ジジと鬼ごっこ

三日目のジジは、家中探検しました。
電話で話しこんでいる間に、ジジの姿が見えなくなり、部屋中探し回ってもみつかりません。呼ぶと、ときどき鈴の音が聞こえるのですが、出てきません。まさか・・・とは思ったのですが、2階も見に行きました。階段は登れないだろうと油断していたので、2階の部屋のドアは全部開きっぱなし、順番にのぞいても見つからなくて、下に降りて、もう一度隅々探し回りました。1階にはいなかったので、2階の部屋を一つずつ丁寧に探しました。
「見つけたっ」と思ったら、するりと逃げて棚の下の奥に潜みます。やっと捕まえて、2階のドアを全部閉めておきました。
2階の探検は面白かったのか、その後も姿が見えなくて「ジジ」と呼ぶと、階段の上から見下ろしていて、するっと降りてきました。
ジジのオモチャの好みは、固めのプラスチック、細いひも状のもの、見上げる位置で跳ねるもの・・・今のところ、毛糸は無視していますが輪編み針には興味津々です。
人懐こく、抱かれるのが好きなだけでなく、家の中を歩くのも人の足に絡まるようについてくると思っていたら、今は、歩くというより走り回っています。
階段も、危なげなく走って上り下りできるのに、今朝は、「猫をかぶって」抱かれて降りてきました。

ジジです、よろしく。

新しい家族が増えました。
昨日、うちに着いたときは緊張していたのか、すこし震えていました。
包み込むように抱くと、ごろごろのどを鳴らすのですが、下ろすと暗くて狭い隅に隠れようとします。コタツを出すと潜りこんで、ちょっと安心した様子です。
夜になると落ち着いたらしく、元気に跳ねて遊びだしました。
すんなりなじんで、夜中には起きることもなく、早朝から活躍して朝寝坊さんを刺激したあとは、「邪魔しないで」とコタツに潜りこんで、また寝ていました。

今は、日なたでうたた寝をしている人の足の間で、睡眠中。