残り毛糸で編んだ膝掛け

IMG_1193娘から、「短期間の仕事だけど、職場が意外に寒いので膝掛けが欲しい」と連絡がありました。
手間をかけるよりも早く編みあがる方がよさそうなので、手持ちの残り毛糸を使ってモチーフつなぎにすることにしました。
カネボウ毛糸ミランの生成りが7玉ほどあったので、娘がセーターを編んだカラフルなループヤーンと合わせることにしました。
編んでみると、予想よりもたくさん毛糸が必要になりました。カネボウ・ミランのこげ茶色も使っても、モチーフをつなぎ合わせる毛糸が足りなくなって、目立たないベージュの毛糸を使ってつなぎました。
80枚のモチーフをつないで、62cm×77cmの膝掛けができました。

フェアアイルニットのベスト

IMG_1191『毛糸だま』163号からの、3枚目です。
ブルーがお好き、という風工房さんならではの明るくきれいな配色です。
ジェミーソンズのシェットランドヤーンのロイヤルブルーが効いているように思います。
縁編みは、ライトグレーだけではなく明るいブルーを配色した変わりゴム編みにしてみました。
編みたくて、編むために編みました。
誰に着てもらいましょうか・・・友だちと元気に遊んでいるしょうまくんが、さわやかに大きく育って、このベストを着てくれるといいな、と願って、しばらく待つことにします。

フェアアイルニットのスヌード

IMG_1167『毛糸だま』2014秋に掲載されている風工房さんのマフラーをスヌードにしてみました。使用毛糸は、ジェミーソンズのシェットランドヤーンです。
インタビューに答えている風工房さんが身に着けていらっしゃるマフラーです。『フェアアイルニット』の本の著者写真でお召しになっている、リッチモアのマイルドラナで編んだベスト(私も真似して編みました)となんだか似た雰囲気の色合いだと感じました。風工房さんがご自分のものとして選ばれる雰囲気なのでしょうか。
フェアアイルの模様編みと同じ配色をストライプにして組み合わせているのに、なるほどと感心しました。
使い勝手の楽しいスヌードになったと思います。

フェアアイルニットのポンチョ

IMG_1163『毛糸だま』2014秋号には、風工房さんのフェアアイルニットが載っていたので、すぐに編み始めました。
シェットランドヤーンで編むフェアアイルニットの本を探していたので、書店の店頭で、風工房さんの『色遊び277』を見つけたときには「これぞ待ったいた本」とすぐに求めました。『色遊び277』にはフェアアイルの図案がたくさんあり、どのページもほれぼれと見とれたのですが、配色毛糸の色番号までは書かれていませんでした。
ジェミーソンズの毛糸をそろえて真似しようか、自分なりに工夫して配色をアレンジしようか、いずれにしても簡単には作れそうも無い・・・と思っていたときに『毛糸だま』を見つけたので、すぐに編み始めたのでした。
シェットランドの毛糸で編んだポンチョ、とても暖かいです。ショール代わりに和服の上に羽織ってもよさそうです。

クンスト編みのプルオーバー

IMG_1098『毛糸だま』2011年夏号に載っているプルオーバーです。
リッチモアのシルクリネンを4号棒針で編みました。
クンスト・ストレッケンのモチーフ22枚をつなぎ合わせています。
襟は、スリットを縦に開けています。四角くつないだモチーフと三角に開いた襟は、なんとなく和服のムードも感じます。

クンスト編みに挑戦

IMG_1088クンスト編みというのをはじめて知りました。
棒針で編みでつくるモチーフです。
私が挑戦したのは、一辺が20cm程の正方形です。4辺に針を通すので、5本の針で編むことになります。
中心から編んで、最後に針にかかっている目を引きぬき止めると、針の真ん中が正方形の角になるのです。意表をつく仕上がりに、編み物狂いの心がくすぐられました。
どんな人たちに伝わった編み物なのか知りたくなりました。
クンスト編みとは、クンスト・ストリッケンのことで、これはドイツ語で棒針編みの技法、芸術ほどの意味です。つまり、ドイツ語圏の人に古くから伝わる美しい編み物なのだと理解しました。

編みぐるみ

IMG_1074そろそろ夏休み、縫い物よりも編み物の方が好きと言って、去年も自由研究の相談に来てくれました。
忙しい中学生にも作れる、ちょっと見栄えもするもの。毛糸ならたくさんあるけれど、夏の季節感も忘れない作品は、なかなか難しいのです。
今年も、また、相談に来てくれるかもしれないので、編みぐるみの本を買ってきました。
可愛い作品がいろいろ載っています。
化繊綿も買ってきました。
カラフルなマカロンを作るのも楽しそうです。

フェアアイルニットの白地セーター

IMG_1051フェアアイルニットはシェットランドヤーンで編みたいと思うのですが、本を見ていて素敵な色合いと思うシェットランドヤーンのフェアアイルニットに、なかなか出会えません。
テレビで見た、オーストリアの少女が着ていた白地の編みこみ模様のセーターが印象的だったので、その雰囲気を思い描いて、私のフェアアイルニットセーターを作ってみました。
輪編みの4号針で、地色の白は2色使い、配色糸は9色使って編みました。

ロシアン・ブルーの気分で

IMG_1035-001IMG_1034-001猫の毛糸に出会いました。
私が選んだのは、ロシアン・シルバー・ブルーです。三毛猫や茶トラなどバリエーションも豊かです。

手編みの靴下用の毛糸なのだそうですが、手染めの純毛、ちょっとオシャレに使ってみたくなりました。

頭周りよりすこし大きな筒にして、裏返して中央を一ひねりして、ねじったところから半分に折り返すとルーズな感じの帽子になります。二重になるので暖かく、意外にかぶり心地もいいです。

半分に折らずに、そのままネックウォーマーで頭まで覆うと、カチューシャ風、首から耳が温かく覆われます。

3号針で150目を輪にして、ただメリアス編みを続けました。
100gで400m、枷になっている毛糸はかせくり器を使っても、ちょっと飽きる長さですが、親しい人の腕にかけてもらって、おしゃべりしながら解くのも楽しい時間かもしれません。
およそ63cmの輪で、46cmの長さに編めましたので、靴下にしたら、ハイソックスが一足編めそうです。

男性用フェアアイルニット・セーター

IMG_0967ピンクが印象的な風工房さんのデザインをアレンジしました。
ジェミーソンズのシェットランド毛糸には、植物や空や海の色など、さまざまな名前がついているのですが、海草、苔、マージョラムなどと命名されたナチュラルな緑を使ってみました。
2014-03-20風工房さんのピンクの花の代わりには、男の子っぽく青い帆船のモチーフを作ってみました。
色の組み合わせをいろいろ工夫したのですが、背景色の濃淡を入れ替えるだけで印象が変わったり、配色の難しさと面白さを痛感しました。
袖下まで編んだら、身頃と両袖全部あわせて輪編みで肩の減し目をするラグラン袖の編み方にも慣れてきました。
今シーズンの最力作です。