ボレロの編み方

使用糸: リッチモア シルクコットン(20 シルバーグレー)6玉

用具: 6号2本棒針、6号輪編み針(80㎝)、5号かぎ編み針

編み方:

  1. 編み始めは、別糸鎖から87目拾う。 編み図を参照して260段編む。(一段5模様で21模様繰り返し。) およそ42㎝x82㎝の長方形になる。
  2. 袖口は2目一度を42回して45目にして、二目のねじりゴム編みを25段編み二目ゴム編み止めにする。 反対側の袖口も別糸から6号針に目を拾って、同様にする。
  3. 左右それぞれ、袖口から25㎝すくいとじして袖にする。
  4. 袖下から、裾側・衿側それぞれ124目ずつ輪編み針にとって(4段から3目拾う)二目のねじりゴム編みを20段編む。
  5. 縁編みは、5号鈎針でゴム編みの二目を一度に引き抜き編みして「鎖三して次のゴム編みの二目を一度に引き抜き編みする」、「 」をくりかえしてひと回りしたら、始めの目に引き抜きとめる。

ペアのバッグ

和紙の糸で編んだバッグと一緒に持ち歩くペアのバッグを作りました。 和紙の糸のバッグの裏地に使った布を四角く切り、四辺を縫い縮めて持ち手をつけました。持ち手は和紙の糸でマクラメ編みにしました。 ちょっと肩に羽織りたいものやブレイクタイムに口にしたいものを入れて持ち歩くのに便利です。

夏の手提げ袋

大きいバッグを持つよりも、荷物の種類によってバッグを分けた方が使いやすいので、和紙の糸で軽い手提げを編みました。 持ち手は組みひも風に編んでみました。 ジーンズに白いシャツなんていうスタイルに合いそうなバッグになりました。 荷物が二つになったら、日傘よりも帽子にしたくなります。

和紙の糸

春夏物の糸の売り場で、和紙の糸を見つけました。 昔あったアンダリアンとかいうシャリシャリした糸に似ていますが、和紙というのにひかれ、落ち着いた色合いも気に入って、買ってみました。

大きすぎず、メガネと文庫本の本を入れられる夏物のバッグが欲しかったのです。 カードケースが取り出しやすいように、サイドポケットを付け、携帯用のポケットは、ファスナーをちょっと開けただけですぐ取り出せる位置にしました。 ファスナーを付けるときの裏表に頭をひねってやっと裏地も付けました。

持ち手はちょっと工夫して、マクラメ編みにしました。

私のこだわりを詰め込んだバッグができました。 おそろいの帽子も編んでみました。

流行のファー帽子

毛並みに沿ってするりと滑る ファー・ヤーン。 上等な毛皮は 細いビンの口をするっと落ちるそうですね、ベルベットのファー・ヤーンもするする滑ります。 ベルベットの毛足の長い糸で編んだ帽子は、アフロヘアーのようなボリュームになりました。

私が もうちょっと若くて、もっと背が高かったら、颯爽と被って歩きたいこの帽子、*MOKO*ショップ、シリーズ「エトセトラ」で販売しています。

カウチンセーター考

最近のテレビに カウチン風セーターがよく出ますね。 月9のドラマで香取慎吾の「お花屋さん」も着ていました。

ホームページの表紙にカウチンセーターのペアルックの写真を使っている*MOKO*としては、カウチンセーターの流行は大歓迎です。 でも、いまどきのカウチン風セーターは、*MOKO*が作る トラディショナル・カウチンとはちょっと趣が違うような・・・・・・

昔ながらのカナディアンカウチンの大胆な図柄に比べると、最近のカウチン風セーターは、細い糸で編まれ模様も細かくなっています。暖房の行き届いた現代生活の中で、モノトーンのカナディアンカウチンのパターンをデザインに生かしたのが いまどきのカウチン風セーターなのでしょうね。

流行に合わせたほうがいいのでしょうか。

厳しい自然の中で生まれた 生活の知恵と祈りに培われてきたものを 簡単には切り捨てられないような気がします。 よりの甘い太い糸できつく編んだ 重いけれど冷たい風からしっかり守ってくれるカウチンセーターは、今でもオシャレなコートになると思うのです。

「ケープ・デ・オシャレ」

今シ−ズンの私ファッション、ショートケープとジャンパースカートのペアはとても気に入っています。 自分用には茶系で編んだのですが、紺と白で作ってみたかったのです。 予想通りの ケープの出来ばえに満足しています。でも、ジャンパースカートは 毛糸もたくさん必要ですし 編むのに時間もかかるので、サイズに迷ったまま まだ編めません。

茶家 さん

夙川の川べりで ゆっくりお茶を飲んで ほっこりできるお家に出会いました。

焼きたてのたいやきをふうふうと食べる楽しさは、こころをほぐし言葉が解けて素朴なおしゃべりが続きます。 手間を惜しまず、美味しくお茶をいただくことが大切にされているお家でした。

大きな松を背景に川面を被う桜がきれいな夙川ですが、茶家さんは苦楽園口に近く、明るく整備された川岸では、水の中の石を渡って遊んだり 犬との散歩を楽しんでいました。 犬連れの人は 縁側でお茶をいただける心遣いがうれしいです。

茶家さんに、*MOKO*のカウチンセーターのサンプルを置いていただきました。  お茶を飲みながら お手にとってみてください。

*MOKO*ショップ、リニューアルしました。

懸案だった *MOKO*ショップのリニューアルが完了しました。 「ログイン」とか「ユーザー登録」とかなじみにくい言葉は なるべく使わないで、街で買い物する感覚に近づけてほしかったのです。

新しく 編み込み模様のショートケープ、「ケープ デ オシャレ」シリーズの販売を始めました。 カウチンセーターのサイズも充実させました。 どうぞよろしく。

白い毛皮でお散歩

アールは 午後の暖かい時間に 一番活動しやすいようです。 柔らかい冬の日差しの中、セーターを脱いで散歩することが多くなりました。 伸びたばかりの毛は 子犬のようにやわらかく、 白くて大きいアールは犬種不明の不思議な犬に見えるかもしれません。

カウチンセーターは 散歩中によく目立ちました。 児童館の前を通るとき 子どもたちにセーターの説明をしたら、次に通ったとき 憶えていた女の子が、「このセーター 小母さんが編んだんだよ」と友達に話してくれました。  ゆっくり足を進めるアールに 「愛されているのね」と 不意に声をかけられ、 面映い思いをしたこともあります。