カーデガンは難しい。

20091226-1
フェアアイルのベストが出来上がりました。
一目、二目、三目と数え、模様が出来上がっていくのが楽しくて、途中で止められないほど夢中で編みました。
毛糸の色を変えるたびに糸を切らなくてはならないので、輪編み針を使って後身頃と前身頃は続けて編みました。
ゴム編み部分も配色してみました。一目一目、編み目を繋いでいきました。
カーデガンにするには、編み目にばかり眼を凝らすのではなく全体の形を整えるようにしなくてはならないのですが、これが難しいのです。
段から目を拾うバランスが難しく、前立てには苦戦しました。ボタンホールの作り方も新しい方法を覚えました。でも、まだまだ進歩の余地はありそうです。会心の作を目指して再挑戦してみたくなります。

編み込み模様フェアアイル

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この秋、新しい本を見つけて以来、是非編みたいと思っているのがフェアアイルの編み込み模様です。毛糸も入手し、やっと編み始めます。
本には、10色以上の毛糸を組み合わせた作品が載っていますが、私には難しすぎるので6色の毛糸を組み合わせるデザインを選びました。
ピンクをアクセントにする組み合わせとグリーンをアクセントにする組み合わせを作りたいのです。
用意した毛糸から6色選び、模様に合わせて配色するのですが、6色の選び方、組み合わせ方で雰囲気が変わります。その変化はそれこそ無数にあるわけですが、1色だけ少し色合いを変えるだけで全体の雰囲気が変わるのが面白く、飽きずに試し編みを繰り返しました。

カウチン・ヤーン

img_1612-2久しぶりに、カウチンヤーンを手にしました。袋から取り出すと、プーンと独特のにおいがします。
少し引っ張るだけで、スーッと伸びてちぎれてしまうもろい糸を6本合わせて編むのです。「チーズ巻」とかいう独特の巻き方なのも、力がかかると切れてしまうからなのでしょうか。
元来、羊の毛色のままの糸と聞いていたのですが、カラフルに染められているものもあるようです。グレー系のバリエーションで編みたいと思ったのですが、黒色が真っ黒だったのに、ちょっと驚きました。
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毛糸の「大人買い」

img_1517この秋、フェアアイルニットの素敵な本を見つけました。
見ていたら、ただ編みたくなりました。毛糸の色がとてもきれいなのです。でも、本のとおりに編むのではなく、ちょっと自分風な色合わせをしてみたくなりました。そんな遊び心をくすぐる楽しい本です。
きれいな色がいっぱいの毛糸なのに、店頭にそろえている毛糸屋さんがみつからないのです。
毛糸屋さん、今は、店舗の半分を編み物教室にして店頭に並べる毛糸は減らしてしまっているのですね。
考えた末、毛糸の色見本を見せてもらって、「こんな色合い」と思うものを一玉ずつ注文しました。これなら、思う存分試し編みもできます。
楽しくて、うきうきしています。

アルパカウールのセーター

img_1493-1犬用のカウチンセーターを6枚編んで*MOKO*ショップに載せました。アルパカの多様な毛色を生かした自然派の毛糸を使いました。
最近癒し系アニマルとして人気のあるアルパカくん、写真を見ると悠長でやさしい表情ですね。
初めてアルパカの糸を編んだのは、20年近く前のことでした。アルパカは毛織物としても軽くて上質な服地と聞いていたので、奮発して買った毛糸で温かいカーデガンを丁寧に編みたかったのです。気合を入れて全体をなわ編みにしました。ところが繊維が長くぬめるように滑るアルパカ毛糸をなわ編みすするのは大変でした。苦労して編んだのに、あまり見栄えしませんが、軽く温かいカーデガンで今でも寒い夜に重宝しています。なぜかアールは、いつもこのカーデガンにすり寄ってきました。「よだれをつけないで」と騒いでいました。

麻の帽子

昨夏、麻糸でキャスケット帽を編みました。よく使ってくれたのですが、だんだん伸びてきて洗濯したらダラリと膨張してしまいました。「大きすぎる帽子のサイズ調整ができる」というテープを使ってみたのですが、ハリがなくくたびれた感じはどうしようもありません。
「また、同じ帽子を!」とリクエストされたので、麻糸を少し太くして再挑戦しました。頭の周りを測り、編み目が伸びないようにしっかり編みました。頭囲は引き抜き編みできっちり締めるときつくなりすぎ、何度も編みなおしました。私にはちょうどいいサイズなのですが、とてもL寸とは言えません。濡らして伸ばして、伸びるだけ伸ばしてみています。
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アールのクッション

img_1444アールのカウチンセーターのサンダーバードの部分を長方形にとって、クッションにしました。皮膚病ですっかり毛が抜けたときに使ったお寝巻きセーターで作った中袋に、貯めてあったアールの毛を詰めました。寒い方が好きなアールに着せるのは可哀想と思っていたのに、予想外に役立ったカウチンセーターは、柔らかく温かい、しっとり重みのあるクッションになりました。
膝に乗せるには大きすぎたアール、でも甘えて膝の上に座ると尖ったアールの骨が腿に突き刺さりました。
アールのクッションを膝に乗せると、ほっとくつろぎ落ち着きます。今は、ちょっと暑過ぎますけど。

カウチンセーターの毛糸

手編み工房*MOKO*を始めた頃、駅前の毛糸やさんの店頭にサービス品として積まれていた純毛極太毛糸を見つけ、アールにカウチンセーターを編んでみようと思いました。 自然のままの羊の毛色と撚りの甘い毛糸の風合いはカウチンらしい仕上がりになりました。 今までの*MOKO*のカウチンは、同じ毛糸を捜し求めて買い溜めておいたもので編み、サービス価格でご提供できていました。
手持ちの毛糸を全部編んでしまったので、カウチンセーターのための新しい毛糸を探すことにしました。。 ワンちゃん用には、本物のカナディアンカウチンヤーンでは太すぎます。 でも、自然のままの毛色と風合には妥協できません。
やっと出会ったのが、アルパカ混の毛糸です。 「ミラバケッソ」のCMで癒し系アニマルとして人気急上昇のアルパカは、毛色も豊富でつややかで、毛糸は軽くて温かです。 今までのカウチンセーターよりも材料費がかさむので価格は高くなりますが、自然派のセーターとして*MOKO*に登場します。img_1296

バースデープレゼント

みいちゃんが9歳になりました。 「みいちゃん」という呼び名も、そろそろ卒業かしら。 バースデープレゼントには、「ぜひ『アニー』を観たい」とお願いしました。 自分が「やりたいこと」をちゃんとお願いできるように成長したのです。

私からは、「アニー」を観にいくときに着るワンピースをプレゼントしました。 『毛糸だま・夏号』の表紙のカラフルなワンピースを参考にしました。 4種類の模様編みの縞を5色の糸で繰り返すので変化に富み、とても楽しく編めました。 子ども向きに、衿をひと回り小さくして、袖は白い糸でふりふりレース風にしました。 きれいな黄色のレギンスを合わせたかったのですが、見つかりませんでした。