イベリス

img_1873-11今、家で一番目立っている花です。10年以上前から、毎年咲いてくれています。
名前を憶えられなくて、通り過ぎる人に尋ねられても、ゴメンナサイでした。
花の図鑑を探すと、「花がむくむくと盛り上がった砂糖菓子のようなので、英名をキャンディタフト」と説明されていました。意味の分からないカタカナ名まえは苦手ですが、これなら憶えられそうです。
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説明はさらに「4花弁のうち、内側の2弁が小さく、外側の2弁が大きくてアンバランスな花形から、和名をマガリバナといいます。」と続いています。これなら分かりやすくて、大丈夫です。
「いつまでも寒い」と思っていたのですが、もう5月、一面にタネツケバナが咲いていた畑には、麦が育ち、青々とした穂がツンと伸びていました。
いつの間に伸びたのか、イネ科の草は腰の丈ほどもあり、穂をたれています。水田にも水が入りはじめました。
この時期の散歩は「要注意」でした。黄色く枯れていれば、もう大丈夫ですが、青々とした草には、除草剤がかかっているかもしれないので、道端の草には近づかないようにしなくてはなりませんでした。
草刈機の音はうるさいけれど、刈り込まれた草の匂いには安心しました。
暖かくなる頃に小さな花を開く、春の野草とも、そろそろお別れです。

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