白い毛皮でお散歩

アールは 午後の暖かい時間に 一番活動しやすいようです。 柔らかい冬の日差しの中、セーターを脱いで散歩することが多くなりました。 伸びたばかりの毛は 子犬のようにやわらかく、 白くて大きいアールは犬種不明の不思議な犬に見えるかもしれません。

カウチンセーターは 散歩中によく目立ちました。 児童館の前を通るとき 子どもたちにセーターの説明をしたら、次に通ったとき 憶えていた女の子が、「このセーター 小母さんが編んだんだよ」と友達に話してくれました。  ゆっくり足を進めるアールに 「愛されているのね」と 不意に声をかけられ、 面映い思いをしたこともあります。

おかげさまで。

アールは 着実に快復してきています。

弱って苦しそうな日々が続いていました。 あるときから 薬の効果なのか、 薄紙をはがすように快復し始めました。 食べなくては衰えてしまうので 餌を口に押し込んでいたのに、今は「もっとほしい」とねだりにきます。 減り続けていた体重も回復しはじめました。

首をもたげて歩くようになったので、 ひとまわり大きくなったように感じます。 散歩中に会う方たちも、「元気になったね。」と声をかけてくださいます。 アールの健康が、私には 最高のクリスマスプレゼントです。

寒くなりましたね

朝夕 めっきり寒くなりました。 アールは、セーターを着て 毛布をかぶって寝ています。 毛布をかけ忘れると催促するのですから、 温かく包まれて寝ていたいのでしょう。

困るのは、 夜中に寝返りを打つと 毛布が脱げてしまうことです。 コタツにもぐりこむワンちゃんの話を聞くので、コタツを出したのですが、 アールがもぐりこむには コタツは小さすぎるようです。

明け方、コタツ掛けの上に丸まっているアールに毛布を掛けて温めてやると、 精一杯の感謝。 擦り寄ってくるアールの伸び始めた柔らかい毛は 格別の心地よさです。

まだ 気を許せないけど

伸びだした毛が くるっとカールしてきました。 毎日ざっくり毛が抜けていた日のことを忘れそうです。

あんなにフサフサだった アールの毛が全部抜けて フケも落ちたのですから、 カーペットはとても汚いに違いありません。 シラミやダニの温床かも。 そう思ったらいても立ってもいられなくなって、カーペットを取り替えました。
短い毛のアールは まだまだ寒そうで、セーターは手放せません。 でも、痛みが薄れているのか、遊ぼうとしたり じゃれたりするようになりました。

一ヶ月前

お散歩2時間

相変わらず 食欲のないアールに無理に餌を食べさせていたら、今度は下痢です。
薬も休んで 餌を抜き、さんざん心配していたのに、外に出したら ひたすら歩き始めたのです。 引き返そうとするたびに、頑固に先に進んで、いつもの倍の時間をかけて ゆっくり歩き続けました。 からりと晴れて ひんやりしたこの空気がすきなのか、気まぐれなのか。 一昨日は北に向かい、昨日は南に向かいました。 落ちていた腰がすこし伸び、こころなしか 歩く姿もすっきりみえます。  でも、今朝は一歩も歩きたくなかったようです。

毛が伸びはじめています。

CT検査で癌ではなく、「内臓はきれい」といわれたものの、アールは まだ具合悪そうです。

眼・耳と あきれるほど つぎつぎ不調になっています。 お腹が痛いのか 餌をなかなか食べません。 痛そうなお腹をそっと撫ぜるのに こちらの腰が痛くなってしまいます。

でも、甲状腺の薬も効いてきているし、お腹の方も 薬を調整していけば 症状も安定していく見込みをもてるようになってきました。 無残な真皮炎の後にも 毛が生えてきました。 一日にどのくらい伸びるか 測ってみたいほど 順調に伸びています。 寒さが厳しくなる頃には、ふんわり ふさふさのアールになるかも。 今のうちに せいぜいセーターを活用しておきます。

また一緒に散歩を楽しもう!

アールの食欲不振は深刻でした。自分では餌を食べないアールに、小さく切った生肉や 肉や魚と一緒にすりつぶしたご飯を小さく丸めただんごを まるで薬のように飲ませ、点滴を受けに通いました。 餌を食べなくなった原因が分からないままでは適切な手当てもできず、体力が衰える一方です。 もう一度 詳しく調べてもらうことにしました。

これまでの検査結果、皮膚病の経過、エコー検査や血液検査から、腸の病気が疑われました。腸の病気が原因で肝臓が悪くなることもあるそうです。 なかなか治らない皮膚病に使っていた薬は、この腸の病気に効くそうです。ニキビダニが見つかってステロイド剤を中止したことで、微妙なバランスが崩れて 病気が正体を現し暴れ出したようです。たしかにアールは お腹の具合が悪そうで、なかなか下痢が止まらなかったこともあります。病気の元凶が腸にある、というのには納得感があります。

処方された薬も効きはじめたようです。 アールは足元も覚束なくなっていたのですが、ゆっくり自分で歩き回るようになりました。 浮腫も解消してきています。 餌も少しずつ食べるようになりました。 また 一緒に散歩できる・・・・・・。 爛漫の彼岸花を病院に行く車の窓から見ましたが、冬の水鳥・来春の彼岸花はアールと一緒に見にいきたいです。

フードのサンプルバックの魔法

痛々しかったアールの真皮炎も、ようやく下火になってきました。 ニキビダニ退治も進行中です。いつもの湿疹は、薬の制限もあるので五十歩百歩。 これで一段落と言いたいところなのですが、今度は食欲不振がちょっと深刻です。

昔から、食べることに淡白な子で、夏の間は特に苦労していました。 今年も全然食べなくなったと獣医さんにこぼしたら、ダイエットフードの試供品の小袋をいろいろくださいました。アールは 試供品の小袋を手にすると、目の色を変えました。 同じフードなのに、試供品の小袋から出せば 急いで食べました。 「そんなに目新しい物好きだったの?」と あきれ果てました。 サンプルバックには 犬が喜ぶように魔法がかけてあるのかと疑いたくなりました。 でも、もしも「魔法」だったのならば、ずっと効いていてくれたらよかったのに・・・・・・と、今は思います。

いつまでも蒸し暑くて、

アールの皮膚病が思わしくなくて、ブログからも遠ざかっていました。 背中に角質化と石灰沈着を伴う重度の真皮炎が広がっています。 いろいろな原因の可能性が考えられるようです。内分泌系のバランスが崩れているのだとしたら、皮膚病の改善を期待して受けた去勢も遠因になっているのかな・・・・・・などと案じています。

赤く爛れて、見ていると胸が押しつぶされそうになるアールの背中に、タオルでくるんだ保冷バックを2つ乗せてみました。 ぐっすり眠ったら 食欲も出るかしら。

皮膚のトラブル

アールは 子犬のときから皮膚のトラブルが絶えませんでした。 牛肉、牛製品にアレルギーなのは確かなのですが、それだけではなく湿疹とその感染症とは長い付き合いです。

ブログの右の広告欄にも、犬の皮膚疾患からみのものが多いのをみても、 犬の皮膚病の悩みは解決しにくいのかもしれません。

不足していることが判ったホルモン剤を飲み始めたら、被毛も増えてきました。 ニキビダニ対策のシャンプーをして週一回の注射に通い始めたら 鼻の周囲もすっきりしてきました。 原因がはっきり判ったことへの対策は効果を奏しています。 でも 皮膚のトラブルは続いています。 アールの皮膚の手入れにかける時間(?)、犬馬鹿じゃなくてはできないことと自負しています。