白と水色のセーター、2枚目

大好きな編み物ですが、着てくださる人を思いながら編む楽しさは一入です。

選んでくれたのが、この白と水色のセーターです。私も気に入っているセーターですので、我が意を得たり、という気分で編みました。

サイズも丁度よくて、プレゼントできたことで温かい気持ちになれました。

久しぶりにジジ

ジジのブログは5年ぶりです。

何故って、黒くてつややかな毛が所々抜けてしまっていたのです。獣医さんによるとアレルギー、人間の湿疹みたいなものでしょうか。

アレルギー検査をしたところ、あれもこれもダメ。普通のキャットフードは全滅なので、エサは手作りしています。大好きな草は、ライムギを栽培しています。

抜け毛が減って、写真のモデルに耐えられるようになったのは、手厚く面倒を見たからって、ジジは分かっているのでしょうか。

食欲の秋、「ごはん、おいしかったよ。まだ食べたりない」と、水を飲んでいます。

サイドスリット・チュニック

最近のファッションでは、ロングベストと言った方がいいのかもしれません。スリットの長さを前と後ろで、変えてみました。

編地は、Marie Walllinさんの『SHETLAND』を参考にしました。

新しい編地に挑戦するときは、ちょっとワクワクします。編み上がると、何を合わせて、どんなふうに着るといいのか、あれこれ想像するのも楽しみの一つになります。

スリットの部分の模様を変えて、後ろを長めにしたのは、新しい挑戦です。

赤いベスト

編み物で大切なのは、毛糸です。

このベストには、十数色の毛糸を使いました。どの色をどう並べるか、迷いながら苦心します。

ジェミーソンズのシェットランドヤーン スピンドラフトには、それぞれの色に名前がついています。今回使った赤い色も、クリムゾン、赤錆色、サンゴ色、シナモン等々。シナモンスティックもシナモンパウダーも、もっと茶色いのに・・・シナモンの香りを色にすると、これ?

赤い色は、なんだか元気にしてくれます。毛糸の色と名前を楽しみながら編みました。

もう一枚、ショート丈のベストを編んでから、iichiに出品したいと計画しています。

自然色のベスト

10年ほど前、『毛糸だま』に載っていたベスト、長く愛用して、その柄のすばらしさを再認識したので、同じ柄を羊の毛色で編んでみました。

お店で買った毛糸なので、羊の毛そのままとは言えないでしょうが、きっと昔の人はこんな風に柄を作って楽しんだに違いない、と思い描きながら編みました。

昔編んだカウチンセーターも、グレーと茶色の濃淡で雷紋やイーグル、トナカイなどの模様を編みこんだのを思い出します。カウチンの紡がれていない太くてラノリンを含んだ毛糸で編むと、編針にも油が付き、編むほどに重くなって、ずっしりと膝に乗りました。

メンズベストと一回り小さめのレディースを編みました。準備を整えたら、iichiに出品したいと思っています。

 

 

いつまでも着ていたいベスト

10年以上着続けているベストです。色合いは地味ですが、何を着ようか迷うとき、このベストに手を通しています。

2010年の『毛糸だま』に掲載されていたドレーン・ブラウンさんの作品です。見るほどに、計算しつくされているような柄に感心します。

柄の魅力を生かしたくて、自然色で編んでみたくなりました。ベージュからこげ茶色、白からダークグレイ、シェットランドの羊の毛色を生かして模様を作った、と聞く伝統を真似てみたくなりました。

彩を変えることで、雰囲気はどう変わるのでしょうか、思い描いたようなベストができるか、楽しみです。

ブルーのベスト2枚

アシュトン模様のブルーのベストを2枚編みました。

伝統的な模様は、人々の手で繰り返し編まれてきただけあって、編んでいて「なるほど」と思うことが多々あります。

成長に従って、サイズを大きくして繰り返し編まれた、というのにも納得できます。一回り大きくしても編み目の数をちょっと調整すれば、きれいに模様をつなぐことができました。

今回、メンズベストと一回り小さいサイズの2枚編んでみました。十分毛糸を用意したつもりだったのに、最後に少し毛糸が足りなくて、追加注文が届くの待ちました。ちょっと太目かなと思う糸は一巻きの長さが短くて足りなくなることがあります。ちょっと太目の糸も細めの糸も手作りの味なのかもしれません。

暑さの峠を超え、涼風にホッとできる頃、出品しようと思っております。

こぎん風模様のチュニック

ナチュラルカラーのこの模様は、着やすくて好みの編地です。

この模様でAラインのチュニックを編むのは3枚目です。

Aラインのチュニックにするには、裾から胸にかけて徐々に幅を狭くしながら編みます。例えば、300目で12目の模様を編み始め、次が8目の模様だとしたら、296目に減らせばきれいに模様がつながります。でも、こぎん風模様は菱形がつながるので、模様を崩さずに目数を減らすことができません。そのため、幅を調節するための編地を両脇に入れて、ラグラン袖にしています。

襟ぐりと、袖丈と、ラグラン袖の減らし目、洋服のように仮縫いで補正、というわけにいかず、編み始める前に計算しなくてはならないのですが、立体的な形を計算だけで作るのは難問です。

 

赤いフェアアイル・ベスト

桜の花だよりも届き、毛糸の手入れをして来シーズンに備える季節ももうすぐですが、赤いベストがやっと編みあがりました。

14色の毛糸を選び、並び替えながらサンプル編みを作りました。気になる色を入れ替えて試行錯誤を繰り返す作業です。

ベストに編み上げてみると、ここの色を変えるとどうなるかな、と思ったりします。次はセーターにしてみようと思っています。

手作り毛布

フェアアイルを編む合間に、余り毛糸を四角く編みました。何を編んだのか記憶にない毛糸も、何かに使えるかも、と思ったお買い得毛糸も全部合わせて80枚になりました。

毛糸のままでは役に立たないから、と数年前にも一枚編みました。一回り大きいものが欲しいとの要望で、80枚つなぎました。あまり毛糸をほとんど全部使い切って、すっきりしました。