古い写真に手を加えたら、懐かしい表情が甦ってきました。
オスカーがいた4年間は、家族が大きく変わる時期でした。
家族の入退院が数回あり、結婚式が2回ありました。オスカーが ひとりで留守番しているときに、見たこともない人が「ただいま」と家に上がり込んで パニックになったこともありました。
オスカーは「ぼくが ママの子なんだ」と言いたかったのか、私が持ち帰ったスーパーの袋さえ誰にも触らせないような子でした。「ぬいぐるみ みたい」と言ってくださっても 噛まないかヒヤヒヤもので、こどもには近づかないように散歩していました。
アールは、一日のリズムで居場所を少しずつ変えることまで 見守られています。 おっとりと穏やかなのも当然ですね。