スチーマー

アラン編みやレーシーな模様編みの仕上げは、アイロンで押さえたくないと思っていたら、スチーム仕上げというのがあることを知りました。
さっそくスチーマーを入手しました。
また、「欲しい」と思ったら躊躇することなく手に入れてしまいました。日頃の買い物は、必要と感じてから購入するまで、かなり時間をかけるタイプなのですが、なぜか編み物に関しては即断してしまいます。

もう梅雨

季節の感覚がうまくつかめないまま、「もう入梅?」と感じます。
家のシャクヤクの花を何とか見ることができましたが、すでに花びらの先端は茶色っぽくなっていました。
勧められるままに植えた木苺、根を張って庭中どこからでも芽を出します。ここ数年、気づいたら小さいうちに抜くようにしているのですが、見逃したものが元気に育っています。実を集めてジャムでもできればいいのですが、熟れた実はコトリが先に見つけて食べてしまいます。垣根の下に垂れ下がっている枝についた実には気づかないだろうと思っていたのですが、今朝ヒヨドリが鋭く鳴いていたと思ったら、陰の方の実まできれいに食べていました。

八重咲きペチュニア・ドレスアップ

色合いのせいか、ドレスアップという名前ほどの華やかさはありませんでした。
昨年、花が終ったあとに、新しい葉が出始めたので、そのまま水遣りを続けていました。この冬の寒さに負けてしまった宿根草もあるのに、元気に育ち続け、たくさん花をつけはじめました。予想外でうれしいです。
白いシャクヤクを植えたくて、去年からなじみの花屋さんに頼んでありました。届いた苗には固いつぼみが二つ付いています。・・・今年の花が開くのは見られないかもしれません。ちょっと手伝いに行くので、しばらく留守にします。私でも役に立つと思ってくれるのは、うれしいことです。

ショール・ジレ

夏向きのさらりと軽いマフラーを編むつもりでした。
本に載っているとおりに編むつもりで、糸を買いに行きました。
使う糸は決めていたのに、いろいろな糸が並んでいると目移りしてしまいます。「絹和紙絣」と名づけられている糸がほしくなって、予定を変更して値段も見ずに買ってしまいました。
編んでみると、「さらりと軽いマフラ-」とはちょっと違う感じになりそうです。ふわりと羽織るベストにしたくなったので、アームホールを作ることにしました。
アーム・ホールのあるショールのことをショール・ジレというようです。
マフラーよりも幅が広いので、もう一玉糸を買い足さなくては編みあがりません。

アネモネ

昨秋、球根を植えるときには花の色は選べず、白も紫もミックスだったはずなのに、咲いた花は赤ばかりです。
赤い花を選んで植えることは少ないので、真っ赤なアネモネは目立ちました。
昨シーズン失敗したのは、「植えたばかりの球根は腐りやすいから、水を控えなくてはいけない」ということを知らなかったからかだとは思うのですが、なかなか思うように咲いてくれません。育てるのは難しくはない花と聞いていますが、相性がよくないのでしょう。

クルミの木

蜂の固まりをみつけたクルミの木をもう一度見に行きました。
蜂の影はまったくなく、羽音すら聞こえず、クルミの木の幹には何の形跡も残っていませんでした。
あの固まりは、いったい何匹の蜂だったのか、残っているクルミの木がいかにも静かに見えます。豊かに花房をつけていました。

リネンのスヌード

リネンの糸で、カラフルなスヌードを編みました。
気まぐれに選んだ7色の糸を並べ、ガーター編みにしたものをちょっと手でねじってみました。
手持ちの服を見ると、グレーやベージュのくすんだ色ばかりなので、カラフルなアクセントで雰囲気を変えてみたかったのです。
春さきは風が強くてマフラーは飛ばされがちなので、スヌードにしました。

エビネ(海老根)

毎年ここに芽を出して、20年くらい咲き続けていたのですが、なぜか昨春は一つも花が咲きませんでした。
雑草に囲まれがちだったので、ちょっと気をつけて草取りをしたからか、今年はわずかながら花を咲かせてくれました。
本を見ると、過熱気味のブームとなり、「以前は山野でごく普通に見られたエビネは採りつくされて、すっかり減ってしまった。」と書かれていました。
忘れていても、時季がくるとちゃんと咲いてくれるのは、とてもうれしいです。
もうすこし大切にしましょうか。

シェットランド・ヤーンのフェアアイルベスト

イギリスから送られてきたシェットランド・ヤーンは、くすんだ色合いで、スコッチ・ヤーンらしい手触りでした。すこし毛羽立っているので、ほつれにくく、配色ごとに糸を切っても糸端の始末も軽くすませそうですが、力を入れて引っ張るとちぎれるもろさもありました。
編んだのは、シェットランド・カレッジのドレーン・ブラウンさんがデザインしたベストです。
暖かくなってきたので、今シーズンの出番はなさそうだと思うと、編み針のテンポも鈍ってしまいました。

デルフィニウム

花掃除に夢中になると、つい隣の鉢のことを忘れて、アッと思ったときにはあとの祭り。
ブルーのデルフィニウムは好きな花です。大切に育てていたのに、みずみずしい茎を折ってしまいました。「無かったことにしたい」と願っても、折れた茎が目の前にありました。
骨折したら、副木を当てておくと治るのですから、そっとテープで巻いておきました。
無傷の白いデルフィニウムに比べると、中心の茎は伸びていませんが、それでもキレイに花は咲いてくれました。
目立たないように、透明のテープを巻いたのですが、家族は気づいていないのか、茎を折ったことはまだ内緒です。