寄せ植え

3年前に鉢に植えた実生のマンリョウに、赤い実がたくさんつきました。
夏の間、木の下においてあったので斜めに伸びてしまったうえ、鉢の真ん中から生えているので、ちょっと配置しにくそうです。
葉牡丹や雲間草、花カンザシ、ブラキカムなどを添えてみました。花屋さんのアドバイスで庭のすみで繁茂している去年使った葉っぱもアクセントにしました。

冬の散歩

今年一番の寒波の襲来とのことですが、窓ごしに見ると日差しは穏やかでした。でも、外の風はピリッと冷たく頬をさします。
渡っていく鳥たちも風と苦戦しているのか、隊列がどんどん変ります。
歩き始めると体が温まり、厚着しすぎたな思いました。
道ばたには、もう水仙が咲いています。
陽だまりのツルニチニチソウ(蔓桔梗)は、寒さを知らないように見えます。
厳しい冷え込みは、これからですね。

農協のお店まで柚を買いに行きました。
白菜と豚バラ肉のはさみ煮も柚で香りづけすると一段と美味しくなります。
冬至も近いので、スーパーの柚は2個で300円位しますが、農協では一袋100円で小さめですが4個も入っています。とても大きいのは一つ100円です。ちょうどいい大きさの物は、きっとみんなスーパーの店頭に並んでいるのでしょう。
皮がつよく香るのですから、小さくて皮が多いのを選びました。
畑の方を歩くと、道ばたに生えている柑橘類の木をよく見ます。キンカンはすぐに分かります。温州みかんの実も、スダチの実も見慣れているので分かりやすいのですが、レモンや夏みかんや柚など、いろいろあるようですが見分けられません。
10月半ばに見つけた大きな実も柚だったのかもしれません。

イイギリの実

10月の初め、大きな木に赤い実がいっぱいなっているのに、小鳥たちが見向きもしないのを不思議に思ったのはイイギリでした。
葉を落とした木に、取り残されたままの実がたくさん残っているのは不思議な光景です。
植物は、きれいな花を咲かせ、甘い蜜を出して花粉を運ぶ虫たちを集め、小鳥が実を食べると種が運ばれるものと思っていました。それなのに、豊かな実を食べる小鳥がいないのは、不思議でした。イイギリは、毒のある植物とも聞きません。
ネットで調べてみると、イイギリの赤い実に小鳥が集まらないのは、周知のことのようでした。でも、ムクドリやカラスが貪るように食べることがある、とも書いてありました。コトリは「食べ頃」を知っているのでしょうか。
豆のような実は、薄い皮をかぶっています。皮をむいても乾燥した豆の形でした。

真っ赤に色づいた葉

家にいると、いつの間にか座ったまま長い時間が過ぎています。
すこしは背筋を伸ばそうと、散歩に出ました。
稲は刈り取られ、柿の木は葉を落としてオレンジ色の実が光っていました。
コンクリートの壁をはうツタの葉が真っ赤に並んでいます。
湧き出た水が流れる窪地の周りが公園になっています。せせらぎの音を聞きながら一回りして、木組みの展望台に登ると、色づき始めた木々が見渡せました。
ひときわ赤い葉はハゼなのかウルシなのか、かぶれないか心配になるほどたくさん目立っていました。

ヴィオラを植えました

暖かい日が続いていましたが、もう立冬も過ぎたようです。
花屋さんには、ヴィオラの苗がそろっていました。
花の中心の配色、花の顔(?)がはっきりしていて可愛いと思いました。今年は全部この顔にしようかなと思ったり、やっぱりすこし違う花も混ぜようかなと楽しく迷いました。
カサブランカの芽が出るまで殺風景な鉢にもヴィオラの苗を植えました。
花屋さんは「そんなことして球根が腐らないかい」と心配してくれたのですが、去年は大丈夫でした。でも、花屋さんの言葉にちょっと心配になって、水やりを控えめにしてしまいました。

木漏れ日の中のホトトギス

さわやかな秋晴れが続いていましたが、お天気は下り坂と聞いて、朝のうちに散歩に出ました。
家並みを超えた南にあるため池は、土手に囲まれていて水面を見渡せないので形も大きさもよく分かりません。迂回してため池の向こうまで行くのは思いのほか遠くて驚きました。
グーグルの道案内が、上手に最短距離を案内したのには感心しました。これなら、また行きたくなります。
湧き水からの清流の周りには高い木が茂り、林の中は和みます。
木漏れ日の中にホトトギスが群生していました。

カサブランカの球根

2年目の球根から3つ芽が出たアールのカサブランカは、掘り起こしてみると、3つの立派な球根になっていました。去年買い添えた球根は、2つに分かれそうです。
土をきれいに洗い落とし、陰干ししてから消毒してピートモスに包んで保管しておきました。
カサブランカを植えていた鉢の土の中では、カナブンの幼虫が丸々と太っていました。殺虫剤を充分入れた鉢には、虫は一匹もいなくて古い根がたくさん残っています。薬は効くのですね。でも、薬はあまり使いたくありません。でも、虫はもっと嫌いです。鉢の土をふるいにかけ、シートに広げて天日干ししました。・・・それでもまだ、虫の卵は残っているかもしれません。虫と付き合うことを思うと、花を植えるのもすこし嫌いになってしまいます。
アールのカサブランカ用に大きい鉢を3つ買い足し、2つに分かれそうな球根はそのまま植えて、4つの鉢を並べました。

アレチハナガサ

散歩中に目についたこの花、たしか名前を調べたことがあったはずなのに思い出せなくて、しばらく考えてしまいました。
アレチハナガサは帰化植物なので、『秋の野草』の本には載っていません。やっと思い出した名前の写真と比べると、見つけた花は可憐な雰囲気だったように思います。よく似ているけれど、もうすこし丈の低いヤナギハナガサも散歩中によく見かけます。
流れの中に根を張って、キレイな薄緑色の葉が茂っていました。植物図鑑を探したのですが、見つけられませんでした。名前が分からないまま、パソコンの背景画面に使われています。

フジバカマ

植物図鑑を開くのは久しぶりです。
公園のバイオトープの辺に咲いていました。「葉は桜餅のようなよい香りがします」と説明されていますが、残念ながら香りを確かめていません。でも、蜂は夢中で蜜を集めていましたし、凛とした存在感からも、由緒正しいフジバカマに違いないと感じました。
フジバカマの傍の流れに中には、美味しそうなクレソン。バイオトープでは試食するわけには行きませんね。
大きな木が、赤い実をいっぱい付けてました。辺りには同じような木がけっこうたくさんあります。でも、小鳥が集まっている様子はありません。木の実よりも美味しい物が、まだいっぱいあるのでしょうか。図鑑を調べたら、イイギリという木のようです。