルニットは、チュニック丈のワンピースです。
腰と肩を暖かく包み、組み合わせで寒暖に対応できて、腕と手が自由に動くところが好きです。
模様を編み進み、段ごとに色を変えるので、横縞模様になりがちなフェアアイルニットですが、風工房さんの『COLORS』にひし形を連ねている模様を見つけ、横縞の印象の薄いフェアアイルニットになると思いました。
『COLORS』のno.19の図案に私好みの色を加えてみました。
ワンピースの裾幅をすこし広げるために、脇に単調な模様を組み込むことにしました。編んでいるうちに、袖もこの模様にしてみようと思いつきました。
暑さに向かうこの時期ですが、フェアアイルニットを編む楽しさからは離れられそうにありません。

赤い模様の襟付きベスト

IMG_1340ジェミーソンズのシェットランドヤーンを使って編んだフェアアイルニットです。
前立て、襟ぐり、袖口、すべてスティークスを作って輪編みにし、切り開きました。
友人の希望にそって試し編みを繰り返しました。
最後に友人が選んだのは、配色や模様の大きさをひとつずつ変えて試し続けているサンプル全体をそのまま使うことでした。
私は、一つ一つの模様について、背景の明るさを変えてみたり、「木」は赤よりもに緑の方がいいのではないか、などと考えながら編み続けただけのものだったのに、友人は、その全体がいいというのです。
「えっ」という驚きにつきました。
でも、言葉通りに編んでみると、なるほどと納得できます。
私にとって、フェアアイルニットの世界が広がる一枚でした。

フェアアイルニットの試し編み

2015-05-042友人の希望にそって、赤を使った、へちま衿のベストを編むことになりました。
ジェミーソンズの毛糸で編むフェアアイルニットです。
本をいろいろ見てもらうと、一目ごとに色を変えるような「ぎざぎざの模様」の方が好きだと分かりました。
赤といっても、紫色に近づいていく赤もあれば、オレンジ色に近づく赤もあります。
同じ赤でも、隣にくる色によって雰囲気がかわるので、図案を決めて配色を決めるために、試し編みを繰り返します。
2015-05-043迷いながらの試行錯誤、でも、夢中になれる楽しい作業です。

海老根欄

IMG_1325芍薬や実生の南天の茂る庭の隅に、今年もエビネランが咲きました。
母が武蔵府中の家から移り住むときに持ってきたのですから、ここに根付いて20年になります。
とくに手入れもしないまま20年間ここに生きつづけて、春ごとに花を咲かせてくれています。

フェアアイルニットの襟付きベスト

IMG_1322『「COLORS」風工房のお気に入り 色遊び 277』のno.85を参考にして、毛糸の組み合わせをいろいろ試してみました。
青、緑、黄色・・・毛糸の色合いは微妙に違い、その微妙な違いで全体の雰囲気が変わり、フェアアイルニットの面白さと難しさ感じました。
衿の形などは『スタンダード ニット』に載っているハマナカ・カナディアン3Sで編まれているベストを参考にしました。

ジジ用猫ハウス

IMG_1300袋に入るのが好きなジジに猫ハウスを編もうとしたのですが、ジジが黒のカウチンヤーンをだめにしてしまったのが発覚して、未完成になりました。
それを見て、ジジのボスがリベンジ。
「ボクのハウス!!」と、編んでいる最中から何度も住み心地のチェックです。
毛糸は、アルパカ・ソノモノ極太の二本どりにしたのですが、固さが足りず、すこしつぶれ気味になってしまいます。(ジジがカウチンヤーンで遊んだせいだぞ)
IMG_1318-001寒さも和らぐ頃になって、やっと完成しました。
あったかい猫ハウスは冬用ね。
ボスは、「冷房対策になる」と夏の活用も期待しています。

日向で毛づくろい

陽のあたる窓際の椅子は、ジジのお気に入りの場所です。
ジジ専用「爪とぎ」があるにもかかわらず、クッションの布に爪がひっかかる感触が好きなようで、叱られるのは分かっているのにカリカリと引っかいて、まるでジジ用の椅子のような有様。
日向でジジは入念に毛づくろい、今日はしっぽが気になるよう。
柔軟なしなやかさがうらやましい・・・

しっぽで調子をとりながら、コトリの声に耳を傾けていました。