カマキリの卵

夏の間、ルコウ草を住処にしているカマキリがいました。いつも同じところでじっとしているので、「生きているのかな・・・」と不審に思うほどでした。ルコウ草のつるには虫がいっぱい並んでいたので、動き回らなくても餌に不自由しなかったのかもしれません。運動不足のカマキリ君、メタボではなく、お腹は卵でパンパンだったのです。
ルコウソウはよく茂り、心地よい日陰を作ってくれています。マンテマの白い花もルコウソウの緑の葉で引き立ちます。マンテマとルコウソウを一緒に植えて、ベランダまでシュロ縄に這わせてのは、日よけとして功を奏してくれました。
でも、今、茂ったルコウソウを見ながら、枯れたときの始末を案じています。絡まった蔓をほどくなんて無理ですし、シュロ縄ごと外して捨てるなんてもったいないうえ、マンテマを救出するのがたいへんです。どうしよう・・・来年もマンテマとルコウソウを一緒に植えて日よけにするかどうかは、もうちょっと吟味しなくては。

ムラサキシキブ(紫式部)

コトンと涼しくなると、息苦しいほど暑かったことも忘れそうです。
温かい布団に包まって、ぐっすり眠って、いつまでも布団のぬくもりから離れたくない、もう一度眠りの中に解けていきたいような、しあわせな時間が戻ってきました。
少しずつ色づいていたムラサキシキブの実、暑い間はちょっと場違いに感じました。
やはり秋風が似合います。

私の宝。いえオモチャかな。

100色の毛糸です。
この夏、暑い中、ささやかな仕事を頑張った自分へのご褒美に、ほしかった毛糸100色全部そろえました。
多彩な色を組み合わせたフェアアイル・ニットを本のとおりにではなく自分なりにアレンジしたくて、毛糸の色をいっぱい、あるだけ全部集めたくなりました。
編んでみたいものを思い描いていると、どんどんふくらんでいきます。図案を並べて色を選んで、ためし編みをして、また色を変えて・・・手をつけたら止まらなくなりそうです。
今は、まだ、毛糸を眺めて楽しんでいます。用意した箱には、毛糸玉が36個並びました。毛糸玉を一つ一つ小袋に入れて、3個の箱に収めました。
好きなことができる自由っていいですね。

編み込み模様のクッション

編み物の図案集を見ていて、このバラの図案を見つけ、ぜひ編んでみたいと思いました。
編んでみたい図案でも、セーターなどにして着るのにはちょっと合わない感じがします。
そこで、太目の毛糸で編んでクッションにしてみました。
モノトーンにしたらオシャレな感じになり、朱色のバラにしたら温かい感じになりました。ピンク、ブルー、グリーンと作ってみました。
毛糸を触っているだけでもホカホカするのに、編み進んで膝の上に広がると暑いこと!特別暑いこの夏に、「毛糸編とは酔狂な」と思いながらも楽しく編みました。
ちょうど45cmのクッション中綿が入ります。中綿を入れずにダイニングやデスクの椅子においても毛糸の厚みがちょうどいい具合です。

また、白いカエル君

今日はカエル君の活動日なのか、朝の水撒きの時には大きいのっそりカエルが足元からピョンと跳ね、2匹のカナヘビがチョロチョロしていました。
10日前に見かけて以来、白いカエル君を見かけた場所をいつも気にかけていたのですが、ひっそりしていました。また、消息不明・・・と思っていた矢先、今朝「ボクは健在だよ」と姿を現してくれました。白いカエル君に会いたくて探しても見つからなくて、よく見えるところに出てくるかどうかは、白いカエル君次第なのでした。
そういえば、あんなに喧しかったセミの声に代わって、朝はカワラヒワなど小鳥の声が聞こえるようにないました。日が暮れてからは秋の虫も鳴いていますね。

うちの白いカエル君

去年お目見えして、一冬越して、春先にまだ眠そうな目をしてエアコンの室外機の下にいるのを確認して以来、ずっと見かけず気になっていました。
昨日は一日中、オリーブの支柱の日陰のこの場所にいました。パッと見ると、明らかに白っぽく丸いカエル君の姿が目に入りました。一年経っているのに、ほとんど育ったようには見えません。一日中不思議なほどじっと動かずにいたのですが、今日は居場所を変えてしまっています。
うちには、この白いカエル君のほかにも、アオガエル、一回り大きいのっそりカエル、それより小さいよく跳ねるカエルなどなど、水撒きのときに挨拶する連中がいます。カエルたちより忙しげに堂々と動き回るのがカナヘビで、なかなか姿を見せないヤモリもいるに違いないのです。こんな子達がいるのを蛇に知れたら大変です。蛇にだけは来てほしくありません。

ルコウソウ

毎年、日よけに蔓性の花を植えていました。名前に惹かれてサンパラソル(マンテマ)をよく植えていました。今年は、サンパラソルと一緒にルコウソウを植えてみました。
二階のベランダまでシュロ縄をはって蔓をはわせました。ルコウソウはサンパラソルより早く伸び、蔓が枝分かれしてベランダの手すりからあふれそうです。窓より高い位置で茂ってくれるので、日よけとして役に立ちそうです。
ルウコウソウの細かい葉は、日差しを優しくさえぎり、天然のレースのカーテンのようです。
なかなか花が咲かないと思っていたのですが、こぼれた種からたくさん芽が出ていました。生命力が旺盛なようです。小さい蕾がまだたくさんあるので、まだまだ花が咲きルコウソウのジャングルになってしまうかもしれません。

虫たちも避暑

日差しを遮る雲がほしいのに、憎いほどよく晴れてじりじりと気温が上がっています。
日よけのために植えたルコウソウに、何かが並んで付いています。よく見ると虫でした。カマキリもいます。
軒下まで伸びているルコウソウを避暑地に選んだようです。

コスモス

久しぶりに畑の方を歩いてみたら、コスモスを見つけました。
日中の日差しに備えてか、水田には勢いよく水が取り込まれています。植え付けの時期によるのでしょうか、まだ青い田もあれば、黄色く色づいている田もありました。穂が低くたれたら、新米が出回るのですね。
立秋を過ぎても、息詰まる暑さに変わりはないように思っておりましたが、季節は一歩ずつ進んでいるようです。

イチジクの畑

この辺り、新しいイチジクの畑が増えてきているような気がします。古くからあったイチジク畑は掘り返されていました。イチジクの木にも寿命があるのでしょうか。
木枯らしにイチジクの葉が茶色く縮れて落ちてしまうと、細い枝を切り落として、幹に白い薬が塗られます。下草を刈り取り、大切に手入れされているのが窺がえます。人の口に入る前にカラスに失敬されないようにネットで守られているので、きれいな写真が撮れませんでした。
まだ、青い実が目立っていましたが、これからしばらくの間ほの甘い実をご馳走になれそうです。