フェアアイルニットのスカート

IMG_0193-001季節外れなのですが、フェアアイルニットのスカートが編みあがりました。
私のフェアアイルニットの中で、もっとも愛用しているのが3年前に編んだスカートです。ジャンパースカート風に着て外出したのは一回だけで、もっぱらロングスカートとして家で着ています。とても温かくて楽なのです。
今回は、ウエストに3cm幅のゴムを入れた、シンプルなロングスカートにしました。
真っ直ぐ輪編みにして、ヒップからウエストにかけては、すこし目を減らしました。
唐草のような花のようなこの模様は、ケープを編んだときにも使ったのですが、複雑な形なので、図案と首っ引きでした。今回、これだけ繰り返して、やっと覚えました。
シェットランド毛糸の色も次第に集まってきて、配色を試せるようになってきました。ケープ付きベストを編んだパープルが気に入ったので、このパープルをメインに配色しました。

フェアアイルニットのチュニック丈セーター

IMG_4343-001もうセーターの季節ではないのですが、フェアアイルニットを編み続けています。
『風工房のフェアアイルニット』を参考にして、楽に着られるように肩から袖を丸ヨーク風にアレンジしました。
編み方も、裾から輪編みにして、模様が欠けないように目数を計算しながら、脇ではなく全体で目を減らしました。袖下まで編んだところで、作り目をして肩から衿まで編みました。
全部輪編みで、接いだところはないのが、ちょっとうれしい編み方でした。
くるっと丸まる長いマフラーがアクセントです。

フェアアイルニットのカーディガン

IMG_4306編んでみたいと思っていた、2010年冬の『毛糸だま』に載っている風工房さんデザインのフェアアイルの毛糸で編んだカーディガンです。
誰かのために編むときは着る人に合わせてアレンジをすることが多いのですが、ただ編みたかったので、本のとおりに編んでみました。アレンジするには、模様の目数や大きさに合わせたゲージの計算など、よく吟味してから編み始めます。「本のとおり」なので気軽に編み始めたところ、見逃しや思い違いがあって何度も編みなおすことになってしまいました。
事前にじゅうぶん準備して、気を引き締めて編むことが大切なのですね。
IMG_4309だんだん暖かくなってきましたが、私の毛糸編みのシーズンはまだまだ続きます。
次の作品のためし編みもスタートしました。「編みたい」気持ちが続いている間は、私は元気でいられそうです。

フェアアイルニットのタートルネックセーター

以前に編んだ、前開きファスナーのカーディガンと同じ柄で、白い衿のタートルネックセーターがほしいと言われました。
カーディガンは、リッチモアのパーセントで編んだのですが、すこし薄手になるようにマイルドラナで編むことにしました。
パーセントとマイルドラナとでは、毛糸の色揃えが違うのですが、なるべく似た感じになるように毛糸を選びを工夫しました。
24目単位の模様を希望のサイズに合うように、図柄をあわせて目数を計算するのは、頭の体操になりました。
ご希望にそった物が編みあがると、とてもうれしくなります。

フェアアイルニット・ベストをまた編みました。

2010冬の『毛糸だま』に掲載されているマーガレット・スチュアートさんデザインのベストです。
本の写真では、鮮やかなオレンジ色が目立ち、ちょっと敬遠したい気分でした。編んでみると、写真で見るよりも、地色の緑は黒くなくて、思ったよりも明るくカラフルなベストになりました。
12月に編んだ「アイボリーをベースにした多色使いのベスト」もマーガレット・スチュアートさんのデザインでした。
フェアアイルニットでも、本の同じページに掲載されているドレーン・ブラウンさんの作品とは雰囲気が違います。ブラウンさんの作品には大地のような安定感を感じ、スチュアートさんはヴィヴィットな明るい色を使いこなしているように感じます。
フェアアイルニットの図案と地色配色糸の組み合わせは限りないのですから、もっと、いろいろな作品を編んでみたくなります。
いつか、私の編み物を着てくれる人のことを考えながら、私なりの配色ができるようになりたいものです。

フェアアイルニットのショートケープ

昨年末に編んだ紫のフェアアイルニット・ベストに合わせて、ショートケープを編んでみました。
ショートケープは裾から編み始めて、ラグラン袖風に目を減らしました。減らし目を数えながら編んだので、メリヤス編みも退屈しませんでした。着心地はこれから試します。

紫色のフェアアイルニット・ベスト

2010・冬の『毛糸だま』に載っているドレーン・ブラウンさんのフェアアイルニットは、派手に目を引くデザインではないのですが、伝統に根ざした落ち着きを感じます。
本では、袖にも編み込み模様を入れてカーディガンになっていたデザインをベストにアレンジしました。模様の入らない部分はちょっと退屈しました。フェアアイルニットは、目数を数えながら模様ができるのが楽しくて、夢中になれるのです。でも、この模様を全体に繰り返したら、模様のよさが生かされないような気がして、本に倣って裾模様にしました。
ジェミーソンズ シェットランド・スピンドラフトの紫色が気に入ってます。
今年も楽しく編み物ができました。

明るい色のフェアアイルニット・ベスト

今年の『毛糸だま』春号に掲載されていた、アイボリーをベースにした多色使いのベストを編んでみました。
フェアアイルニットの作家、マーガレット・スチュアートさんのデザインです。
明るい色をたくさん使うので、編んでいてとても楽しい気分になれました。
輪編みにしたので、模様がきれいにつながるように目数を調整して、衿ぐりとアームホールはすこし大きめにしました。
春の花畑のイメージなのでしょうが、ポインセチアが並んでいるようにも見えるので、クリスマスに着てみたいと思っています。
使用毛糸は、ジェミーソンズ シェットランド・スピンドリフトです。

フェアアイルニットの前開きベスト

同じ模様の3枚目のベストです。
このパターンは、使う毛糸の色数が多いので、同じ物を2枚編むつもりで毛糸を注文しました。
2枚編んでみて、すこし毛糸を足せばもう一枚編めそうでした。地色の毛糸と配色糸、合わせて4玉追加しました。
3着目は、縁編みの配色を残り毛糸の量に合わせて工夫しました。前開きにしてほしいと言われ、前たての縁編みが追加になったので地色が足りなくなり、途中で毛糸を取り寄せました。
一枚目は自分用、2枚目は広島、3枚目は東京、なんだか、いろいろなところで分身が生きているような感じです。

フェアアイルニットの男性用ベスト

フェアアイルニットを編みたいときは、まず、『風工房のフェアアイルニット』を開きます。
赤と青でイギリス的な印象に仕上がっているセーターは、私が好きなデザインです。このパターンを緑と青の配色にアレンジして、男性用のベストを編んでみました。
ジェミーソン&スミスの毛糸を使ったので、抑えた感じの色合いの軽くて暖かいベストになりました。気軽に着てくれるといいなと思っています。
ジジが来てからも編み続けていたベストです。一目ずつ編むごとに引き出されていく毛糸の動きは、猫にとって興味の尽きない動きだったのではないかと思うのですが、一度も邪魔されることなく編むことができました。
「さわってはいけない」というメッセージを読み取ることができる賢い猫、と思うのは猫バカかしら。