
節分の日は、昼を過ぎても気温が上がらなかったので、観梅は一週間伸ばしました。
やっと、2~3分咲き、今日にしてよかった。
携帯を新しくして、万歩計が復活したので「5000歩になるまで進もう」と歩き始めました。
センダンソウの実がアールにくっつかないか心配したり、立ち止まるアールを待つこともありません。アールを連れてくるときは車を使ったのですが、公園の奥まで歩いても、まだ4000歩でした。
気ままに梅園を巡って出口で5200歩、すこし遠回りをして帰ってきても、一万歩には届きませんでした。
残念だったのは、冠毛をちょこんと載せたヒバリをカメラに収めたかったのに、間に合わなかったことと、枯れ草の空き地でチッチッと澄んだ声でさえずる小鳥の姿を、どうしても見つけられなかったことです。


モズの声?

朝の冷え込みはきつかったけれど、雲ひとつなく晴れ渡っています。
ジョン、ジョン、としきりに鳴く声。電柱の上に伸びる金属棒の先端で啼いていました。
たしかに縄張りを主張するような啼き方、目を凝らして見上げると、ずんぐりした体型、きっとモズです。
お日様の暖かさを賛美するかのように、小鳥たちがさえずっています。
家の中はシンと静かな休日の朝、パソコンのマウスを操作する手を冷たく感じます。
今年、右手にしもやけができました。何十年ぶりのことか・・・
パソコンの前に座ると、いつもアールが傍にいました。ときどきアールのお腹をなぜながら、「左側に来てくれるとマウスが使いやすいのに。」なんて思っていました。
アールのおかげでしもやけにならなかった、と納得してしまいました。
立春の散歩
散歩というと「アールがいてくれれば・・・」と思ってしまいます。
寒い立春ですが、道端にはイヌフグリの青い花が風に揺れ、地面にくっついているタンポポも綿毛を飛ばしていました。
ツグミを見つけると、ツグミも首を伸ばして気配を察知し、「そんなにたくさんいたの」と思うほど、一度にさっと飛び去ってしまいます。ツグミを間近に見るには、アールのようにのっそりゆっくり歩かなくてはならなかったようです。
ムクドリは頓着せずに畑を歩き回っていました。
午後暖かくなったら、アールとよく歩いた公園に梅見に行ってみようと思っています。
寒中お見舞い申し上げます。

地元の野菜を買いに畑の中を歩いていくと、もう日は高いのに、まだため池には薄氷がありました。寒いはずですね。
陽だまりの笹竹の先には、シメが止まっていました。思いがけず野鳥に出会えるなんて、今日はいい日に違いありません。
メキャベツは案の定スーパーの3倍くらい入っている袋が100円でした。ラディッシュは生でかじるには大きすぎ?一番高かったのが4本のストックでした。
白い山茶花

冷え冷えと曇っている朝は、垣根の中に一本だけある白い山茶花が目を引きます。
毎年、紅い木よりも一足早く咲いていたのですが、今年はゆっくりと大きな花をつけました。
ジョジョジョジュンジュンとよく啼くメジロがいつも来ていたのですが、このところ食いしん坊のヒヨドリ夫妻に追いやられてしまっています。
寒くなってきましたね。
水をまくと、こそっと動く姿を目にしていたカエルくんも見かけなくなりました。石の上にいるから白っぽいのではなく、草の中でも白いカエルくんです。
春先、白いオタマジャクシとかいって騒いでいたような気がするのですが、今年お馴染みになったうちのカエルくんです。
アールがいなっくなったのを確かめるように、猫がゆっくり窓をのぞきこんで歩いていきます。この前はイタチがさっと走り去るのが見えました。(そんなに田舎じゃないと思うのですが。)
カエルくんにとって、安全な庭ではなくなってしまったようですが、冬の間の寝床をみつけたのでしょうか。
お散歩日和
「寒さには強いはず」と獣医さんには言われるのですが、ちょっと気温が低い日が続いた間、アールはお腹をこわし毛布にくるまり、お散歩もパスしていました。
「まだ、歩かないかもしれないな。」と思いながら散歩に連れ出してみたら、久しぶりに公園の一番奥まで足を伸ばしました。 ずいぶん久しぶりのことでした。
アールと歩くとうれしくて、ツツジのピンクがひときわ鮮やかに見えました。 つがいのコゲラも睦まじそうでしたし、リリロ・リリロ・チュリリリと鳴きながら飛んでいたカワラヒワもさわやかな風と戯れているようでした。
一回りしたアールは、つまずいて転んだ石畳の上にそのままごろんと寝てしまって「もう動きたくない。」
八重桜の公園
アールの足腰の衰えが気になり、少しでも歩かせたいのですが、頑固なアールは散歩も一回しか行かない日が増えました。 一昨日、久しぶりに「車で連れて行って」とアピール。 「今日は歩いていく」と言っているのに、意思が伝わっていないと思うのか、何度も「車で…」と頑固モードになったのですが、 「お休みの日は込んでいるからダメ。 アシタね。」と説得しました。
「明日」と言う意味はわからないのでしょうけれど、アールにとって「アシタ」は、「アールの言い分はわかったよ。」ほどの意味として伝わっているのでしょうか。
約束なので、アールを車で公園に散歩に連れて行きました。 ソメイヨシノは小さな葉が出て薄緑色でした。 落ちていたガクがアールの足にいっぱいつきました。
もう、満開の八重桜の花が重そうでした。 ツツジもハナミズキもフジも咲いていました。 お隣の庭には風にも負けずに緋牡丹が咲いています。 桜の後、こんなに一気に花盛りになっていたかしら。 「今年は桜が早い」と騒がしかったにしては、桜満開の入学式だったとは思うのですが…
春の公園
暖かくなってきたので毛布はいらないかしら、と思ったら、「コホッ」と軽く咳払い、毛布にくるまれて寝たいという合図です。 冬の間、夜中に冷えてくると、「コホッ」と軽く咳をするので毛布をもう一枚掛けそえていたことから、軽く咳をすることが、「毛布がほしい」という合図になったようです。
行きつ戻りつしながらも、春は一歩ずつ近づいてきました。
久しぶりに池のほとりの公園に行ったら、春の花がいっぱいで、サクラの蕾もふくらんでいました。 目の前をさっと飛び過ぎたのはツバメでしたよ。

ヒイラギの花
家に入ろうとする時、ほのかな香りにヒイラギの花が咲いたのに気付きます。 近づいてみると、レモン色のスズランのような可憐な花房です。 写真に映したかったのですが、白いアールの陰で背景に溶け込んでしまうような静かな花です。
春先は気だるいのか、朝の餌も食べずに午前は寝て過ごすアールです。 ちょっと心配でマグロの切り落としを買ってきたら、むっくり起き上がりました。 マグロは調子が悪い時の特別メニューで、元気になると「ドライフードが自分の餌」と決め込んでいるふしのあるアールなので、少し調子がよくないのかもしれません。 それとも「大事にしてもらえている」という満足感が食欲につながるの?
「歳をとってきたからか、だんだん頑固で我がままになってくるみたいです。」と獣医さんに言ったら、「そう、人間と同じね。」ですって。 

