3枚目のショートベストを編みました。
そろそろフェアアイルの季節は過ぎますが、先のベストと一緒にiichiに出品したいと思っています。涼しげな色合いですので、夏の間も暑苦しくなさそうに思います。
3枚目のショートベストを編みました。
そろそろフェアアイルの季節は過ぎますが、先のベストと一緒にiichiに出品したいと思っています。涼しげな色合いですので、夏の間も暑苦しくなさそうに思います。
春を待つ思いか、自粛生活で停滞気味な日常からの気分転換を求めてか、ちょっと可愛い花模様を編んでみたくなりました。
手元にある毛糸でも、ショートベストなら編めそう。丈を短くすると、足長に見える効果があるとか。
ロングブーツに合わせて、さっそうと歩く姿を思い浮かべて、はつらつとした若さに憧れました。
同じ柄でもう一枚、前開きのメンズベストを編んでいます。
フェアアイルでカーディガンや前開きのベストを編むとき、後身頃と2枚の前身頃の3枚に分けて編むのではなく、全部繋げて輪編みにしています。前立ての部分とアームホールは、スティークスと言って、特別な編み方をして、切り開きます。
スティークスを切るときは、いつもドキドキします。慎重に潔く、よく切れるハサミを使います。
切り離した後は、目を拾って縁編みをします。前立てから襟に続けて、メンズなので左身頃にボタンホールを作るのも忘れないように、縁編みをします。
大好きな編み物ですが、着てくださる人を思いながら編む楽しさは一入です。
選んでくれたのが、この白と水色のセーターです。私も気に入っているセーターですので、我が意を得たり、という気分で編みました。
サイズも丁度よくて、プレゼントできたことで温かい気持ちになれました。
ジジのブログは5年ぶりです。
何故って、黒くてつややかな毛が所々抜けてしまっていたのです。獣医さんによるとアレルギー、人間の湿疹みたいなものでしょうか。
アレルギー検査をしたところ、あれもこれもダメ。普通のキャットフードは全滅なので、エサは手作りしています。大好きな草は、ライムギを栽培しています。
抜け毛が減って、写真のモデルに耐えられるようになったのは、手厚く面倒を見たからって、ジジは分かっているのでしょうか。
食欲の秋、「ごはん、おいしかったよ。まだ食べたりない」と、水を飲んでいます。
最近のファッションでは、ロングベストと言った方がいいのかもしれません。スリットの長さを前と後ろで、変えてみました。
編地は、Marie Walllinさんの『SHETLAND』を参考にしました。
新しい編地に挑戦するときは、ちょっとワクワクします。編み上がると、何を合わせて、どんなふうに着るといいのか、あれこれ想像するのも楽しみの一つになります。
スリットの部分の模様を変えて、後ろを長めにしたのは、新しい挑戦です。
編み物で大切なのは、毛糸です。
このベストには、十数色の毛糸を使いました。どの色をどう並べるか、迷いながら苦心します。
ジェミーソンズのシェットランドヤーン スピンドラフトには、それぞれの色に名前がついています。今回使った赤い色も、クリムゾン、赤錆色、サンゴ色、シナモン等々。シナモンスティックもシナモンパウダーも、もっと茶色いのに・・・シナモンの香りを色にすると、これ?
赤い色は、なんだか元気にしてくれます。毛糸の色と名前を楽しみながら編みました。
もう一枚、ショート丈のベストを編んでから、iichiに出品したいと計画しています。
10年ほど前、『毛糸だま』に載っていたベスト、長く愛用して、その柄のすばらしさを再認識したので、同じ柄を羊の毛色で編んでみました。
お店で買った毛糸なので、羊の毛そのままとは言えないでしょうが、きっと昔の人はこんな風に柄を作って楽しんだに違いない、と思い描きながら編みました。
昔編んだカウチンセーターも、グレーと茶色の濃淡で雷紋やイーグル、トナカイなどの模様を編みこんだのを思い出します。カウチンの紡がれていない太くてラノリンを含んだ毛糸で編むと、編針にも油が付き、編むほどに重くなって、ずっしりと膝に乗りました。
メンズベストと一回り小さめのレディースを編みました。準備を整えたら、iichiに出品したいと思っています。
10年以上着続けているベストです。色合いは地味ですが、何を着ようか迷うとき、このベストに手を通しています。
2010年の『毛糸だま』に掲載されていたドレーン・ブラウンさんの作品です。見るほどに、計算しつくされているような柄に感心します。
柄の魅力を生かしたくて、自然色で編んでみたくなりました。ベージュからこげ茶色、白からダークグレイ、シェットランドの羊の毛色を生かして模様を作った、と聞く伝統を真似てみたくなりました。
彩を変えることで、雰囲気はどう変わるのでしょうか、思い描いたようなベストができるか、楽しみです。
アシュトン模様のブルーのベストを2枚編みました。
伝統的な模様は、人々の手で繰り返し編まれてきただけあって、編んでいて「なるほど」と思うことが多々あります。
成長に従って、サイズを大きくして繰り返し編まれた、というのにも納得できます。一回り大きくしても編み目の数をちょっと調整すれば、きれいに模様をつなぐことができました。
今回、メンズベストと一回り小さいサイズの2枚編んでみました。十分毛糸を用意したつもりだったのに、最後に少し毛糸が足りなくて、追加注文が届くの待ちました。ちょっと太目かなと思う糸は一巻きの長さが短くて足りなくなることがあります。ちょっと太目の糸も細めの糸も手作りの味なのかもしれません。
暑さの峠を超え、涼風にホッとできる頃、出品しようと思っております。