今朝の散歩で見つけました。
毎年見るのですが、いつ頃咲くか思い出せぬまま、花の時期を待っていました。
野草の本には、「花が、茎にねじれながら並んで付くので、この名があります。草原や芝生の中などに生え、高さは10~30cmになります。花は、小さいながら、よく見るとカトレアの花に似ていて、ランの仲間と納得できます。」と説明されています。(別名、モジズリ)
携帯のカメラでは接写のピントを合わせきれなくて、花の形までは写せませんでした。花がねじれてつくことで、茎のバランスをとることができるようです。
一本だけ、白いネジバナをみつけました。本には、白い花もあるとは書かれていないのですが、たしかにネジバナです。他はみな同じようにピンクのなかが白いのに、この一本だけ、外側も白でした。
ネジバナは、一目でこの花とわかる名です。名前を聞いたことがあれば、「きっとこの花に違いない」と思うほどの名です。
名まえって、面白いし、名前に振り回されてしまったりもします。
この前「カルトン」と教えてもらった花は、アーティチョーク(チョウセンアザミ)でした。カールトンとも呼ばれるようですが、手元の本にはその名はありませんでした。名まえに頼らずに、写真を見くらべて探せば分かったはずです。アーティチョークと分かっていたら、蕾を試食したのに、と残念です。