畑の畔、用水の辺でよく見かけていました。特徴的な細長いサヤが目立つので、「何かな」と思っていました。
茶色く乾いたサヤを開いてみると、細かい粒が入っています。この粒は、よく見るハブ茶の粒です。
そういえば、祖母の家の裏の畑にあったようにも思います。祖母にはあまり懐かなかったのですが、子どもの頃からずっとハブ茶を飲んでいました。
ハブソウは江戸時代に薬用として渡来したようです。『帰化植物写真図鑑』には、「有害植物で牧草地の強害草である。」と書かれています。もともとは「薬用」で、実を煎じてお茶として利用しているけれど「有毒植物」とは、どんな成分が含まれている草なのでしょう。