ベストを2着出品しました。

ブルー系のベストを2着編んだので、iichiに出品しました。色選びを楽しんだ一着と、伝統柄の定番ベストです。

秋風が立つ頃、暖色系の模様を編みたくなって準備したのですが、必要な毛糸がなかなか揃わなくて、手元の毛糸を編みながら待っています。

毛糸は順番に届いているのですが、欲しい毛糸全部は揃っていません。海が荒れては船便が届かないので、スマホにシェットランドの天気予報を入れて、「今週は無理かな」などと予想しています。

 

ブルーのVネックベスト

昨秋編んだベストとほとんど同じ編地にしました。

輪編みにして模様をきれいに収めるには、図柄の倍数に(小学校時代の算数を思い出して)しなくてはなりません。この編地には22目の模様があるので、他の図柄も考慮しながら、全体の編み目を22の公倍数にすることになります。

昨秋のベストは少し大きめでしたので、胸回りの目数を22目減らしました。店員さんには7号を進められることもあるのですが、9号を着たくなる私に、ちょうどいいサイズになりました。

フェアアイルニットは手を動かすだけでなく、模様やサイズに合わせた計算もあるので、頭の体操になります。

準備を整えて

寒くなると使う毛糸は暖色系に傾きます。

模様を決めて、配色を試行錯誤しながらサンプル編みもして、毛糸を注文したのは、寒くなりかけた頃でした。でも、まだ毛糸が全部は揃いません。

編むものさえあれば、心穏やかに過ごせます。次に何を編もうか考えながら、毛糸がそろうのを待っています。

わがままなリストウォーマー

編む予定の毛糸がそろわないので、自分用のリストウォーマーを編みました。

左手に毛糸をかけて編むので、左手用は1㎝短くしました。毛糸がスムーズに通るので、ご機嫌です。

ブルーのサイドスリットのチュニック

3枚目のサイドスリットのチュニックが やっと完成しました。

Marie Wallinさんの本の表紙になっていて、最初にチャレンジしたニットの形です。編み図記号を使わずに説明されている英文と格闘し、なかでも裾のスリットの縁編みには苦戦した思い出の形です。

完成したMarie Wallinさんのニットは評判がよく、友だちの紹介もあって、同じものを5着編みました。ゆったりと着られる形は心地よいので、編地を変えてこの数年愛用しています。

ゆったり目なので編む量が多くなり、ひたすら編むのは楽しいのですが、毛糸の必要量も多くなって、糸が足りなくならないかハラハラします。編地だけでなく、裾のスリットの編み方も自分流に工夫して楽しんでいます。

前開きベスト

9月に編んだメンズベストと同じく、アシュトンの模様をブルーにアレンジしてレディース・ベストを編みました。

ちょっと明るくしたくて、グレーの毛糸を少し薄めの色にしてみました。ほんの少し変えただけなのに、バランスよくまとまって全体の印象も変わり、会心の作と言えそうです。

毛糸を一色、ほんの少し変えるだけで全体が変わる、フェアアイルニットの面白さを再発見しました。

6色のジェミーソンズ・スピンドリフトを4号針で編みました。

 

 

サイドスリットのチュニック、2枚目

これも、Marie Wallinさんの本を参考にしました。

風工房さんの配色は、シェットランドのフェアアイル・クリエーターから「日本的」と称された、と読んだことがあります。Marie Wallinさんの作品の醸す雰囲気は、ちょっと真似しずらくて、これがシェットランドの空気感なのでしょうか。

今回も、ゆったりと寛げるフリーサイズのチュニックにしました。

首周りの縁編みを生かしたくて、大き目のスクエアーネックにしてみました。

ジェミーソンズのシェットランドヤーンを4号針で輪編みにしました。

サイドスリットのチュニック

追加の一玉の毛糸は、予想より早く火曜日に届きました。編み上げて、端糸の始末をして、仕上げ洗いとアイロンかけで完成です。

ポンチョのようにフワッと被り、ゆったりとリラックスできて暖かい形なので、気に入っています。

編地は、Marie Wallinさんの本を参考にしました。独特の色使いはシェットランドの空気が伝わるような配色だと思います。

たっぷりしているだけあって、毛糸も予想より多く使いましたし、時間もかかってしまいました。

もう少しきれいな写真を撮って、iichiに出品しようと思っています。

 

 

毛糸の注文

暑いのは苦手だったグレートピレニーズのアールとは、涼しい部屋で、私はフェアアイルニットのチュニックを着こんで、一緒にくつろいでいました。

寒くなる季節に向けて、フェアアイルニットのチュニックを編んでいます。ゆったりと寛げるデザインを目指したところ、予想よりも毛糸がたくさん必要で、あと少しのところで毛糸が足りなくなりました。

いつも、余裕を持たせて毛糸を準備するので、手持ちの毛糸はどんどん増え、似ている色もあるのですが、やはり違うので、追加注文することにしました。

今欲しいのは、たった一つの毛糸玉ですが、次に編むものも考えて、一緒に注文しました。

注文メールが受理されて、毛糸が届くのは2週間後になるでしょうか。中休みが長くて、時間のかかる一着になります。

 

 

毛糸を待つ

フェアアイルニットを編むシェットランドヤーンは、ロンドンにあるお店から買っています。

注文した毛糸が お店でそろわないときは、シェットランドから船で送られてくるのを待ちます。天候が悪ければ船便は届きませんし、時には羊の毛刈りを待たなくてはならないこともあります。

編み始める前に毛糸を揃えておかなくてはならないのですが、編むことに夢中になると、次の用意がおろそかになりがちです。

これから編みたいデザインを決めたら、必要な毛糸の色と量を計算し、手元にある色を調べて、不足分を注文します。注文した色が全部は揃わなくても、手元にある毛糸で編み始めることもよくあります。

今回、手持ちの毛糸を使い切った色があるのに、まだ追加が届きません。あと一週間待たなくてはならないようです。とても待ち遠しいです。