「異常な暑さ」とも言われた今年の夏、庭の草花も困ったのでしょう。ベコニア、インパチェンス、ロベリアはほとんど花がありません。
でも、ガーデンシクラメンはいっぱい蕾をもっています。
シクラメンは冬の室内を飾る鉢植えの代表ですし、屋外に植えたガーデンシクラメンは春咲くものと思っていたので、こんな時期に咲き始めたのには驚きました。
本にはシクラメンの手入れとして、「夏は、水を切って雨の当たらない場所で休眠させるか、半日陰において、水を与えて夏越しさせます。」と書いてあり、シクラメンは夏は休んで、翌春に備えるものと思っていました。今頃蕾を付けてもいいのでしょうか。
いつものグリーンショップの小母さんに聞きにいったら、「植えている場所が合ったら、一年中咲く花」なのだそうです。
キノコの季節
フウセンカズラ(風船カズラ)
カマキリの卵
夏の間、ルコウ草を住処にしているカマキリがいました。いつも同じところでじっとしているので、「生きているのかな・・・」と不審に思うほどでした。ルコウ草のつるには虫がいっぱい並んでいたので、動き回らなくても餌に不自由しなかったのかもしれません。運動不足のカマキリ君、メタボではなく、お腹は卵でパンパンだったのです。
ルコウソウはよく茂り、心地よい日陰を作ってくれています。マンテマの白い花もルコウソウの緑の葉で引き立ちます。
マンテマとルコウソウを一緒に植えて、ベランダまでシュロ縄に這わせてのは、日よけとして功を奏してくれました。
でも、今、茂ったルコウソウを見ながら、枯れたときの始末を案じています。絡まった蔓をほどくなんて無理ですし、シュロ縄ごと外して捨てるなんてもったいないうえ、マンテマを救出するのがたいへんです。どうしよう・・・来年もマンテマとルコウソウを一緒に植えて日よけにするかどうかは、もうちょっと吟味しなくては。
ムラサキシキブ(紫式部)
また、白いカエル君
うちの白いカエル君
去年お目見えして、一冬越して、春先にまだ眠そうな目をしてエアコンの室外機の下にいるのを確認して以来、ずっと見かけず気になっていました。
昨日は一日中、オリーブの支柱の日陰のこの場所にいました。パッと見ると、明らかに白っぽく丸いカエル君の姿が目に入りました。一年経っているのに、ほとんど育ったようには見えません。一日中不思議なほどじっと動かずにいたのですが、今日は居場所を変えてしまっています。
うちには、この白いカエル君のほかにも、アオガエル、一回り大きいのっそりカエル、それより小さいよく跳ねるカエルなどなど、水撒きのときに挨拶する連中がいます。カエルたちより忙しげに堂々と動き回るのがカナヘビで、なかなか姿を見せないヤモリもいるに違いないのです。こんな子達がいるのを蛇に知れたら大変です。蛇にだけは来てほしくありません。
ルコウソウ
毎年、日よけに蔓性の花を植えていました。名前に惹かれてサンパラソル(マンテマ)をよく植えていました。今年は、サンパラソルと一緒にルコウソウを植えてみました。
二階のベランダまでシュロ縄をはって蔓をはわせました。ルコウソウはサンパラソルより早く伸び、蔓が枝分かれしてベランダの手すりからあふれそうです。窓より高い位置で茂ってくれるので、日よけとして役に立ちそうです。
ルウコウソウの細かい葉は、日差しを優しくさえぎり、天然のレースのカーテンのようです。
なかなか花が咲かないと思っていたのですが、こぼれた種からたくさん芽が出ていました。生命力が旺盛なようです。小さい蕾がまだたくさんあるので、まだまだ花が咲きルコウソウのジャングルになってしまうかもしれません。












