マツバウンラン

201005111212381細い茎の先についた薄紫の花が可憐です。
マツバウンランは、「北アメリカ原産でアジアや南アメリカの温帯に帰化している越年草」で、日本に入ったのは、昭和の初めの頃のようです。「花冠の長さが12mmほどになるものは、変種としてオオマツバアウンランと呼ばれる」とありますので、これはオオマツバウンランの方といえそうです。
20100511121133図鑑の隣のページに載っているのがツタバウンランで、これは、家にもたくさん生えています。野草図鑑を見て、「ムラサキサギゴケ」という名だと思った草です。帰化植物図鑑に載っているツタバウンランの説明には、地中海原産と書かれています。
ムラサキサギゴケは、ツタバウンランのもう一つの呼び名なのでしょうか、それともよく似ている日本在来の野草なのでしょうか。
野草の名を知りたいと思うのですが、よく似ているものとの違いを見極めるのは難しいです。

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