帰り道は麦畑のそばを通りました。ツンと伸びた麦の穂は、「元気いっぱい」という感じがします。
青々とした麦畑が物語りや歌の背景になるのも頷けますよね。
もう、ツバメが来ていました。ヒューンと低空飛行です。ツバメが低く飛ぶと雨になるといいますが、のどかに晴れているのに、天気が崩れるのでしょうか。
菜の花にモンシロチョウ
春の日差しに誘われて、久しぶりに散歩に出ました。2時間以内に帰ってこられることを目標にして歩きました。
アールを車に乗せて連れて行き、桜の写真を撮ったところです。ハシビロガモがたくさんいた池は「溝沢の池」という名だということを初めて知りました。
池の辺には、立派な望遠レンズつきのカメラを構えた人がたくさんいました。目当ては何だったのでしょう。邪魔にならないように、そっと通り過ぎようとしたときに、池の辺の茂みに見慣れない鳥がいるのを見つけました。野鳥の本に照らすと、地面をチョンチョン歩いたり、茂みに隠れたりする様子から、ツグミの仲間のシロハラだったのではないかと思います。
今まで見たことのない鳥を見つけると、とてもいいことがあったような嬉しい気分になれます。
モンシロチョウが菜の花に戯れていて、春らしい散歩でした。
苔も生えてきました。
トキワハゼ(常盤爆)
ムスカリ
ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)
コトリを撮るのは難しい。
昨日の朝、ウグイスの声を聞きました。初鳴きにしては上手で、よくさえずり続けていました。
見に行ったら逃げてしまう、としばらく耳を傾けていたのですが、すぐそばで、ずっと鳴いているので我慢できなくなって、カメラを構えてそっとそっとドアを開けました。
気づかれないはずないですよね。
目の前のツツジの下から飛び去っていきました。驚かすんじゃなかった!「安心してさえずっていられる場所」と思ってくれたら、また、たくさん鳴き声を聞けるかもしれないのに。
今日は、スーパーの帰りに街路樹の枯れ枝でさえずっているコトリを見つけました。スズメよりも小さいけれど、カワラヒワでもメジロでもウグイスでもなく、たった一羽でさえずり続けていました。携帯ではうまく写真を撮れるわけもなく見上げていると、金網越しの草地に下りて、また鳴いていました。
家に帰って、野鳥の本を繰ったのですが、見つかりませんでした。あんなによく鳴いていたのに鳴き声もうまく表現できません。迷った幼鳥だったのでしょうか。