季節外れなのですが、フェアアイルニットのスカートが編みあがりました。
私のフェアアイルニットの中で、もっとも愛用しているのが3年前に編んだスカートです。ジャンパースカート風に着て外出したのは一回だけで、もっぱらロングスカートとして家で着ています。とても温かくて楽なのです。
今回は、ウエストに3cm幅のゴムを入れた、シンプルなロングスカートにしました。
真っ直ぐ輪編みにして、ヒップからウエストにかけては、すこし目を減らしました。
唐草のような花のようなこの模様は、ケープを編んだときにも使ったのですが、複雑な形なので、図案と首っ引きでした。今回、これだけ繰り返して、やっと覚えました。
シェットランド毛糸の色も次第に集まってきて、配色を試せるようになってきました。ケープ付きベストを編んだパープルが気に入ったので、このパープルをメインに配色しました。
フェアアイルニットのチュニック丈セーター
フェアアイルニットのカーディガン
編んでみたいと思っていた、2010年冬の『毛糸だま』に載っている風工房さんデザインのフェアアイルの毛糸で編んだカーディガンです。
誰かのために編むときは着る人に合わせてアレンジをすることが多いのですが、ただ編みたかったので、本のとおりに編んでみました。アレンジするには、模様の目数や大きさに合わせたゲージの計算など、よく吟味してから編み始めます。「本のとおり」なので気軽に編み始めたところ、見逃しや思い違いがあって何度も編みなおすことになってしまいました。
事前にじゅうぶん準備して、気を引き締めて編むことが大切なのですね。
だんだん暖かくなってきましたが、私の毛糸編みのシーズンはまだまだ続きます。
次の作品のためし編みもスタートしました。「編みたい」気持ちが続いている間は、私は元気でいられそうです。
フェアアイルニットのタートルネックセーター
フェアアイルニット・ベストをまた編みました。
2010冬の『毛糸だま』に掲載されているマーガレット・スチュアートさんデザインのベストです。
本の写真では、鮮やかなオレンジ色が目立ち、ちょっと敬遠したい気分でした。編んでみると、写真で見るよりも、地色の緑は黒くなくて、思ったよりも明るくカラフルなベストになりました。
12月に編んだ「アイボリーをベースにした多色使いのベスト」もマーガレット・スチュアートさんのデザインでした。
フェアアイルニットでも、本の同じページに掲載されているドレーン・ブラウンさんの作品とは雰囲気が違います。ブラウンさんの作品には大地のような安定感を感じ、スチュアートさんはヴィヴィットな明るい色を使いこなしているように感じます。
フェアアイルニットの図案と地色配色糸の組み合わせは限りないのですから、もっと、いろいろな作品を編んでみたくなります。
いつか、私の編み物を着てくれる人のことを考えながら、私なりの配色ができるようになりたいものです。
フェアアイルニットのショートケープ
紫色のフェアアイルニット・ベスト
明るい色のフェアアイルニット・ベスト
フェアアイルニットの前開きベスト
フェアアイルニットの男性用ベスト
フェアアイルニットを編みたいときは、まず、『風工房のフェアアイルニット』を開きます。
赤と青でイギリス的な印象に仕上がっているセーターは、私が好きなデザインです。このパターンを緑と青の配色にアレンジして、男性用のベストを編んでみました。
ジェミーソン&スミスの毛糸を使ったので、抑えた感じの色合いの軽くて暖かいベストになりました。気軽に着てくれるといいなと思っています。
ジジが来てからも編み続けていたベストです。一目ずつ編むごとに引き出されていく毛糸の動きは、猫にとって興味の尽きない動きだったのではないかと思うのですが、一度も邪魔されることなく編むことができました。
「さわってはいけない」というメッセージを読み取ることができる賢い猫、と思うのは猫バカかしら。