季節の感覚がうまくつかめないまま、「もう入梅?」と感じます。
家のシャクヤクの花を何とか見ることができましたが、すでに花びらの先端は茶色っぽくなっていました。
勧められるままに植えた木苺、根を張って庭中どこからでも芽を出します。ここ数年、気づいたら小さいうちに抜くようにしているのですが、見逃したものが元気に育っています。実を集めてジャムでもできればいいのですが、熟れた実はコトリが先に見つけて食べてしまいます。垣根の下に垂れ下がっている枝についた実には気づかないだろうと思っていたのですが、今朝ヒヨドリが鋭く鳴いていたと思ったら、陰の方の実まできれいに食べていました。
八重咲きペチュニア・ドレスアップ
アネモネ
クルミの木
エビネ(海老根)
デルフィニウム
蕾をつけつづけたカーネーション
母の日に届くカーネーションの鉢、花が終ると日当たりのいい地面に下ろしたりするのですが、いつもいつの間にか消えてしまいました。
去年のカーネーションは、固い蕾をたくさんつけていました。開いている花は少なくて、出荷にあわせて無理に咲かせたような印象を受けました。咲いている花が枯れたあと、つぼみが開くのを待ちました。いっせいに花盛りになるわけではなく、ぽつぽつ咲いては蕾を持ち続けました。
カーネーションが咲く季節を過ぎ、冬の間もずっと蕾がつきました。さすがに花はかさかさになったり、開ききれない蕾もありました。
枯れ木のようになっていた茎に、柔らかな新芽がつき始めています。
花芽もしっかりついています。今年もまた、蕾をつけ続けるつもりかしら。
カサブランカの芽
蜂の固まり
レンゲ、タンポポ、スミレ
去年は、クローバーとザゼンソウが目立っていたところが、レンゲ畑になっていました。
嬉しくなってカメラを向けたら、畔にはスミレとタンポポも咲いていて、春の野花の代表格が勢ぞろいです。
スミレはいつどこで見つけても、うれしくなります。
スミレの種類は多いので、葉の形までよく見ておきました。
薄紫の花の色から、「人家周辺から山地まで、いたるところで見られる最も普通のスミレ。」と紹介されているタチツボスミレだろうと思ったのですが、葉の形は「数あるスミレの中の代表」マンジュリカとも呼ばれるスミレの典型的な細長い形なのです。
タチツボスミレの仲間には「ナガバノタチツボスミレは葉が先に行くほど細長くなり、」と紹介されているものもありました。
「花びらに濃いすじがある」という特長に着目すると、ノジスミレ(野路菫)にあてはまりそうです。名まえもいいですし、ノジスミレの「道ばたや野原などの日当たりのよいところに生えるのでこの名がある。花は紫色だが、花びらに濃いすじが何本もあるので、かすれた感じに見える。固体により花の色に濃淡があるが、スミレ(マンジュリカ)と比べると、明らかに花の色はい淡い。」という説明はよく合います。ただ、「全体に白くて細かい毛が生えている」というところがちょっと違うようにも思います。