編みぐるみ

IMG_1074そろそろ夏休み、縫い物よりも編み物の方が好きと言って、去年も自由研究の相談に来てくれました。
忙しい中学生にも作れる、ちょっと見栄えもするもの。毛糸ならたくさんあるけれど、夏の季節感も忘れない作品は、なかなか難しいのです。
今年も、また、相談に来てくれるかもしれないので、編みぐるみの本を買ってきました。
可愛い作品がいろいろ載っています。
化繊綿も買ってきました。
カラフルなマカロンを作るのも楽しそうです。

フェアアイルニットの白地セーター

IMG_1051フェアアイルニットはシェットランドヤーンで編みたいと思うのですが、本を見ていて素敵な色合いと思うシェットランドヤーンのフェアアイルニットに、なかなか出会えません。
テレビで見た、オーストリアの少女が着ていた白地の編みこみ模様のセーターが印象的だったので、その雰囲気を思い描いて、私のフェアアイルニットセーターを作ってみました。
輪編みの4号針で、地色の白は2色使い、配色糸は9色使って編みました。

ロシアン・ブルーの気分で

IMG_1035-001IMG_1034-001猫の毛糸に出会いました。
私が選んだのは、ロシアン・シルバー・ブルーです。三毛猫や茶トラなどバリエーションも豊かです。

手編みの靴下用の毛糸なのだそうですが、手染めの純毛、ちょっとオシャレに使ってみたくなりました。

頭周りよりすこし大きな筒にして、裏返して中央を一ひねりして、ねじったところから半分に折り返すとルーズな感じの帽子になります。二重になるので暖かく、意外にかぶり心地もいいです。

半分に折らずに、そのままネックウォーマーで頭まで覆うと、カチューシャ風、首から耳が温かく覆われます。

3号針で150目を輪にして、ただメリアス編みを続けました。
100gで400m、枷になっている毛糸はかせくり器を使っても、ちょっと飽きる長さですが、親しい人の腕にかけてもらって、おしゃべりしながら解くのも楽しい時間かもしれません。
およそ63cmの輪で、46cmの長さに編めましたので、靴下にしたら、ハイソックスが一足編めそうです。

男性用フェアアイルニット・セーター

IMG_0967ピンクが印象的な風工房さんのデザインをアレンジしました。
ジェミーソンズのシェットランド毛糸には、植物や空や海の色など、さまざまな名前がついているのですが、海草、苔、マージョラムなどと命名されたナチュラルな緑を使ってみました。
2014-03-20風工房さんのピンクの花の代わりには、男の子っぽく青い帆船のモチーフを作ってみました。
色の組み合わせをいろいろ工夫したのですが、背景色の濃淡を入れ替えるだけで印象が変わったり、配色の難しさと面白さを痛感しました。
袖下まで編んだら、身頃と両袖全部あわせて輪編みで肩の減し目をするラグラン袖の編み方にも慣れてきました。
今シーズンの最力作です。

観梅の散歩

IMG_08602週続けての大雪だったようですが、こちらは雪のない週末で、梅林まで往復一万歩の散歩を楽しみました。
IMG_0855風は冷たくて、時折電線がなる音が耳をかすめましたが、身軽に歩きたいのでコートは着ずに、フェアアイルニットのカーディガンに帽子と手袋とマフラーで出かけました。
IMG_0857フェアアイルニットのカーディガンは風も通さず、歩いているうちに暑くなってマフラーを解いたのですが、家に帰り着くころには、汗ばんでいました。

フェアアイルニットの丸ヨークワンピース

IMG_0834風工房さんの丸ヨークのカーディガンをアレンジしました。
毛糸は、ジェミイソンズのシェットランド・スピンドリフトで編みました。
ヨークの部分だけでなく、全体に編みこみ模様を入れて、フェアアイルニットらしく暖かいワンピースにしました。
フェアアイルの毛糸で編んでこそ、軽くて暖かいフェアアイルニットの長所が生きるので、毛糸はイギリスに注文しています。
あらかじめ毛糸の必要量を予測するのはなかなか難しいのですが、途中で足りなくなると悲しいので、多めに取り寄せることにしています。でも、毛糸の太さは均一ではなく、同じ重さでも毛糸の長さは同じではないので、予測に失敗してあと少しのところで毛糸が足りなくなってしまうこともあります。
このワンピースも然り。
ちょっと足りないことに気がついたのが年末で、年明けに注文したところ、ほしい色は在庫切れでした。およそ一月中断して、やっと編みあがりました。
気恥ずかしいような、きれいな赤い花模様です。

ネックウォーマーとリストウォーマー

IMG_0786-001『風工房のトラディショナルニット』を見ていて、色がとてもきれいだと思ったので、手持ちのパーセント(リッチモア)で編みました。

フェアアイルニットは、フェアアイルの毛糸の特徴を活かして編みたいので、ジェミーソンズの毛糸をイギリスに注文します。昨年末、編みあがる前に毛糸が足りなくなってしまったので、お正月休みが明けてすぐ追加注文したのですが、一番ほしい色が欠品で入荷待ちの状態です。仕方がないので、手持ちの毛糸で編める小物を編んでいます。日本の毛糸なら、足りなくなったらすぐに買い足せます。

編むものがなくなってしまうと落ち着かなくて、「次は、これを編もう。」と、次に編むものも用意できていると安心できる編み物中毒なのです。

編みたくて、編むために編んで、編みながら「誰に似合うかな・・・」と思いをはせ、ときには勝手にプレゼントしています。

ティーポット・カバー

IMG_0727秋に編んだ、フェアアイルニットのベストに爽やかなハーブティの雰囲気を感じたので、残り毛糸を活用してティーポット・カバーを編みました。


IMG_0733寒い朝、2杯目の紅茶も熱く美味しくいただきたくて、寒い季節には紅茶の色が染み付いた母が作った古いティーポットカバーが登場します。
IMG_0730和裁をしていた母は、編むよりも縫う方が得意で、刺し子やパッチワークキルトを好んでいました。トップと綴じていた糸が切れたので修復しようとしたら、気ままな糸の運びで復元に苦労しました。リバーシブルの藍染めの方は紅茶の染みも目立たないので、もうしばらく使えそうです。

チュニック丈のフェアアイルニット

IMG_06182013秋の『毛糸だま』に載っている、風工房さんがデザインした空色のセーターの丸ヨークがとてもきれいなので、編みたくなりました。
本に掲載されているのは、編み込み模様は丸ヨークの部分だけの長袖セーターですが、袖と身頃のメリヤス編みは、途中で飽きてしまいそうなので、全体に模様を入れることにしました。編み込み模様を楽しく編みたいので、全体を輪編みにしました。

フェアアイルニットのマフラーとレッグウォーマー

IMG_0570『風工房のトラディショナルニット』を見ていて、編みたくなりました。
配色糸がたくさん使われていますが、パーセントは100色そろえているので、地色の毛糸を買い足すだけで編めました。
レッグウォーマーもマフラーも自分では使いそうもないのは分かっていても、編みたいと思ったので、とりあえず編んでみました。
「誰に似合うかな」と考えながら、でも勝手にプレゼントするのは、ありがた迷惑かな、とも思いながら編みました。