芝草の間に生えていました。目を凝らさないと分からないほどの、小さい花です。
「オオイヌノフグリの仲間ですが、花はずっと小さく、葉やがくなどに埋もれるように咲くので目立ちません。茎がまっすぐ上に伸びるため、『タチ(立)』の名があります。高さは10~30cm、道ばたや畑などに生えるヨーロッパ原産の帰化植物。」と図鑑に解説されています。高さは10cmに満たないのですが、その他の説明には当てはまりそうです。
長い間、高層住宅に住んでいた友人が、庭のある家に移った春には、「草の花が可愛いから、抜かずに眺めている」と言っていました。でも、今では、生い茂る草の勢いと、茂った草に潜む生き物とに閉口しているようです。
降っても照っても伸びる雑草、抜くのは一仕事です。雨上がりで土が柔らかいうちに、大きくなってかさばる前に・・・・・・