クリスマスローズの花芽

陽射しが高くなってきたからでしょうか、クリスマスローズの花芽がみずみずしい緑色に光って見えます。
こぼれ種から育った株はたくさんあるのですが、花芽が出ているのは親株だけです。花芽が出るようになるまで何年かかるのかしら。今年の花芽は7つです。
室内にいると、陽射しが高くなってきたこともなかなか感じとれません。
散歩に出たら、目の前の枯れ草にいたジョウビタキを驚かせてしまいました。
カワラヒワにメジロ。・・・何年か前には「スズメよりも小さい小鳥がたくさんいる」と思っただけなのに、今は見分けられるようになりました。スズメにセキレイ、ムクドリにヒヨドリ。ツグミは地面に降りている姿もよく見ますが、声を聞いたことがないような気がします。
寒さも緩んだからか、トリたちに春の気配を感じました。

庭のメジロ

朝の冷え込みはきつくても、日ざしは春。メジロたちの声にも活気があります。
睦まじげなカップルもあれば、騒がしく争うこともあり、蜜を求めるのに夢中の独りものもいます。小鳥は小食の代表なのに、次から次へと花を渡って蜜を吸い続けるのですから、一口の蜜の量はきっととても少ないのでしょうね。
休む間のないメジロの動きを見ているのは飽きないのですが、観察できるのは陰になる方向からだけです。光をさえぎる影が動くとメジロは一気に逃げてしまいます。
写真も、明るい日差しを浴びているメジロを撮るのは無理です。
夢中にお食事中、危うく枝から落ちそうなメジロ君もいました。

日なたのスポット

洗濯物を干しに出たら、足元を猫が走り去りました。
チャコちゃんが帰った後、レオンが独占している日なたのスポットは、なるほど風は当たらないし、外して中途半端に立てかけてある葦簾は温かみを含んで、居心地がいいに違いありません。
レオンは、物置の陰にひそんで洗濯物を干し終わるのを待っています。でも、メジロたちのためには、レオンには退場してもらいます。
しばらく待っていたら、メジロが戻ってきました。人への警戒心はかなり薄れてきているのように感じます。

ベスト製作中

また、フェアアイルを編んでいます。
風工房さんの本から友人が選んだベストは、雰囲気がぴったりで納得感があり、編む楽しさが膨らみます。
フェアアイルは、色を変えるごとに毛糸を切らなくてはならないのですが、前後の身頃をつないで輪に編むだけで、糸を切る回数を半分くらいに減らせます。脇のはぎ代がいらないので、本を参照して編むときにも、身頃の幅を加減して前後の袖ぐり、襟ぐりへと編み進めています。
いつも、自分流に編んでいるのですが、人様の物を編ませていただくと、ちょっと緊張してきちんと考えるので、こんな私でも少し進歩できるように思えます。

変わり糸のスヌード

段染めだけでなく、ところどころにループヤーンも組み込まれている面白い毛糸をスヌードにしました。
凝った毛糸なので、編み方はシンプルにガーターにしましたが、まっすぐではなくジグザグの縞模様になるようにしてみました。幅は16cmくらいなのであまりかさばらず、ちょっとしたアクセントになると思います。

メジロのかくれんぼ

このごろ、メジロたちをたくさん見かけます。
スーパーまでの道でもメジロの声に見上げると、街路樹をかすめて10羽くらいの群が飛んでいきます。
山茶花の生垣で声がするので、目を凝らしてみると枝がかすかに揺れています。4~5羽はいるようで、カップルなのか、追いつ追われつ移動しています。
姿を捉えてシャッターを押したはずなのに、映った画面でメジロを見分けるのに苦戦してしまいます。アイコンタクトを交わしあっているカップルを写したつもりなのですが・・・

足元を温かく

娘が腰が痛いといってきました。
椅子に座った事務作業や、体育館でのスポーツ少年団の見守りなどは、足元から冷えるのかもしれません。
大寒も過ぎて、今さら・・・とは思うのですが、レッグウォーマーを編んで送りました。
手持ちの毛糸で色はそろうものの、地色にする毛糸の量は足りません。持ち糸だけで仕上がるようにちょっと工夫を加え、レッグよりもアンクルでいいことにして、「足元を温かく」という思いを形にしました。

風工房さんのベスト

編み物中毒じゃないかなって自覚しています。編む物が手元にないと落ち着かないのです。
暮れからお正月にかけて、合間をぬって編んだのがこのベストです。
風工房さんの色の取り合わせは、習いつくせません。「ここにこんな色を選ぶの?」と思っても、次の色、さらにその次の色と重ねていくと、そこはその色でなくてはならなかったと納得させられます。色は並べてみると、隣の色、さらにその隣の色とかかわりあって趣が変化するのですね。組み合わせる色の配置を見ているだけでは、編みあがったときの全体の雰囲気はまた変わるようにも思います。
持ち合わせの服とは雰囲気が違うのですが、何にでも合わせられる使いやすいベストになりました。

カマキリの卵

朝の霜が解けて、「お日様ってすごい」と思う頃、メジロの賑やかな声に誘われて、そっと外に出て日向でじっと待ってみました。道を歩く人、車の音などが絶えなくて、メジロたちはなかなか戻ってきません。諦めて室内にもどると、また、メジロたちが囀り始めました。今度は、ジョウビタキの声も聞こえたので、そっと確かめに行こうとしたら、急に静かになりました。
「今度は、キミね。」一点をにらんで身を潜めている猫です。「キミは来てくれなくてもいいの。」エコヒイキな分け隔てなのは分かっていますけど、ちょっと我儘を言いたくなります。
繁茂したルコウソウの蔓をほどいたときに救出したカマキリの卵です。
卵を保護したけれど、カマキリくんたちと親しくしたいと熱望しているわけでもありません。

2枚目のケープ

友人の好みを聞いて編んだケープです。
裾から編み始めて、減目をしながら編み進みシンプルに形ができるのが気に入っています。また、並べられた図形の意味を考えてみるのも面白く、何度でも編んでみたいと思うケープです。
友人の好みに合わせたら、なんとなくメルヘンチックなケープになったような気がします。
クリスマスのプレゼントに、ガラスでできたトナカイが引くそりに乗るサンタクロースの小さい置物を選ぶ彼女になら気に入ってもらえそうです。