昨日の朝、ライラックの木にセミが3匹止まっていたので、また見つけたら写真を撮ろうと、今朝はカメラを用意しして外に出ました。サンパラソルの鉢にジョウロで水をやっていたら、カエル君が跳びだしました。
目で追って、石の傍にいるのを見つけました。そっと近づいても、じっとしていてくれて、私にも写せました。カエル君はゆっくりと、ツワブキの葉の陰に入っていきました。そっと葉の下を覗いてみたいのを我慢していたら、「まだ、写したいの?」といわんばかりに、もう一度出てきて「はい、ポーズ」。それから、のそっのそっと陰に入っていきました。
お礼に、たっぷりシャワーの水をかけておきました。
日なたのブロックの上にいたカナヘビにも水をかけたら、驚いたのか、すっとんでいきました。
これからは残暑!
ベコニア
夕立の後
このところの猛暑には、家から出るのに勇気が要ります。
夕立に洗われて、今朝の光はひときわまぶしくセミも張り切っています。
最近は、朝の散歩も木陰のある公園を選んで、日差しが遮られている小道をたどります。往復するのに10分程ですのに、復路にはもう日が差し込んできて、追われるように帰ってきます。
木からしずくが落ちてきたかと思ったら、飛び立つ前に体重を軽くしたセミの仕業でした。目の前の木の葉からいきなりアゲハチョウが飛び立ったり、足元でカエルが跳ねたり、夕立で元気を取り戻したような生き物たちにドキドキさせられた散歩でした。
ニオイワチチタケ(匂輪乳茸)
梅雨明け間近の頃、雨の止み間に行った公園で、いろいろなキノコを見つけました。
「アッ きのこ」と思って近づいてみると、傍にもまた違うキノコが生えていたりするので、嬉しくなって、しゃがみこんで携帯で写真を撮っていたら、朝の散歩の小父さんが心配そうに覗き込みました。この歳のオバサンが、朝の公園でしゃがみこんでいたら、気分でも悪いように見えるのでしょうね。
名まえを知りたいと思って、キノコの本を買ってきました。特徴的な形だと思っても、本には一致するものがなかったり、キノコらしい形だと似ているものがたくさんあって見分けが付かなかったり、本に挟んだポストイットは「?」ばかりです。
この写真は、本に載っているニオイワチチタケとそっくりで、他には似ているものが見当たらないので、間違いないと思います。
「雑木林の地上に発生する。」というのも合っていました。
狂い咲き
ヤマブキの花が咲いています。
山野で急な雨にあい、困って訪れた庵で太田道灌が
七重八重 花は咲けども 山吹の みのひとつだに なきぞ悲しき
という歌とともにヤマブキの花を手向けられた、というのも春のことのはずです。
この暑いのに・・・と思いますが、この花の色は、むしろ暑さに似合うようにも思います。