12月に編んだフェアアイルと同じパターンです。
「同じではない方がいい」という希望だったので、地色を変えて、衿、袖ぐり、裾のゴム編みに配色を入れてみました。すこし明るい雰囲気になったようにおもいます。
フェアアイルのペアルック
ロングカーディガン
やっと完成!!
2009秋の『毛糸だま』に載っているロングカーディガンです。娘は、一目見たときから気に入ったようでしたが、ずっと編み始められなかったようでした。
「今は自分では編めないから、編んで欲しい」と材料の毛糸が届きました。
私の手元には編みたい物がいっぱいあるのですが、今すぐにも着たいという勢いに押されてしまいました。3週間で仕上げたいと思ったのですが、甘すぎました。
黒は見にくいので敬遠していたのに、黒地にグレーの濃淡の編み込み模様を引き受けたことを後悔しながら、でも、編みこみは楽しくて明るさを求めて日差しの中で編みました。
自分流にアレンジしながら編むことが多いのですが、「本のとおりに編んで」という厳しい注文でしたので、編み図のプリントミスを修正しただけで、本に忠実に従いました。
何よりも苦労したのは、衿のすくい目です。黒いのでよく見えない上に、細い0号針で拾わなくてはなりません。目数を正しく合わせなくてはならないし、手元灯りのもとで、何度もやり直しました。
私の手には余る大作でした。
チロリアンテープを使ったバッグ
手の込んだチロリアンテープですが、長さが限られているので、使い方を考えなくてはなりませんでした。
糸(オリンパス・エミーグランテ)の色を選び、テープに合わせて編み足したしたのもをバッグの形にしてくださったのは*hruru*さんです。
手にした限られた素材はどのようにしたらうまく生かせるのか考えます。
さんざん考えたすえにできた物に納得できたときは、とても嬉しく思います。そして、むしろ制約がある時の方がじっくり考えて工夫できるのではないかと思うのです。