フェアアイルニットはシェットランドヤーンで編みたいと思うのですが、本を見ていて素敵な色合いと思うシェットランドヤーンのフェアアイルニットに、なかなか出会えません。
テレビで見た、オーストリアの少女が着ていた白地の編みこみ模様のセーターが印象的だったので、その雰囲気を思い描いて、私のフェアアイルニットセーターを作ってみました。
輪編みの4号針で、地色の白は2色使い、配色糸は9色使って編みました。
ジジのスーダラ節
ジジは、ときどき粗相をします。
どんなときなのか、なぜなのか、因果関係をつかめません。
でも、「なんか臭い・・・」
そういえば、今朝はジジがやたらにテンションが高くて、階段を駆け下りたり駆け上ったり、壁蹴りのハイジャンプも見事な高さでした。
やっぱり、やられていました。
洗えるものは洗って、消臭。
晴れている日ならいいけれど、雨の日には懸命に乾かします。
洗濯を始める勢いに気おされるのか、否、ジジはちゃんと分かっているのです。
「こら、ジジ!」と言うまでもなく、ジジは神妙にかしこまっています。
いくら、「申し訳ありません」というジェスチャーを見せても「しょうがない猫!!」と腹立たしく思います。
「分かっちゃいるけど、止められない」だって(?)
餌の時間になると、ジジは格別の可愛い声でおねだり。
つい噴出してしまいます。
ちょっと身軽になったジジ
おなかいっぱい食べると幸せ、という人に可愛がられると、知らず知らずのうちにジジもオーバーウエイトになるようです。
毎日少しずつ積み重なるので気づかなかったのですが、「大きいねぇ」と言われて体重を量ってみたら、5.2kgになっていました。そういえばこの頃、餌を一度に食べきらなくて、「最後まで食べておいで」と声をかけることが多かったようです。
一度に食べきる量に加減したら、4.8kgに戻りました。余分なお肉が減って身軽になったジジは動きも活発。
気晴らしなのか、縫いぐるみネコと相撲です。
ロシアン・ブルーの気分で
猫の毛糸に出会いました。
私が選んだのは、ロシアン・シルバー・ブルーです。三毛猫や茶トラなどバリエーションも豊かです。
手編みの靴下用の毛糸なのだそうですが、手染めの純毛、ちょっとオシャレに使ってみたくなりました。
頭周りよりすこし大きな筒にして、裏返して中央を一ひねりして、ねじったところから半分に折り返すとルーズな感じの帽子になります。二重になるので暖かく、意外にかぶり心地もいいです。
半分に折らずに、そのままネックウォーマーで頭まで覆うと、カチューシャ風、首から耳が温かく覆われます。
3号針で150目を輪にして、ただメリアス編みを続けました。
100gで400m、枷になっている毛糸はかせくり器を使っても、ちょっと飽きる長さですが、親しい人の腕にかけてもらって、おしゃべりしながら解くのも楽しい時間かもしれません。
およそ63cmの輪で、46cmの長さに編めましたので、靴下にしたら、ハイソックスが一足編めそうです。
かくれんぼ名人ジジ
猫好きのお客さまがジジに会いに来てくださいました。
猫と仲良しのお客さまに慣れたら、ジジのお客さまアレルギーも改善されるかと期待したのに、ジジは爪を出して必死にしがみつくばかりで、隙を見て及び腰で逃げてしまいました。
お客さまが帰られたあと、相手をしてやろうと思ったのに、ジジはいません。
家中探し回って、何度も呼ぶのに気配もないのです。
怖がりジジが外に出るはずはないのですが、家の中があまりにも静かなので、庭の隅に隠れているか、側溝の陰に潜んでいるかと探し回りました。
食いしん坊ジジなのに鰹節を器に入れて「オカカごあ~んだよ」と誘ってもシーンとしています。
急にジジがいなくなるなんて・・・
心配して探し回りました。
すこし落ち着いて、「外に出るはずはなく、家の中にいるはず。それなら、お腹がすいたら出てくるはず。」と考えるようになったころ、微かに鈴の音が聞こえ、「絶対いるはず」と、もう一度、物陰の隅々を探したら、やっぱりいました。
人が必死に探し回っているのは分かっていたのに、出てこないなんて、なんという猫でしょう。
隠れん坊をしているとき、見つけてもらえないのではないかと心配で、はらはらしていた思い出があるのに、ジジは平気で隠れ続けていたのです。
これが猫という生きもの?
それなら、私もジジに知らん振り。
そしたら、ジジは大きな音を立てながら、紙袋に入ったり出てきたり、賑やかなかくれんぼです。
猫のくせに草食ジジ
ジジの好物は鰹節と煮干で、体重ケアのドライフードが常食です。食いしん坊で餌の時間には「ごぁーん、#%&$(ごはん、ください)」と、おねだりも上手です。
でも、ミルクや蒸し焼きのササミには食欲がわかないようです。
それなのに、草は好きなのです。
種をまいて2週間くらい育てた猫草をもってくると、「ニャーォ、ニャー」と大騒ぎ、手に持っている草めがけてよじ登りそうな勢いです。