メヒシバ

20100607100223むかし、小穂を一本ずつそっと引いて、ブラブラ垂れ下がるようにしてかんざしに見立てて遊んでいました。オヒシバ(チカラグサ)の方が太くて角ばった感じで、小穂の引っ張りがいがありました。
いろいろな青草があるのに、メヒシバもオヒシバもなかなか見かけません。
この辺りには以前、牛乳の工場もあって、今でも牛舎が残っています。そのせいで、牧草や飼料についてくる外来植物が多いのでしょうか。
でも、この辺りでよく見る銀色の穂のイネ科の草は、帰化植物ではなく、野草図鑑に載っていました。
「花の集まり(小穂)に長い毛があり、尻尾のようなフワフワとした穂を作ります。河原や土手などに多く見られ、高さは30~80cmになります。根茎は漢方薬に使われます。」と説明されている、チガヤ(茅)でした。

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