新しい編地に取り掛かる前には、サンプル編みを繰り返します。いつの間にか溜まったサンプル編みで引き出しがいっぱいになってしまいました。
編みたい毛糸が揃うのを待たなくてはならないので、サンプル編みを繋いでみました。幅も長さもまちまちなので、なるべく同じ幅の物を探してつなぎました。残り少なくなると、同じ幅をそろえるのが難しくなり、組み合わせはパズルのようになりました。
糸端を始末するのは面倒なので、二重にしました。温かい毛布になったと思います。
新しい編地に取り掛かる前には、サンプル編みを繰り返します。いつの間にか溜まったサンプル編みで引き出しがいっぱいになってしまいました。
編みたい毛糸が揃うのを待たなくてはならないので、サンプル編みを繋いでみました。幅も長さもまちまちなので、なるべく同じ幅の物を探してつなぎました。残り少なくなると、同じ幅をそろえるのが難しくなり、組み合わせはパズルのようになりました。
糸端を始末するのは面倒なので、二重にしました。温かい毛布になったと思います。
Marie Wallinさんの編み物の本『SHETLND』に載っている帽子を参考にしました。手元にある毛糸では本の通りの色は揃わなかったので、配色はオリジナルです。
帽子をもう一つ編みたかったのですが、たくさん残っている毛糸もあるのに、欲しい色は足りなくて、思うように配色できませんでした。
「シェトランド」というドラマが放映されている、と聞いて、原作のアン・クリーヴス作「シェトランド四重奏」、『大鴉の啼く冬』『白夜に惑う夏』『野兎を悼む春』『青雷の光る秋』さらにそれに続く、『空の幻像』『水の葬送』『地の告発』『炎の爪痕』合計8冊のイギリスのミステリーを読みました。
ほとんど日の差さない雪と氷と風の冬、安息の夜が訪れない白夜の夏、そんなシェトランド諸島での生活の厳しさを思い描き、そこで培われたフェアアイルニットへの思いを新たにしました。
シェットランドの羊からいただいた毛糸とその色を大切に生かして編み続けたいと願っています。
MOKOのショートベストを着ていたら、「そら豆ちゃん(ドラマ『夕暮れに手をつなぐ』で広瀬すずさんが演じるヒロイン)のベストみたい」と言われた、と聞きました。
そら豆ちゃんが着ているのは、たしかにフェアアイルのショートベストなので、ちょっと嬉しくなりました。でも、そら豆ちゃんのベストは普通に編まれたものではないようです。
そら豆ちゃんの個性に合わせて、斜めに編んだものを組み合わせたに違いない斬新なデザインでした。
でも、フェアアイルのショートベストを着て、ちょっとそら豆ちゃん気分になっていただけたらうれしいです。
一つの作品を編むにあたって、それぞれの色をどのくらい使うか、あらかじめ計算しなくてはならないのですが、途中で足りなくならないように、余裕を持たせて注文します。当然のこと、余った毛糸がどんどんたまってしまいます。
次の作品の毛糸が揃うまで、と思って余っている毛糸を使ってレッグウォーマーを編みました。
まだまだ毛糸は山ほどありますが、注文していた毛糸が揃ったので、レッグウォーマー作りは一休みです。
襟もとのツリー模様を生かして、丸ヨークのセーターを編みました。計画してから編み上げるまでに、2ヶ月以上経ってしまいました。
裾から脇下まで編んだ身頃と袖口から脇下まで編んだ2本の袖を全部つなげて丸ヨークにしました。袖付けのためにスティークスを切り開かないのは、嬉しい編み方なのですが、肩から袖の形には苦心しました。
袖と身頃では長さが違うので、脇で模様をそろえるために、身頃と袖との編み始めの模様を考えたり、前後の身頃の幅を変えれば、襟ぐりに前後の差が出るか、と考えてみたり、工夫を重ねて編みました。
クリスマスまでに編み上げたかったのですが、最後の仕上げは今朝になってしまいました。
紫色のフェアアイルを編みたいと思っていた時、私のフェアアイルを愛用してくれている古い友人が気に入ってくれたのは、薄紫色のチュニックだった、と教えてくれました。
もう忘れてしまっていた作品を見直して、配色を少し変えて、また編んでみました。
これは、ちょっと袖が欲しい、という友人のために編みました。
いいな、と思うので、ベストやセーターにもしてみたいと思っています。
3枚目のショートベストを編みました。
そろそろフェアアイルの季節は過ぎますが、先のベストと一緒にiichiに出品したいと思っています。涼しげな色合いですので、夏の間も暑苦しくなさそうに思います。
春を待つ思いか、自粛生活で停滞気味な日常からの気分転換を求めてか、ちょっと可愛い花模様を編んでみたくなりました。
手元にある毛糸でも、ショートベストなら編めそう。丈を短くすると、足長に見える効果があるとか。
ロングブーツに合わせて、さっそうと歩く姿を思い浮かべて、はつらつとした若さに憧れました。
同じ柄でもう一枚、前開きのメンズベストを編んでいます。
フェアアイルでカーディガンや前開きのベストを編むとき、後身頃と2枚の前身頃の3枚に分けて編むのではなく、全部繋げて輪編みにしています。前立ての部分とアームホールは、スティークスと言って、特別な編み方をして、切り開きます。
スティークスを切るときは、いつもドキドキします。慎重に潔く、よく切れるハサミを使います。
切り離した後は、目を拾って縁編みをします。前立てから襟に続けて、メンズなので左身頃にボタンホールを作るのも忘れないように、縁編みをします。